ドクダミ自由帳

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【本感想】勝間式超ロジカル家事 仕事と家事の共通点

こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

 ずっと気になっていた『勝間式 超ロジカル家事』という本を買いました。

 

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私は大学生~社会人なりたての頃に、勝間和代さんの本(プレゼンとかフレームワークとか)をよく読んでいました。

最近ははてなブログのトップぺージでもよく見かけるので、ブログやYouTubeも見ています。

そんなカツマ―であり、家事4年生の私は何か学びがないかと、この本を読んでみたかったのです。

 

 

どんな本なの?

公式サイトによると、こんな内容です。

 

「仕事を終えて子どもをむかえにいって、買い物して、夕食作りながら洗濯して…あっという間にまた深夜!」「やってもやっても終わらない…家事に追われていつも気持ちに余裕がない」

「家事のすべてが超めんどう!」
そんな、心も体もヘトヘトな働くお母さんたちを救済する、超時短&超効率的な家事のやり方がまるごとわかります!

「調理家電をフル活用」「下処理がラクな食材を選ぶ」「出汁はほったらかしの水出し」で、調理時間は実働5~10分に。

「浴室は洗面器、椅子、ふたを断捨離」「掃除機はAI化。指一本で終わらす」「洗濯物はハンガーと平置きネットを超活用」で洗濯、掃除が劇的に時短に。

「モノは種類別に最小限の定数を決める」「買いだめしないでジャストインタイム」で一生収納に悩まない生活に。

「ムダの代表、車と終身保険を手放す」「苦しくならない住宅ローン法」「銀行貯金は×!勝間流投信貯蓄術」でお金がどんどん貯まりだす!

自身も3人の娘を育ててきたワーママである勝間和代が、仕事でつちかってきた超効率化、経済スペシャリストのスキルを全力投入して確立した、家事と家計を徹底的にラクにする方法をわかりやすく紹介します。

 

料理・洗濯・掃除・収納・貯蓄など、家事など、家庭を円滑に回す方法について書かれています。

 

 

ポイントは「自分のこと」と考えること

私が意外だったのは、勝間さんはかつて「汚部屋」の持ち主で、「収納破産(モノが多すぎて収納からあふれてしまっていること)」を起こしたと言っていたことです。

そしてその原因について、徹底的に見直して、今に至っています。

 

その中で、勝間さんは「自分事としてとらえる」ことの重要性について書いています。

もともと、汚部屋になってしまった理由は、家事代行に頼んでいたこと。

家事代行は「元あった場所から動かしてはいけない」ので、床に置いてあるものは、掃除をしたらまた床に戻す・・・なので、本当の意味での「掃除」にならないのです。

 

それを、自分でやると決め、自分の責任でやろうと改革を始めたのが、汚部屋脱出のきっかけだったそうです。

 

 

仕事も家事も「見直し」が大事

仕事の中でも、「前任がこうやっていたから」「この仕事はこういう流れと決まっている」とか、そういう風に「当たり前」「常識」「これが正解」だと思っていることって、なかなか見直しをしないで、そのまま進めてしまっていることがあります。

そしてそういう仕事は大体が、手続きが煩雑で、本当はやらなくていい事が含まれていて、効率が悪い。

でも、見直すのって面倒だし時間がかかるから、そのままになってしまっている。

家事にも、これと全く同じことが言えます。

 

勝間さんは、「家事の常識」に対しても疑い、見直し、考え、検証し、ベストな形を作り出し、磨きをかけていっています。

例えば、 ゴミ出し1つとっても、いつ・どのタイミングで・どのようにゴミを出しに行くか、分別はどこでするか、家を選ぶときにゴミステーションがあるかどうかで選ぶ選ぶ・・・とか、とにかく「ゴミ捨て」という行動を細分化し、その1つ1つの行動に対し、どういう選択肢があるか(バッチ処理/逐次処理など)最適な方法を考えていくのです。

食材についても、栄養価が高いか・値段は安いか・保存がきくか・下処理に手間がないもしくは簡単に下処理ができるか・・・などの観点から、よく買う食材とあまり買わないようにしてる食材などを◎○△×をつけています。

1つ1つのことを見直し、最適な方法を考え、それをルーティンにすることで、時短をしながら自分でコントロールしていきます。

 

私たちはつい、「たかが家事」と軽く見て、そんな風に見直しをせずに、いつものやり方で「こなして」しまいます。

でもその間違ったやり方で1分ロスしているとすると、1年続けたとしたら365分、つまり6時間を費やしているということになります。

 

そこを見てみぬふりをしないのが、勝間流なのです。

徹底していて、かっこいい!

 

 

ラクをしながら、自分でコントロールする 

 勝間さんはシングルマザーですから、この本の中に「家事の分担」ということはほとんど書かれていません。

 

大変な家事を分担するのではなく、全部1人でやることが可能なサイズに家事を縮小し、自分でコントロールする方法が書かれています。

私はこれもいいなと思いました。

 

今の、なんでもかんでも男女平等!っていう風潮には違和感を感じてしまうんですよね。

誰にも得手不得手があるし、仕事だって違うし、働き方も違う。

それを、自分が思い描く従来からのやり方で、パートナーにやらせたいとか、押し付けっぽいなと。

ゴミだしの件とか。

https://www.dokudamiyoshiko.com/entry/20190816/1565953200

 

それなら自分でやれよ!って思う。

 

あと、食器洗いでもめるくらいなら食洗機買った方がいいよ。

家事を縮小って、そういうこと。

 

 

努力と検証の結果がつまった本

この本は、家事のスペシャリストが書いた本ではありません。

1人のシングルマザーが、働きながら、自分で家事をする方法を考え抜いたその結晶です。

ズボラな人でも、忙しい人でも実践できる家事の本。

「これ、もっといい方法ないかな?」と思っている人、仕事は好きだけど家事は嫌いな人は、きっと楽しく読めると思います。

 

 

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www.dokudamiyoshiko.com