こんにちは、ドクダミ淑子です。
先日、VoicyファンフェスタというYouTubeライブを見ました。
新R25の編集長の渡辺将基さん・イケダハヤトさん・はあちゅうさんの3人が出演しているもので、テーマは、「子どもも自分も大切に生きる」というものでした。
しかしですね・・・当初の予想以上にがっかりな内容でした。
出産後の生き方を考えたいから見たのに
私は現在、妊娠8ヶ月で、もうすぐ産休&育休に入るので、その後のキャリアについては、考えることがあるんですね。
12年半同じ会社で働き続けているので、1年くらい休むことは自分のキャリアを見直すいい機会になると考えているのですが、でもちょっと怖いこともある。
定期無くなるのもちょっとモヤモヤしたり。
そんな中で、はあちゅうさんを見ていて思うことがあるんですよね。
彼女は、どちらかというと私には「仕事したいけど子どもが邪魔だ」と見えてしまうようなシーンを見ることが多いのです。
たとえば、息子君との朝の散歩では、行きにはインプットと称して他の人の音声を聴き、公園まで息子君を「運んで」ちょっと歩かせて、帰りはアウトプットと称して自分のVoicyを録音。
なので、Voicyには工事現場の音や自動車の音など、ノイズばかりだし、歩きながら録音しているから息切れしている。
家の中での録音は、お子さんが「う~」「あ~」と言っても無視。
息子に与えるお菓子やおもちゃは、「息子を静かにさせる(黙らせる)アイテム」という扱い。
私もこの人と同じように、「仕事したい!」「仕事したいのに子供が邪魔する」「黙らせるために○○をやっておこう」とか思ってしまうのだろうか・・・と不安になるんですね。
だからこそ、はあちゅうさんがどうやって「子どもも自分も大切に生きる」というテーマで語るのか、を聴きたかったんです。
内容は「夫婦ゲンカが知りたい」だった
しかしですね・・・
その内容はテーマほぼ無視でした。
はあちゅうさんの関心事は子どもではなく、「夫婦ゲンカ」で、ゲストの渡辺さんとイケハヤさんに、「ケンカしますか?」「言い合いになりますか?」「夫婦喧嘩の話をもっと聞きたいです」などなど、他の家族のケンカ事情を聞きたがっており、どうやって夫婦仲良くできるか?という話のボリュームが大きかったのです。
まぁ、「子どもを育てるためにも夫婦仲良く」とかで繋がってくると思うんだけど、彼女の場合は、子ども無視でとにかく旦那旦那旦那・・・っていうのを感じてしまった。
「ケンカの作法」なんてあるのだろうか?
はあちゅうさんは、ケンカの仕方が学びたいと数回言っていたので、きっと「自分達のケンカが正しいのだろうか」「もっと良いケンカの方法があるのではないか」「他の夫婦のケンカを知ることで、自分の家のケンカと比べたい」と思っているのでしょう。
でも、これってすごく難しいと思うのです。
ケンカって、個人の今までの経験が色濃く出るものだと思うんですよね。
まずは、生まれ育った家庭。
険悪な雰囲気だけど「議論」のレベルでとどまる話し合いをするのがケンカという家庭もあれば、罵倒し合うのがケンカ、殴り合ったりモノを投げたりするのがケンカ、一方的にどちらかがまくし立ててもう片方は耳を閉ざしているのがケンカ、どちらかが黙って家を出るのがケンカ・・・色々なケンカのスタイルがあるんですよ。
全部「夫婦ゲンカ」とまとめられるけれども、それは感情の爆発具合も、暴力具合も、それぞれで。
家庭ではなくても、幼少時代の経験もありますよね。
学生時代でも、殴り合いのケンカとか、仲間外れをしたり情報戦をしたりするのがケンカという人もいるようですし。
育った環境によって、見てきたものによって、「これがケンカだ」というのは、お互い違うのです。
その「経験」に、その人が持つ「性格」「考え方」が合わさって、その人のケンカスタイルができる。
そして、更に相手も同じように「経験」×「性格」「考え方」でスタイルができる。
夫婦ゲンカは、その掛け合わせなのです。
だからね・・・「これが正解のケンカです」っていうのは無いと思うんですよ。
たとえ、他の人の「これが我が家の上手なケンカです」っていうものがあったとしても、それが自分の家で適用できるかっていうと、そうじゃない。
実際、Voicyのイベントで出てきた渡辺さんもイケハヤさんも、はあちゅうさんの事実婚夫さんとは全然タイプ違うだろうし。
大体ね、そうやって「上手くケンカできない」って人は、何かきっかけがあると頭がカーってなって、言っていい事悪い事関係なしにワーっと色々言ってしまう人とか、感情のコントロールが出来なくて泣いてしまうとかで、相手へ上手く自分の要望を伝えられていない人だと思うんですよね。
だから、ケンカのルールなんて決めても、きっと守ることができないと思うんですよ。
・・・と、家族ぐるみのケンカが5、6時間くらい続いていた家で育った私は、思うのです。
もう収拾がつかないから、一人図書館に勉強しに行って、友達の家に寄って少し吐き出して、帰ってきてもまだ同じテーマでケンカしてたのを見ていたからね。
「ああ、この人たちはケンカすることが好きなんだな」「こんなに長時間ケンカするパワーあるなんてある意味すごいな」って思ったよね。
そういう経験があるから、私は不毛なケンカをしないようにしているし、話し合いでどうにかしようと思っている。
夫はどういう育ち方をしたかはあまり話さないけれども、夫も怒鳴ったりしない。
だから我が家は平和です。
結局、たまひよに落ち着く
ということで、なぜか「夫婦ゲンカ」についてばかり考えてしまう時間になってしまいましたが・・・
そもそも、はあちゅうさんから育児とか仕事とかの話を聴いて学ぼうというのが間違っていたのかもしれません。
よく考えたら、好きな人とか、尊敬している人ってわけじゃないし。
ということで、最近買った『たまごクラブ』に書かれていた、オンラインイベントに参加しようという気持ちが強くなりました。
たまひよ ファミリーパーク 2020 オンライン「つながる!チーム出産育児」|たまひよ
あと、自分の住んでいる自治体(区市町村)のプレ親学級にも夫婦で申し込んだ!
これはこれで、ポジティブな行動に変えられたので、良かったな。
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