こんにちは、ドクダミ淑子です。
私と夫の日課の中に、『ワイドナショー』視聴というものがあります。
日曜の朝は、なんとなく二人で並んでワイドナショーを見るんですよね。
私は朝ごはんを食べる派なので、日曜も8時くらいから起きてトーストやら目玉焼きやらを用意して一人で食べて、夫は朝はごはんよりもゆっくり寝たいとかで、10時くらいまで寝ていることもあるんですけど、ワイドナショーだけは並んで見る。
ワイドナショーが終わってから二人で洗濯物を干すので、我が家の洗濯物は11時以降に干されるのです。
乾くのが遅い冬場なんかは、これだと足りないので、浴室乾燥機に入れちゃうんですけど、日曜日くらい二人で洗濯物干しをしたいですね、私の負担軽減のためにも。
・・・まぁそんな話は置いておいて。
そんな二人で仲良く鑑賞しているワイドナショーで、「ロジハラ」について取り上げられていました。
ロジハラとは?
ロジハラとは、「ロジック・ハラスメント」の略で、正論で相手を追い詰めることのようです。
たとえば、こんな感じ。
- (友達から)軽く愚痴を言っただけなのに「でも、それ、キミにも非があるよ」
- (上司から)「なんでミスしたの?」「なんでできなかったのか説明して」
え・・・これハラスメントなの?って思ってしまった。
いや、わかるんですよ。
上のは、「愚痴を言っただけなの!アドバイスとか答えとかいらないの!ただ共感してほしいだけなの!」でしょ?
まぁ特に女子とかだと、こういう人いるよな・・・と思う。
私はちょっとそういう人苦手だけど。
でもさぁ・・・
仕事で同じこと言っても困らない?
つまりは、下も「ちょっと失敗しちゃっただけなの!ミスの原因とか改善策とかいらないの!ただ慰めてほしいだけなの!」ってことでしょ?
・・・ダメでしょ。
同じ過ちを繰り返すだけじゃない?
ロジハラについては、私も夫も「なぜこれがハラスメントになるのかわかんない・・・」という感想でした。
夫は「ミスした原因を考えない人は、また同じミスを繰り返す」と言っていましたが、まさにその通りで。
それを延々と、ただ慰めるなんて意味のないことをして、「次からは注意してね」「はい、注意します」だと、何も変わらないわけで。
・・・ということを考えていて、先日書いた事務員さんとのやりとりを思い出しました。
もしかしたら、この事務員さんに私は「ロジハラ女」と思われているかもしれないな。
彼女からすれば、「できない原因を考えろ」と言われると、「できない=私の能力が低いから」としか考えられなくて、それが彼女のプライドを傷つけて、「正論で相手を追い詰めるロジハラ女につかまってしまった」って思うのかもしれない。
今回は、私から「できる方法を提示する」ということで、どうにかしたけど、たぶん「できる方法を考えてください」って言っただけだと、彼女は困ってしまうのだろう。
人間性と仕事スキルは全く別物なんだよな
「ロジハラ」って言って、理詰めで物事を進めようとする人を嫌う人って、なんとなくだけど、人間性と仕事の能力やコミュニケーション能力をごっちゃにしている気がする。
- 仕事ができる(コミュニケーションが取れる)=人間性・人格が優れている
- 仕事ができない(コミュニケーションが取れない)=人間性・人格が劣っている
・・・みたいな。
だから、仕事について「あなたは仕事ができていない」「できる方法を考えろ」と言われるだけで、「あなたは人として劣っている」「もう少し人として上に行ける方法を考えたらどうだ?」と変換してしまう、みたいな。
違うんだよ。
ロジハラ人間達は、仕事ができる/できないを人間性に結び付けて考えるのではなく、単純に「能力」「テクニック」「考え方」みたいなものとして考えていて、人格がどうのこうのっていうのには一切触れていないんですよ。
だからあなたのことを傷つけるつもりなんて、微塵もない。
あくまで「仮定」ですけど、なんかそういう隔たりが、ロジハラ人間と、ロジハラに傷つく人間のあいだにある気がするのです。
ロジハラと言われましても
こと仕事においては、ロジハラと言われても、ロジックで考えるべきだと思うし、いつでも同じ理論で指示・指導が出来たほうが良いと思う。
だから私は、何と言われましても、「なんでできなかったか説明して」「できる方法を考えよう」と言い続けると思いました。
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