こんにちは、ドクダミ淑子です。
どうも!某人材系企業勤務(育休中)のモノリンガル妻、ドクダミ淑子です。
2017年7月に発信を始めてあっという間にTwitterで1.4千フォロワー、そしてはてなで更新しているブログは毎日****回閲覧されています。
いつもありがとうございます。
今回、初めて雨宮妻について書かせていただきます。
・・・はい、こちらのnoteの冒頭を参考にさせていただきました。
こちらの話題がTwitterから流れてきてですね、私は「この人、不妊ネタについても書くのか・・・」と呆れました。
少し前に、「つみたてNISA」についての有料noteを売って、投資界隈からの激しいブーイングを喰らっていましたね。
そのブーイングをものともせず、YMYL(Your Money or Your Life)の領域を突き進み、さらにセンシティブな「不妊」の領域に足を踏み込んだんですね。
しかも、読んだ後に書いていますけど、土足で、ズカズカと。
そう、「ちゃんと読んでちゃんと批判する」ということを心がけているワタクシ、なんと4980円のこちら、購入しました。
返金不可かぁ・・・
まぁよい、ちゃんとレビュー書いてやるぜ!
本当にバリキャリ?
さてさて、この雨宮ふみさん、どんな方なのかと言うと・・・Twitter界隈で見かける、自称バリキャリの方です。
- 世界を飛び回るハードな仕事を外資企業でしていて
- 周りはほとんど男性というぐらいパワフルな仕事
こちらは前職の話ですが、ここから転職してGAFAに入って定時退社してるんですって。
へぇ・・・そんなにバリキャリなのに、こんなnoteをシコシコ書いて、しかもこんな価格帯で売ってるんだ・・・しかもVoicyでラジオねぇ・・・ふぅん。
そのへんはキラ子さんのnoteが詳しいので、そちらをどうぞ。
感想は、軽い&薄い
3回ほど通して読んでみて、出てきた感想は、2つ。
それは、「軽い」と「薄い」でした。
・・・つまり、軽薄。
無料で読める範囲でも、こんな感じで書かれていますね。
私はキャリアとの兼ね合いで結婚後すぐには子供が欲しくなかった。でもアラサーで年齢的な出産リミットもある。仕事が落ち着いてしばらく妊活したものの妊娠せず検査に行き〜などとゆるっとやってるとあっという間に高齢出産になりかねない。
そこで超現実主義者の私は、もし不妊体質なら仕事が落ち着いたら最初から不妊治療した方が効率的だと思い、まだ妊娠したくない期間を利用して不妊ドックを受けることにした。
ブライダルチェックとは全く比べ物にならない、ガチ中のガチな検査なのである (語彙力)
そもそも、「不妊ドックを制覇」とかさ、センシティブな分野なのに、「制覇」とか言っちゃって・・・ワレ、舐めとんのか!?
そしてですね、有料で読める検査の詳細についても・・・薄いと感じました。
なぜか?
それは、不妊治療をしようとして、初回の相談で説明を受ける話ばかりだから。
それを有料で、しかも4980円で売っちゃうというところが、費用対内容を考えると薄いと感じました。
あ、申し遅れましたが私も検査やってますよ。
夫が関わる検査はしませんでしたが。
知識がない人が書いた薄い内容
もしかしたら彼女は、自分も知らないことばかりだったので、それをまとめて共有することで、同じような考えの人の役に立てると思ったのかもしれません。
こんな一節もありました。
私はてっきり不妊ドックをクリアしたら妊娠能力には問題ないものと思っていた。
しかし、不妊の多くは原因不明ということを先生と話して始めて知りました。恥ずかしながら、妊活に関する知識あまりありませんでした。これこそ本当保健教育に含めていてほしかった…
私の持論として、「学校で教えてほしかったと言う人は、学校で教えてもらっても身につかない人である」というものがあるのですが、この方も見事にその法則に当てはまっているような気がするのですが・・・バリキャリ?・・・バキャ?・・・バカ?
ふざけた書き方でターゲットを挑発してるの?
そして、私が1番このnoteを読んでいてムカついたのが、全体的にふざけた文体で書いていることです。
まず、強制M字開脚の椅子に乗せられます。一度でも産婦人科に行ったことある女性ならわかってもらえるはず、あの人間の尊厳を奪う椅子ですw
あのさぁ・・・
不妊に悩んでいる人は、そんなこと考えないと思うんですよね。
少しでも子どもができることをしたいと考えると、「M字開脚w尊厳うばわれるわw」とか言っている余裕はないんじゃないかしら?
またM字開脚椅子に乗せられ、看護師の方に「痛み止め入れますね」と言われ、膣ではなくお尻の穴をまさぐられる。「そこお尻ですが大丈夫ですか?」と童貞にきくような質問をして、「はい、お尻から入れる痛み止めです」と言われて恥ずかしくなった。
このnoteを購入する人が、こういう文章を読んで、フッと笑う・・・のか?
私が仮に不妊治療を考えていたら、こんな一節を読んだら、どう思うのだろうか。
きっと呆れる、そして一気に何を書かれても共感できなくなる。
最初の血液検査と超音波検査は特に問題なく、難なくクリア。
この調子でトントン拍子に不妊ドック駆け抜けちゃうぞー♪と思っていた私に、いきなり最大の関門が待ち受けていたのでした。
上の文章は、卵管造影検査が痛かったっていう内容につながっていくんだけど、 やっぱり私は、この無神経さに傷つく人もいると思うんですよね。
クリアして、駆け抜けて、制覇する・・・
この、妊娠について、妊活について本気で考えていない人が書く、不妊ドックの話。
検査の内容については、網羅的に書いてあるんだけど、やっぱりこの軽さが、私には受け入れられない。
無神経という刃がグサグサくる
「子どもが出来た」「子どもが生まれた」ということで、色々な友人と個別にLINEをしているんだけど、そうすると数人から「実は不妊治療している」と言われました。
友人は明るく、「数値が悪すぎるから、淑子にあやかりたい💕」とか言ってくれるけど、その裏で毎月毎月生理が来るたびにどういう気持ちになっているんだろうか・・・と思うと、心がキューっとなる。
Twitterで不妊の話を時々見かけるけど、やっぱり心がキューっとなる。
基礎体温をしっかり測り、排卵がいつかに悩み、上手く行ったかどうかソワソワしながら待ち、生理が来ると・・・落ち込んでいる。
なぜ、情報がネットに落ちていないのだろうか?
それは、センシティブな内容だからなんだ。
簡単に「制覇」できないからなんだ。
人によって、原因も課題も適した治療法も、全然違うからなんだ。
誤った情報で、どうしても子供が欲しいと思う人の心を踏みにじってしまってはいけないからなんだ。
そして、藁をも掴みたい思いの人に、4980円を出させて、こんな軽薄な文章を読ませることは、たとえ悪意が無くても、害悪でしかないと私は思う。
私も妊活記録書いているんだけど、こういう無神経という刃で、妊活中の人の心をグサグサ刺していないかが心配になった。
オススメに追加したい言葉
「▼このnoteはこんな方にオススメ」という項目があるのですが、私はそこにこの2点を加えたほうがいいと思いました。
- お金が有り余っている
- ふざけた文体で不妊を語られることに耐えられる
そうではない人は・・・こんなnoteに4980円払わないで、早めに病院に行って、初回相談することをオススメします。
もう一度書きますが、病院に行けばこのnoteで書かれていること、全部説明してもらえますから!
4980円払ってしまった私は・・・少しでもこのブログのPVが増えて、広告費が稼げることを祈るばかりです。
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