こんにちは、ドクダミ淑子です。
どうせ内容は薄いだろうが、読まずに批判はできないなと思って買ったこのnote。
「広告費で少しでも元を取れれば・・・」と書きましたが、昨今のGoogleAdSenseの収益なんてアレですし、Twitter経由でこのブログに飛ぶと、最初の1記事は広告なしだし(AMP)・・・つまり、全然元はとれていません。
まぁ別に、お金を稼ぎたくて買って読んで書いたわけではないので、全然いいんですけど。
そんなことを思っていたら、ある方が、私に「投げ銭(本人談)」をくださいました。
いやいや、投げ銭って金額じゃないし、そんなつもりはなかったんだけど・・・有難く頂戴しました。
この一件で、改めて「誰かにお金を払ってもらうこと」について、考えました。
私の金銭感覚を考える
そもそも、私は「高い」「安い」をどうやって考えているのか?
有料noteは、だいたい「高い」と感じます。
それはなぜか?
書店に置いてある「本」と比べるからです。
だいたい1500円程度で買えるソフトカバーやハードカバーの本、1000円でおつりがでる文庫や新書・・・この辺と有料noteを比べると、やっぱりnoteの方が「質が低くて値段が高い」と評価してしまいます。
その他、私の中で「美味しいランチ」「使い心地の良い化粧品」「新鮮な野菜」「食べると幸せになるスイーツ」「かわいいデザインの服」などなど、質の基準&金額の基準があって、それと比べて「高い」「安い」と判断し、それに合わせてお金を出す/出さないを決めていますね。
「人」が関わると、金額だけで判断しなくなる
ただし、そういう私の判断基準がバグることがあります。
それは、「○○さんが売っているものだから」「○○さんへプレゼントするなら」という、人が関わってきた場合。
いくら高くても、その人が好きだったり、応援したい気持ちがあったら、質を考えずにお金をポンと出します。
まぁそういう買い物は、質も高く、満足度も高いことがほとんどなんですけど。
「○○さんだから」という信頼感。
これがあると、単純に値段だけ見て「高いから買わない」ってことが無くなります。
だから、私に「投げ銭」をしてくれた方も、私にそういう気持ちを持ってくれていたら、とてもありがたいと思っています。
お金を払う立場から考えると
私は、有料noteを売ることも、YouTubeを有料配信にすることも、5000円のオールインソープを売るのも、なんでも本人の自由だと思います。
売りたければ、売ればいい。
でも、それに対して買いたい人が出てくるかどうかを、考えてみてほしいのです。
そして、売る側は「できるだけ売上を上げたい」と考えるなら、売り方ってものをもう少し考えた方がいいと思うのです。
突然、知らない人が「超有益だから、5000円です!」と言われても、「いや、そもそもあなた誰?」ってなる。
売りっぱなしにするつもりなら、それでもアリだけど、継続して売っていくつもりならば、普段の関係が必要だと思うんですよね。
「いつも有益な情報を発信しているから、この有料のものも、無料以上に有益だろう」と思わせるというのも、売りやすくなると思うし。
界隈の人って、売りたい気持ちが先行してるから、このへんの地道な関係性作りみたいなのをすっ飛ばしがち。
不妊の有料noteを書いた人も、いきなり販売するのではなく、普段からつみたてNISAや不妊について発言していた上での約5000円のnote販売だったら、もう少し読んでくれる人もいたかもしれません。
「売りたいが先行してしまう」は、営業だと最初にぶつかる壁ですね。
理想的なのは、本人が、自発的にお金を支払いたくなるようにすること。
これは営業でもよく言われるのですが、営業が「買ってください」と言うよりも、顧客から「買います」「売ってください」と言わせることの方が大事だし、後々のトラブルも少ないのです。
お金を払うことは「信頼」があってこそ
話は最初に戻って。
「お金を払ってくれる」って、そんな簡単なことじゃないんですよ。
普段の買い物でも「ナショナルブランンドの商品だから、きっと品質も高いだろう」「カルディに置いてあるということは、目利きのバイヤーのジャッジを通り抜けているものなのだろう」「マツコがTV番組で絶賛してたから、美味しいはず」と思って、知らないものでも買うでしょ?
それは「信頼」からなのです。
そういう「信頼」があれば、私はポーンとお金を出すし、後悔もしない。
信頼してもらって、そしてお金を払ってもらうこと。
今は産休中だけど、自分の仕事(営業)ではそういうことを意識して、顧客に提案していたし、自分で何か商品を売る時もその視点から値付けをすると思います。
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