こんにちは、ドクダミ淑子です。
最近、Zoom飲みをやっています。
先日は、小中学校の幼馴染み10人(男子2人+女子8人)でやったんですね。
みんな家が近所で、家族構成も知り尽くした仲。
中学校卒業以来は、バラバラに進学したので、そこから先は同窓会とか、成人式とか、友達の結婚式とかで会う程度。
その中で、最近子どもが生まれたばかりの男子が、突然私に言ったんですよね。
「子供は?」
現在、プチ妊活中なのです
・・・その話はですね、実は結構タイムリーなんですよね。
先日、こんな話を書きましたが、現在病院にお世話になっている身。
といっても、まだ「プチ妊活」状態で、内診+注射+服薬で様子見というレベル。
「不妊治療している」と言うかどうか・・・悩んで、そのままごまかしました。
すると、彼は生まれたばかりの我が子を映して、「子供はいいぞぉ~」とゴキゲンになりました。
そう、彼には全く悪気がないのです。
だから私は、困ってしまったのです。
悪気のなさが逆に困る
彼は、ただ単に、生まれたばかりの自分の子どもが可愛くて仕方がないのです。
だから、私にも子供がいたら良いだろう・・・そのくらいの感覚で発言しているんですね。
野球一筋で育ち、今は人と人との信頼関係で仕事をしている、人間酒飲んで語り合えば分かり合える、みたいなことをまっすぐな目で言う人なのです。
幼馴染み=なんでも話せる仲?
幼馴染みと言っても、別にそこまで頻繁に会うような関係ではありません。
私は、年に1回、あるかないかレベル。
でも、なんとなく、みんな素直になんでも話しているんですよね。
件の彼だって、20歳を過ぎた時に、野球部の先輩に連れられて○○駅の○○町(風俗街)で童貞を捨てさせられて、店を出てから号泣したとか、そういう話だって聞いているわけです。
婚約破棄、セフレがいる、離婚、旦那のグチ・・・そういえば、みんなの色々な話を、私は知っています。
親との関係性が大きいのかもしれない
なぜ、私は開けっぴろげに妊活の話ができなかったんだろう?
その理由の1つに、親との関係性があるかもしれません。
私の母親は極度の心配性です。
今はコロナの恐怖におびえています。
私は昔から、何かを決める時には「事後報告」にしています。
事前に報告すると、心配するから。
でも、幼馴染みの中には、なんでもお母さんに話す子もいます。
一人っ子ということも関係あるかもしれないけど、自分の不倫の話まで、お母さんにするくらいなので、私が妊活の話をしたら当然母親には報告するだろうくらいの感覚でいます。
だから、幼馴染みからそのお母さんへ、お母さん経由から私の母へと、そういう話が流れるのが嫌だったのです。
本人にハッキリ言うことも考えたけれども
私に「子供は?」と聞いた彼に、「子供の話はデリケートだから、気軽に聞かない方がいいよ」と言うことも考えました。
でも、彼はきっとこう言うと思うのです。
「オレ、バカだから。そういうことハッキリ言ってくれないと、わかんねーから。教えてくれて、ありがとな」
ああ、言いそう、マジで言いそう・・・
そして、「ハッキリ教えて」と言いながら、根掘り葉掘りされるのだろう。
そして、その話には尾びれと背びれがついて、ついでに胸と腹にもひれがついて、田舎という池を泳ぎまくるのです。
「淑子ちゃん、不妊治療で苦労して、頭がおかしくなっているらしいわよ」くらい変化した姿で。
田舎のネットワークを舐めてはいけない。
結局、素直にはなれないけれども、それでいい
私はどうやら、みんなのように、オープンマインド・なんでも包み隠さずしゃべるタイプにはなれないようです。
でも、それも仕方がない。
「子供は?」と聞いてくるような人には、「欲しいんだけどね~」くらいにあいまいに答えておけばいい。
そんなことを考えた、Zoom飲み会なのでした。
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