こんにちは、ドクダミ淑子です。
育児が始まる前と、始まった後で印象がとても変わったことがあります。
それは、夫の休日出勤について。
今回はそんな、育休中妻と在宅勤務夫のあれこれの話を。
突然の「明日も仕事」発言
私の夫はわりと忙しい仕事をしています。
多くの人が関わり、突発的なトラブルもそこそこ起きる、そんな感じの技術職。
普段は21時くらいに仕事を終えて、その後寝かしつけに参加しています*1。
そんな夫が、金曜の夜に突然宣言するんですよね。
「オレ、明日も仕事だから」
ハァ!?
出産前は「自由時間」だと思えていた
出産前もこういうのはあって、その時は「土曜は1人か・・・じゃあ○○に行こうかな」とか、「積んである本でも読むか」とか、まぁそんな感じで、「1人の時間が増えたな」くらいの認識だったんですよね。
しかし、今はそうもいかない。
「月曜日から金曜日まで育児していて、やりたかったこととかちょっと遠い買い物に行きたいとかあったのに、突然明日も仕事って・・・」って気持ちになってしまう。
私だって、彼の休日出勤同様に、育児の休日出勤って気持ちになってしまう。
それも、普段の土日はかなり育児への負担を軽く感じているからかもしれないけれども。
「子どもと遊んでいるだけじゃん」と言われると
それで私がブーブー言うとですね、彼はこんな返しをするのです。
「子どもと遊んでいるだけじゃん」
まぁそうなんだけどさ・・・いやちょっと待て!
「夫くんは土日遊んでいるだけかもしれないけど、私は平日遊びながら家事をしたりしているんだよ。それはちょっと違う!」
「そうなの?」
「そうなの!」
彼からすると、普段の土日は「子どもと遊びまくる」なんですよね。
それが「楽しいこと」であり「やりたいこと」。
逆に仕事している平日や休日出勤の日は、それが出来なくて寂しがっているんです。
だから、その楽しいことをしているのが土曜日まで延長されただけなのに、何を文句を言うのか?と不思議に思っているのです、心の底から。
・・・なんて子ども大好きちゃんなんだ。
いや、私だって大好きだけどさ。
平日の関わり方
さて、そんな子ども大好きな夫なので、平日に少しでも関わる時間を作ろうとしているんですよね。
仕事の合間に見に来たり、遊びに来たり。
それについても先日モヤっとすることがありました。
それは、私が夕飯を食べさせている時。
離乳食を食べさせている私の背中側に立ち、子どもに面白い顔を見せたり、左右に揺れて子どもの気を引いてくるのです。
子どもは、食事を忘れてパパにくぎ付け、そして爆笑。
・・・おい、ちょっと待てぇっ!
わかるんですよ、平日の短い時間にも子どもと接点を取りたいっていうのは。
見ているだけじゃ子どもに気づかれないから、ふざけたいっていう気持ちも、わかりますよ。
でも、そういう「遊び」だけじゃダメなんだよ。
あと、タイミングが悪いんだよ。
「そんなことするなら、ご飯あげるの代わって!」
「え?オレ、忙しいのに・・・」
「忙しいならここに来れないですよね?」
という感じで、3分くらい離乳食をあげるのを代わってもらいました。
NO MORE 休日出勤
そんな感じの我が家なのですが、今まで大きなケンカはなく、まぁなんだかんだで上手くやっていると思います。
ただ、そんな我が家でも、こんな感じのちょっとしたモヤモヤはあるので、これが自分とパートナーの育児と仕事のバランスに悩んでいるご家庭だと、もっともっとモヤモヤ、どころかモクモクすることもあるんだろうな。
こういう「事件(とも言えないもの)」を経ると、すごく思うことがあります。
それは、残業も、休日出勤も、家族に負担をかけているってこと。
「家族」というのは、この場合妻だけではなく、子どもにも負担がかかっているんですよね。
大好きなパパと遊べなかったり、食事時に邪魔(と子ども本人は思っていないかもしれないけど)が入ったり。
「残業は悪」「休日出勤は極悪」、これがもっと一般的になってほしいなぁ・・・と、子どもが生まれた今、改めて思うのです。
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*1:少し前までの無理やり仕事を終わらせてお風呂に一緒に入るスケジュールは、子どもにも彼にも負担が大きくなり、やめました。