ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

プライベートのジャムおじさん

f:id:dokudamiyoshiko:20210823115412p:plain


こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

先日のアンパンマン、『ジャムおじさんとベンチさん』を見ました。

その前の「ゴールドばいきんまん」に続き、人気回の再放送か?と思ったのですが、どうやら違うようですね。

なかなか面白い回だったので、ツッコミを入れながらアンパンマンを見ていない皆様にもシェアしたいと思います。

 

 

テーマは、ジャムおじさんの休日

ある日のことです。

いつものように「おいしくな~れ」「おいしくな~れ」と唱えながらパンをこねるジャムおじさん。

額には玉のような汗が浮かび、心なしか疲れているように見えます。

 

そしてパンが焼き上がり、配達に行こうとすると、バタコさんがジャムおじさんに言うのです。

「みんなで決めたの、今日はジャムおじさんに休んでもらおうって」と。

あ、やっぱり疲れてたのね。

ワーカホリック気味のジャムおじさんが、「(配達に行かなくていいなら)じゃあ倉庫の掃除でも」と言うのを優しく制止するアンパンマン。

 

きっとほぼ休みなしで働いているのでしょう。

通常のパン配り(販売ではない)業務に加え、新商品の開発や、やってきたお客さんとのコラボパン(ニンニクが来たらガーリックトーストなど)作り、そしてアンパンマンの新しいパンを急遽焼く業務とそのための仕込み作りなどなど、ジャムおじさんの業務は多忙を極めています。

 

さて、そんなこんなで突然休日になったジャムおじさんは、絵を描きに行くことにしたようです。

お、いいね!

もともと趣味だったのに、最近は忙しくてなかなか出来ていなかったのでしょう。

ブラック企業勤めだと、「休みになってもすることがないし、何していいかわからないから働く」みたいな人がいる中、趣味があるっていうのは素晴らしいことだぞ。

 

しかし、ここから物語はあらぬ方向に展開していくのです。

 

 

ジャムおじさんの裏の顔

絵を描く場所を探す、ジャムおじさん。

紆余曲折を経て、洞窟の中の腐海的なところで、不自然に置かれたベンチの絵を描くことになりました。

 

休憩中にサンドイッチとコーヒーを楽しむジャムおじさん。

そして、一言つぶやくのです。

「バタコの入れたコーヒーは最高だねぇ」

・・・あれ?「バタコ」って呼び捨てにしてる。

私のイメージだと、本人の前では「バタコさん」って言っていた気がするけど、どうなのかしら?

その引っ掛かりは、後のセリフでツッコミポイントに変わります。

 

そうこうしていると、絵のモチーフにしていたベンチが喋りだします。

「私はベンチさんです」「私はジャムおじさんです」とお互いに自己紹介。

あれ?

さっき「バタコ」って呼び捨てにしていたくせに、自分のことは「ジャムおじさん」って言うの?

「ジャム」が名前じゃないの?

 

なんだか、ジャムおじさんっていつものニコニコ画顔には裏があるのかもしれないと思い始めてきました。

 

 

ばいきんまんとドキンちゃんの関係が気になり出す

その一方。

ばいきんまんが、ドキンちゃんと湖の見える切り立った崖の上という絶景にやってきます。

 

「ここなら見晴らしがよくてゆっくりできるよ」「むふふふふ」と笑うばいきんまん。

・・・2人の関係って一体何なんだろう?

これって、デートだよね?

いつもドキンちゃんのワガママを聞いてパシられているばいきんまん、彼氏なのか?

でも、ドキンちゃんはご存じの通り「しょくぱんまん様ぁ~」だし、最近は白玉の宝塚っぽいやつ(しらたまさん)も好きみたいだし・・・謎。

 

まぁそれは置いておいて。

ドキンちゃんは絶景だけでは満足せず、ベンチを要求しました。

ベンチを探し求めるばいきんまんは、たまたまジャムおじさんのいる腐海に落ち、ジャムが座っていたベンチさんを誘拐します。

 

その時のジャムおじさんの声で、遥か遠くの街でパンを配布しているあんぱんまんが反応。

「ジャムおじさんのところに行ってきます!」と飛んでいきます。

あんぱんまん、どれだけ耳が良いのだ?

 

話は、ばいきんまんサイドに戻って。

ドキンちゃんはベンチに満足しつつも、さらに要求します。

「そうねぇ・・・ここに素敵なもの飾りたい!」

そこで、ばいきんまんは謎のオブジェを作りました。

ドキンちゃんは「なに・・・これ?」と興ざめして帰ってしまいました。

ドキンちゃん、どこまで欲しがりなんだ!

そして「素敵なもの」と曖昧なオーダーを出しておきながら、それが自分のイメージと違うと帰る・・・ワガママにも程があるぞ!

 

 

夢の対談実現に沸くが

「はへぇ~」

ドキンちゃんが帰ってしまい、凹んだばいきんまんを慰めるベンチさん。

「ドキンちゃんのために・・・」と謎オブジェを眺めるばいきんまんに、オブジェを褒めるベンチさん。

 

そして気づけば夕暮れになってしまいました。

ここで、ジャムおじさんの元から誘拐されたベンチさんを探すアンパンマンの声がしてきます。

 

嫌がるばいきんまんに、ベンチさんは2人の関係を知らないからこそできる、とんでもない提案をします。

「お知り合いですか?では、ここに座ってお話でもしたらどうですか?」

なんだってー!?

アンパンマンとばいきんまんが仲良くベンチに座ってお喋りするだと!?

 

これは・・・最終回!?

 

しかしその対談は実現せず、「はぁ、もういいか。バイバイキーン」と、ばいきんまんはアンパンマンへの怒りを鎮め、帰ってしまいました。

・・・ということで、アンパンマンとの戦闘シーン、なし。

 

そして遅れてやってきたアンパンマンは、ベンチさんの無事を確認し、もとの腐海に戻しました。

 

ワーカホリック気味だったジャムおじさんは、リフレッシュしてパン工場に帰りましたとさ。

 

おしまい。

 

 

水戸黄門スタイルではない、アンパンマンの世界

かつて、私が子供の頃に見ていたアンパンマンって、水戸黄門スタイルだったと思うんですよ。

常にある時間になると、「顔が汚れて力が出ないぃ・・・」ってなって、「アンパンマーン、新しい顔よ!」ってなる、心地いいワンパターン。

しかし、今はそうではないんですよね。

ばいきんまんとの戦闘シーンだってない回もあるし、顔交換はほぼないし。

 

 

それが今は、ジャムおじさんのプライベートまでが流れるのです!

もしかしたら、そのうちバタコのプライベートもわかるかもしれない・・・ 

www.dokudamiyoshiko.com

 

どんどん話が広がるアンパンマンの世界・・・毎週金曜日が楽しみです。

 

 

写真は公式サイトより引用

 

こちらもどうぞ 

www.dokudamiyoshiko.com