ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

テレビ消して、赤子の事だけを見ていてよ

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こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

これを書いているのは、実家から 自宅に帰ってきて2週間ほどが過ぎたころ。

ここ数日で、私の中でまた色々考えることがあり、その結果、子どもとの距離がめちゃくちゃ縮まったなと思いました。

今回は、そんな話を。

 

 

夫を見て、気づいたこと

以前、私は思いやりが足りないなと思っている という話を書きました。

ブログの中で、なんとなくすべきことが分かったようなことを書いていましたが、実際は完全に解消するわけではなく、モヤモヤし続けていました。

どうしたら子供のことを、100%の思いやりとか関心で包めるのだろうか?

 

そんな時に仕事を終えて、子どもとまったりしている夫を見ました。

ソファーの上でくつろぐ夫と、その膝の上に乗っかる子ども。

子は完全に脱力して、すーすーと寝息を立てています。

それを見た時にハッと気づきました。

 

私は、すぐに定位置であるベビーベッドに戻そう戻そうとしているということを。

 

よく考えたら、病院にいる時や、実家にいる時からそうでした。

授乳が終わったら、なるべく早く寝かしつけて、なるべく早く定位置のベッドに戻してあげよう・・・それが、なんとなく子どものためのような気がしていました。 

 

いや、そんなことはないな 。

早く戻して、自分が休みたいという気持ちも 大きかったかもしれません。

 

 

適度な距離感を取りたかった説

自分と子どもは別の人間だから、適切な距離を保ちたい、私は私の定位置にいて子は子の定位置にいる・・・そんな状態を理想だと考えていたのかもしれません。

 

私は、子どもに対して無条件の愛情を注げているかな?とモヤモヤしていたのですが、もしかしたらこの突き放した態度と行動がその原因だったのかもしれない。

 

せっかく第1子で、育休をとっていて、子育てと家事以外にほぼやることなんてない状態なんだから、これを思いっきり楽しんでみよう!

そう思って、次の日から、お腹が空いて泣かれる少し前から、子どもを抱っこしてみることにしました。 

 

泣いている時じゃなくて、ぐずっているときじゃなくて、なんでもない時に子どもを抱っこしてみる、身体を密着させて子供の暖かさやミルクの匂いを存分に味わってみる。 

そうしてみると、私と子どもの心の距離感がぐっと縮まったような気がしました。

正確には、私が子どもに張っていたバリアが剥がれたって方が正しいかもしれない。

 

 

テレビ消して、赤子の事だけを見ていてよ

そしてもう1つ 。

私は少し前まで事情があり、搾乳した母乳を哺乳瓶に入れて 飲ませていました。 

 

実家時代「よそ見しないで赤ちゃんの目を見てあげて!」と母に言われたことが何度かありました。

そう、私はついつい、哺乳瓶で飲ませながら、テレビに 神経がいってしまっていることがあったのです。

そして、最近、直接乳房から母乳を与えられるようになって、改めて思いました 。

 

授乳もコミュニケーションなんだな、と。

 

私はとにかく気が散りやすいので、これに気づいてからは、出来るだけテレビを消すようにして、子どもの顔を見ることに集中してみました。

 

これは賛否両論で、「そういう考えが女性を追い詰めている!母親神話はよくない!」という意見があるけど、あくまでも私は、よそ見して授乳している頃よりは、子どもへの愛着が増した気がする。

 

 

一心同体状態を恐れていた

もしかしたら、私の産後のマタニティブルーズは、「子どもと自分がべったり状態になることを恐れる」ことだったのかもしれません。

自分の母が、愛情がエスカレートして、私の日記や手紙をチェックする過干渉タイプだったから、自分がそうならないように、子どもと自分の境界線をしっかり引いて・・・と思っていたのかも。

でも、赤ちゃんにはまだそんな線引きは、いらないだろう。

一人では生きていけないし、起き上がることすらできない生き物に、100%の関心と愛情を向けるのが、今なんだ。

 

まだ、私は母としてのあり方とか、子どもとの距離感とか、愛の注ぎ方とかを模索中なのでしょう。

これからも、また100%の愛情が注げないと悩むかもしれない。

夫が子どもにメロメロで親バカ全開200%なのが救いだ。

 

でも、少しずつ、こうやってコネコネと考えながら、私も母親になっていっているはずだ。

 

 

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