こんにちは、ドクダミ淑子です。
私は普段から不思議に思っていることがあります。
「コレステロールゼロ!」とドヤっている、油に対して。
コレステロールゼロ!って多くない?
サラダ油を買うときに「コレステロールゼロ!」って書いてあるのを見かけました。
そう言われると、なんとなく身体にいいような気がする・・・と思って買っちゃうんですよね。
そして、リンガーハット。
当社の油はコレステロールゼロ!
野菜は国産!
餃子はニンニクなし!
すごいなと思う一方で、むむむ?とも思うのです。
そして、ローソン。
「当社のフライの油は、コレステロールゼロ!」
「ヘルシーオイル!!」
なんか、どこもかしこも「コレステロールゼロ!」って言っていると、なんとなく「そもそもコレステロールというのは、油に含まれない方が多いのでは?」とか思っちゃう。
砂糖に対して、「塩分ゼロ!」とか言っているような感じ?
元々ないのに、それを隠して「ないです、すごくないですか?ドヤ!」ってやっているのではないかと疑っているのです。
コレステロールは敵なのか?
だいたい、コレステロールってなんでこんなに悪者扱いされているのだろう?
もしかして、「これ、捨てろール」みたいな感じで、なんとなく要らないものっぽい響きだからなのかしら?
・・・すみません、寒いですね。
ただでさえ最近寒波が吹き荒れているというのに。
さすがに違うか。
健康診断の結果で、コレステロール値がうんたらかんたら・・・ってなるからだな。
コレステロールってなんだ?
ここまで、何も調べずに適当なことを 書いてきましたが、そろそろちゃんと調べましょう。
コレステロールとは、脂質の一種である
脂質にもいろいろあるみたいなんですね。
「中性脂肪」「コレステロール」「リノール酸」とか。
コレステロールは、肝臓で作られて血液を周りながら、他のコレステロールを集めたり(善玉)、集めなかったり(悪玉)しているのです。
んで、血中のコレステロール値が高くなりすぎると、動脈を詰まらせる(動脈硬化)から、よくないらしい。
トランス脂肪酸は、血中の悪玉コレステロールを増やす
その中でも、トランス脂肪酸(マーガリンなど)や飽和脂肪酸が多く含まれる食品を食べると、血中の悪玉コレステロールが増えるから、よろしくないのです。
え?じゃあコレステロール値そのものが高い油ってあるのかな?
・・・ありました。
それは、バター。
参考:http://www.forall.jp/recipe/p3_pdf/p3_2_03.pdf
っていうか、コレステロールの入っている油って、動物性の脂肪だけなのではないか?という気がする。
ヘルシーぶる食べ物の方が注意な気がする
私たちはよくわからないけど「コレステロールゼロ」って言われると、「スゲー!」ってなっちゃうのです。
そうやって、罪悪感を少しでもなくして、食べさせようとしてくるのです。
油がコレステロールゼロでも、具がコレステロール満載なら意味ないしな。
メンチカツとか肉汁満載だし・・・美味しいけれども。
だから、謳い文句にすぐに踊らされるのではなく、気になったらちゃんと調べることとかが大事なのだと思うのです。
あとは、美味しいものを食べる時には、あんまり気にしない方がいいよね!
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