こんにちは、ドクダミ淑子です。
先日、離乳食を載せるインスタを始めたという話を書きました。
その後もこつこつと続けています。
また、同じくらいの月齢の方をフォローしたり、フォローされたからフォローバックしたりと、ぼちぼちと交流していたりもします。
なんていうか、離乳食アカウントは「同志」って思っている、勝手に。
そんな中、他の方の写真やキャプションを読んでいると、時々思うのです。
「ああ、離乳食って・・・沼だな」
沼って、あの「沼」じゃないよ?
沼というと、アレを想像する方もいるかもしれません。
どこかのプロレスラーが考案した、減量飯。
たっぷりの具材と少量の米を炊飯器にぶちこんでスイッチオンした、アレを。
まぁ、離乳食も沼みたいなもんなんですけどね。
オーガニック沼、無添加沼、脱砂糖沼、手作り沼…
でも、今回のはそっちの「沼」の話ではありません。
離乳食となると、赤ちゃんの健康を考えて、とにかく「こだわり」を見せるママがいるのです。
オーガニックで無農薬の食材しか使わん!となったり、食塩や砂糖を敵視したり、ベビーフードを敵視したりと、「ママの手作りで安心安全な離乳食を食べさせています!むしろそれ以外を食べさせるなんて信じられん!!」となるママ達が。
先日、「電子レンジは電磁波がつくから、うちは冷凍したものはセイロで蒸しています」みたいな人まで見かけてしまい、しかもその人が「理系の育児」みたいな本を読んでいて自称理系の育児をしているらしく、私は口がしばらく開いたままになっていました。
「電磁波がつく」ってどういうこと?
電磁波がついた食事を食べると5Gにつながるとか、そういうこと?
しかし、どれもこれも全部、「赤ちゃんのため」と思って全力を尽くした結果なのだ。
ああ、離乳食は沼なのだ。
ハマればハマるほど、気分は高揚するかもしれない。
でも、何か別の物が削られていくような気もするのだ。
思い出すのは、ジャンク禁止の代償の話
赤ちゃんの成長のために、良いものを食べさせたいという気持ちはわかる。
でも、そのために「どこまで」「いつまで」そういう沼にハマった食生活を続けるのだろう?とも思ってしまう。
そんな時に思い出すのが、産休前に会社の同僚としていた会話。
「うちの猫、ちゅ~るが欲しいと凶暴化するんだけど!」
聞くところによると、その猫ちゃんは4歳になるまで、カリカリのドライフード以外を食べたことがなかったそうです。
「それ、厳しい親に育てられて、大人になって初めてマックに行った人と同じ話じゃないですか・・・?」
また別の人も言います。
「大人になって初めてカップラーメンを食べると、ものすごく美味しく感じるらしいからね・・・『こんな美味しいものが世界にはあったのか』って涙が出るほどらしいよ」
「やばいっすね~」
沼にハマったオーガニックママ達は、いつ、どうやってその沼から抜け出すのだろうか?
それとも、ずっとずっと、そのオーガニックな暮らしを続けるのだろうか?
ジャンクフードが大好きな私は、そんなことをついつい、考えてしまうのだ。
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