ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

お金を払うと、人は期待をしてしまうから

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こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

みなさんは知っていますか?

人がお金を払うのは、お金を払う先に期待しているからなのです。

 

「何を当たり前のことを言うんだ?」って思うかもしれませんが、これがわかっていない人、わかっていない商売が多いなぁって思うのです。

 

 

結婚相談所にお金を払う理由

まずは、婚活。

よく、結婚相談所の中の人が結婚相談所のサービスに文句を言っているTwitterアカウントを見ますが、「そうそう、わかるぅ~」と思う一方で、「それはナシじゃない?」と思うことがある。

だって、高い金払ってるんだよ?

そりゃ、期待しちゃうよね。

今まで結婚できなかったけど、大金払って結婚したいって。

その期待のために高いお金をかけてるんだもの。

 

 とはいえ、結婚相談所に入ってお金を払ったからと言って、結婚できない人もいる。

でもそれは、お金を出させる前に説明して、事実を知ってもらって、納得して入ってもらわなきゃいけないんだ。

目先の入会金に目がくらんで、とりあえず誰でも入れちゃうような商売をしているならば、会員をディスる資格なんてないと思うんだよな。

 

これと同じ話は、塾でもダイエットジムでもあって、もともと「お金を払えばなんとかなる」って思っているから、必死の思いでお金を出すわけですよ。

そして、お金をもらった以上は、それに応えるために頑張らなければいけないと思うんですね。

 

 

マシンだけのジムにお金を払う理由

その一方、「サービス」ではなく、「その場所」にお金を払うようなものもあります。

マシンだけ置いてあるような24時間ジムとか。

置いてあるマシンの使い勝手がよければ、スタッフの質は関係なくお金を払うから、期待しているのは、場所とか設備とか。

「痩せます」ではなく、「トレーニングできるような設備があります」というところに期待してお金を出すんですね。

ここは、小さいけれども、大きな差なのです。

 

「場所」を提供するサービスっていうのはいろいろあって、婚活アプリとか、メルカリみたいな個人と個人をつなげるサービスも、お金を出しているのは「場所」なんですよね。

 

 

サービス提供側とお金を払う側の認識が異なる場合がある

さて、次に例として出てくるのは、「オンラインサロン」です。

これってよく燃えていますが、何が燃える原因かというと、サービスを提供している側と、お金を払う側の認識が異なっていることが多いからです。

 

「太郎サロン」とか、そのサロンの主催者である太郎さんの名前を付けると、どんな人が集まってくるか?

「太郎さんに色々教えてもらいたい」「太郎さんのファンです」みたいな人ですね。

だから、彼ら・彼女らは何にお金を払っているかというと、太郎さんからのアドバイスであり、太郎さんとの交流なのです。

 

でも、当の太郎さんは何を言っているかと言うと、こんな感じ。

「太郎を中心に人が集まって、集まった人同士で交流して、新しいものが生まれたらいいなー」

太郎さん自身は「場を提供している」という認識なのです。

 

だから、トラブルが起こるし、期待に沿えなくてサロンメンバーから失望されるし、太郎さんはその理由がわからないのです。

 

でもいくら、「場所を提供しているだけです」と主張しても、そこは納得しきれないわけですよ。

メルカリだって、健全なサービスであり続けるために監視体制を整えてますし。

 

 

ちゃんと「何」にお金を払うのか明確にしてからお金を出そう

サービスを提供する側は、よほどの善人でなければ、やっぱり目の前のお金がほしくなってしまう。

だから、ちょっと双方の考えていることが違うなと思っても、お金欲しさに申し込みさせてしまいます。

よほど強い意思かプライドがない限り。

オンラインサロンとか、大体がひどいもんじゃないですか。

 

だから、お金を払う側の方が、このお金はどのサービスに対して払うものなのか?を明確にした上で申し込むべきだと思うのです。

期待をかけて払うなら、なおさらその期待は何なのか?相手がその期待に応えてくれるのか?を見極めてから払いましょうよ。

 

 

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