ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

『恋はDeepに』がツッコミどころしかなくてつらい

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こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

今クール(2021年4月~6月)は、ドラマを熱心に見ていました。

 

普段は1クール1本見るか見ないかレベルなのに、今クールはなんと4本!

私史上最多でした(たぶん)。

なぜそんなことになったかというと、出産後の里帰り期にTBSの年末ドラマ(1日1ドラマ全話くらいのノリでぶっ通しでやっていた)を見たのと、年始に逃げ恥のスペシャルドラマを見て、ドラマって面白いなぁと思ったからです。

あとは、4月くらいからだんだん抱っこしながら何かをするということが増えそうな予感がしたので、新ドラマを録り溜めていたんですよね。

その予想は的中して、夕方の黄昏泣き抱っこタイムは、子どもをあやしながらドラマの録画を見て、子どもに実況中継をしたりしていました。

 

そんな中、私の中でシナリオ部門ワースト1位に輝いたのが・・・『恋はDeepに』。

 

今回は、その『恋はDeepに』のツッコミどころについて語っていこうと思います。

 

 

どんなドラマなの?

今回は公式サイト無視で、私の主観で語っていきましょう。

 

石原さとみは、海を守るみたいなことを言っていてちょっとだけ有名になっている海洋学者で、ディベロッパーの蓮田トラストの御曹司(三兄弟の次男)である綾野剛と出会って、ひょんなことから蓮田トラストが作ろうとしているリゾート施設とか海中展望タワーのアドバイザーとして一緒に仕事をすることになるんですよね。

んで、石原さとみの研究室と綾野剛の会社が交流して飲み会してもう1組カップルができたと思ったら、不穏な動きで三男と研究室にテント張って住んでいる人が会社乗っ取りを企てて、長男と次男の仲たがいもあってドタバタしているうちに、石原さとみが人間じゃない疑惑が出てきて。

わかめ大量に食べたり、家の中で塩水つけたタライに脚突っ込んだり、異常な量の加湿器をつけたりして、石原さとみは魚か?魚なのか?とそわそわさせつつも、綾野剛といつの間にかくっつく。

そして会社は乗っ取られかけたけれども取り返して、三兄弟はベッタベタに仲良くなり、海中展望タワーの話はなくなって、石原さとみは海に帰り、綾野剛は海の家のおっちゃんになりましたとさ。

 

・・・という話です。

 

 もう、この流れだけでツッコミどころが満載なのですが、もう少し掘り下げていきましょう。

 

 

「私、人間じゃないの」

恋愛ドラマかと思って見ていたら、急に「私、人間じゃないの・・・」ですよ?

度肝を抜かれました。

 

たしかに、その前にスキューバダイビングしていた綾野剛が海深くで溺れたのを石原さとみが助けたところで、「ハァ?」と思ったけど。

その後、人工呼吸よりもむしろただのキッス!みたいなので綾野剛が復活したときも「ハァ?」だったけど。

 

そのセリフが出てくるのは、石原さとみが交通事故にあって救急車で病院に運ばれて、でも救急隊員を振り切って走って逃げたシーンなのです。

え?そんなんで走って逃げられるの?

救急隊員、ザルすぎない?

 

 

意識不明だった綾野剛まで逃げる

同じようなツッコミは、人間である綾野剛にもたくさんあります。

最終話直前で、綾野剛が車に引かれそうな石原さとみをかばって、車に引かれかけて後頭部を強打するんですね。

 

「大丈夫」とか言って家に帰ったんだけど・・・それ、ヤバいやつ!絶対病院いった方がいいやつー!!とテレビの前で叫びそうになりました。

あと、それ見ていた人も止めて病院連れていくべきなやつー!

石原さとみ、人間についての知識なさすぎ設定なのか、「大丈夫」って言われて「よかった・・・」 じゃないから・・・

そして、後から突然倒れて意識不明状態で入院するんですよね。

ほら、言わんこっちゃない・・・

 

さらにそこからもツッコミどころ満載です。

綾野剛が個室に運ばれ、ピッピッピッて心拍数とかわかるあのモニターつけて酸素マスクつけた状態なのに、石原さとみは突然何を思ったのか、酸素マスクを外してキッス!

しかも、キッスしたのに意識戻らず・・・戻らないんかーい!

この病院、こんな状態の人間を気軽に酸素マスク外せる状態になっていて、しかも放置って・・・ヤバいでしょ。

簡単に殺人できちゃいますけど・・・

 

・・・と思ったら、突然綾野剛は意識が戻り、そして「ヤバい・・・あいつが海に帰っちまう!」と病院から逃走、自分の車に乗って星ヶ浜まで向かうのです。

そして、石原さとみが海に帰る直前に間に合って、挨拶をして二人は別れることができました。

ああ、よかった・・・じゃないでしょ!

さっき意識戻ったばかりなのに・・・また死にかけるぞ、綾野剛よ!

石原さとみも人間のもろさを軽視しすぎだぞ!

 

 

クライマックスでずっこける

最終回手前の回で、これがクライマックスか?ってシーンがありました。

 

石原さとみが経歴詐称していたことがばれて、大勢の研究者の前でお詫びと説明をするシーンなのですが、石原さとみが「人間じゃない」と言いかけたその時・・・綾野剛が後ろのドアからバァーン!と結婚式の乱入ばりの登場をするのです。

 

「人間じゃない!そうだ!人間離れした海への愛!好きな食べ物はわかめ!そして俺はそんな渚海音が世界で一番大好きだ!」

いやいやいや・・・

それは結構なんですけど、経歴詐称はどうなったんですか?

 

「好きな食べ物はわかめ!」って、訴状に「原告の誕生日は1月22日」って書いちゃうはあちゅう先生ですか?

 

そして、数々の研究者がポカーンとしている中、綾野剛はやり切った感を出して退散するのです。

まったく意味がわからない・・・

 

 

最後までツッコミは止まらない

そんなこんなで、石原さとみは海に還っていくのですが、忘れ物が1つ。

陸に上がった石原さとみを心配してついてきた魚を、石原さとみを拾った教授の家に置いて行ってしまいました。

 

おいおい、薄情だな・・・

 

そんなこんなで、最終回後の振り返りスペシャルドラマ(ほぼ使いまわし)まで見たのですが、最後の最後までポカーンとした顔で見たのでした。

 

 

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