ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

私がお金を払う時は

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こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

先日、約5000円の有料noteを買って感想を書きました

 

どうせ内容は薄いだろうが、読まずに批判はできないなと思って買ったこのnote。

「広告費で少しでも元を取れれば・・・」と書きましたが、昨今のGoogleAdSenseの収益なんてアレですし、Twitter経由でこのブログに飛ぶと、最初の1記事は広告なしだし(AMP)・・・つまり、全然元はとれていません。

まぁ別に、お金を稼ぎたくて買って読んで書いたわけではないので、全然いいんですけど。

 

そんなことを思っていたら、ある方が、私に「投げ銭(本人談)」をくださいました。

いやいや、投げ銭って金額じゃないし、そんなつもりはなかったんだけど・・・有難く頂戴しました。

 

この一件で、改めて「誰かにお金を払ってもらうこと」について、考えました。

 

 

私の金銭感覚を考える

そもそも、私は「高い」「安い」をどうやって考えているのか?

 

有料noteは、だいたい「高い」と感じます。

それはなぜか?

書店に置いてある「本」と比べるからです。

だいたい1500円程度で買えるソフトカバーやハードカバーの本、1000円でおつりがでる文庫や新書・・・この辺と有料noteを比べると、やっぱりnoteの方が「質が低くて値段が高い」と評価してしまいます。

 

その他、私の中で「美味しいランチ」「使い心地の良い化粧品」「新鮮な野菜」「食べると幸せになるスイーツ」「かわいいデザインの服」などなど、質の基準&金額の基準があって、それと比べて「高い」「安い」と判断し、それに合わせてお金を出す/出さないを決めていますね。

 

 

「人」が関わると、金額だけで判断しなくなる

ただし、そういう私の判断基準がバグることがあります。

それは、「○○さんが売っているものだから」「○○さんへプレゼントするなら」という、人が関わってきた場合。

いくら高くても、その人が好きだったり、応援したい気持ちがあったら、質を考えずにお金をポンと出します。

まぁそういう買い物は、質も高く、満足度も高いことがほとんどなんですけど。

 

「○○さんだから」という信頼感。

これがあると、単純に値段だけ見て「高いから買わない」ってことが無くなります。

 

だから、私に「投げ銭」をしてくれた方も、私にそういう気持ちを持ってくれていたら、とてもありがたいと思っています。

 

 

お金を払う立場から考えると

私は、有料noteを売ることも、YouTubeを有料配信にすることも、5000円のオールインソープを売るのも、なんでも本人の自由だと思います。

売りたければ、売ればいい。

でも、それに対して買いたい人が出てくるかどうかを、考えてみてほしいのです。

 

そして、売る側は「できるだけ売上を上げたい」と考えるなら、売り方ってものをもう少し考えた方がいいと思うのです。

突然、知らない人が「超有益だから、5000円です!」と言われても、「いや、そもそもあなた誰?」ってなる。 

売りっぱなしにするつもりなら、それでもアリだけど、継続して売っていくつもりならば、普段の関係が必要だと思うんですよね。

「いつも有益な情報を発信しているから、この有料のものも、無料以上に有益だろう」と思わせるというのも、売りやすくなると思うし。

界隈の人って、売りたい気持ちが先行してるから、このへんの地道な関係性作りみたいなのをすっ飛ばしがち。

不妊の有料noteを書いた人も、いきなり販売するのではなく、普段からつみたてNISAや不妊について発言していた上での約5000円のnote販売だったら、もう少し読んでくれる人もいたかもしれません。

 

「売りたいが先行してしまう」は、営業だと最初にぶつかる壁ですね。 

理想的なのは、本人が、自発的にお金を支払いたくなるようにすること。

これは営業でもよく言われるのですが、営業が「買ってください」と言うよりも、顧客から「買います」「売ってください」と言わせることの方が大事だし、後々のトラブルも少ないのです。 

 

 

お金を払うことは「信頼」があってこそ

話は最初に戻って。

「お金を払ってくれる」って、そんな簡単なことじゃないんですよ。

 

普段の買い物でも「ナショナルブランンドの商品だから、きっと品質も高いだろう」「カルディに置いてあるということは、目利きのバイヤーのジャッジを通り抜けているものなのだろう」「マツコがTV番組で絶賛してたから、美味しいはず」と思って、知らないものでも買うでしょ?

それは「信頼」からなのです。

 

そういう「信頼」があれば、私はポーンとお金を出すし、後悔もしない。

 

信頼してもらって、そしてお金を払ってもらうこと。

今は産休中だけど、自分の仕事(営業)ではそういうことを意識して、顧客に提案していたし、自分で何か商品を売る時もその視点から値付けをすると思います。

 

 

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