こんにちは、ドクダミ淑子です。
何でもネットで買える世の中。
私も、楽天ポイントをガンガンと集めている関係で、楽天ブックスは重宝しています。
あとは中古だとメルカリで買ったり売ったりしています。
最近、最寄りの駅ビルが改装工事のため閉鎖され、その中にあった書店も一時的に営業休止となりました。
そしてしばらくして思ったのです。
「書店がなくなるということは、私の教養が衰退するのと同じである」と。
書店に行く意味はどこにあるのだろうか?
「ネット通販が普及したため、書店は存在価値がなくなっている」
「地方の書店はどんどん潰れて行っている」
こんなニュースを見かけます。
たしかに、書店にわざわざ足を運ぶよりも、ネットでポチッとして、家に届くのを待つ方が便利かもしれません。
私もそう思っていました。
でも、書店に行くことでしか生まれないことがあるのです。
それは、「偶然の出会い」。
売れ筋の本はどんなものなのか?
人々は、今どんなことに関心を持っているのか?
そういう「トレンド」は、ネットの中ではわかりにくい。
ランキング形式で紹介されていたりもするけれども、書籍とマンガとCD/DVDが一緒になっていたり、セール本が上位になったりして、 ちょっとわかりにくい。
でも、書店に行けば一発でわかるのです。
話題の本コーナー、平積み、POPなどの装飾・・・そういったものを見て、「ああ、この人がヒットしているんだ」とか、「キーワードは○○なんだな」ということがわかります。
既に知っている作家なら、ネットで十分
偶然の出会いは書店でしか経験できない、その一方で、既に知っている作家や、読み続けているものの新刊などは、ネットでも十分です。
書店で発見しなくても、100%買うから。
そして、ネットで買えば発売日当日には家に到着して、すぐに読むことができます。
発売日に書店に行けなくて、買えなかったなんてことには、なりません。
書店がない街には、住みたくないと思った
たった1000円程度で新しい発見ができ、自分の考えを見直したり、新しい発見をしたり、世界が広がる、本というメディア。
私はこれは「めちゃくちゃ安い」と思っています。
でも、1000円でできる学びのチャンスを「高い」「もったいない」「ムダだ」と思う人もいるかもしれません。
そういう考えの人が多い街では、きっと書店の売上は上がらず、潰れていくのでしょう。
(人口が少ないという問題もあるけれども、それは別の話)
書店が無い街。
私はそういう文化や教養が得にくい街には、住みたくないなと思いました。
ちゃんと書店で本を買おうと思った
幸いにして、建物の改装なので、来月には再オープンするそうです。
その時には、ちょこちょこ足を運んで、ちゃんとその書店で購入して、売上に貢献していく所存です。
今までは、書店で新刊や話題の本をチェックして、ネットで買うこともありましたが、今度から、書店で偶然見かけて「いいな」と思った本は、ちゃんとその場で買おうと思います。
そのほうが「いいな」と思ったその日のうちに読めるし。
ただ、楽天ポイントは欲しいので、本を楽天カードで買うことだけは忘れずに行こうと思います。
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