こんにちは、ドクダミ淑子です。
私は、テキトーに家事をこなして、それなりにキレイなら良しというタイプです。
食洗機・ロボット掃除機などを駆使して、それなりに清潔な家を保っていますし、トイレスタンプや防カビ燻煙剤など、汚れの予防にも力を入れています。
でも、世の中には色々な人がいるんですよね。
先日、「家事を完璧にこなしたい専業主婦希望」という人と話をしました。
アラフォー×バツイチで専業主婦希望
先日、古くからの友人Aの会社の同僚Bさんという、アラフォーバツイチ女性さんと知り合い、3人でご飯を食べる機会がありました。
20代で結婚して1年くらいで子どもはなく離婚した彼女は現在、婚活真っ最中。
「なかなかいい人がいないんだよね」
ため息を吐きながら、そう言いました。
「いいよね、2人とも恋愛結婚しててさ~」
聞けば、婚活・お見合い結婚となると、数字(年齢・年収・身体のサイズ)やプロフィールですべてが決まるから辛いとのこと。
「私の年代だと、婚活の対象になるのは40代以上の男性ばかりで。そうするとみんな『子どもが欲しい』って言うんだよ。私は子どもはいなくていいと思っているけど・・・」
そのあたりは、相手の方の考えにもよるよね。
「それに、婚活だと私も相手の年収とか気にしちゃうよね。Aちゃんやドクダミちゃんは、家買ってるし、旦那さんもちゃんと稼いでいるんだろうなって思っちゃう。」
彼女のグチを聞きながら、私は少しずつ疑問が出てきました。
子どもは欲しくないのに、相手の年収を気にする・・・なぜ?と。
子育てで少し仕事を休むとかは想定していないのに、なぜ相手の年収を気にするのだろうか?
「私、1回結婚していた時、仕事と家事の両立っていうのがキツくて。だから今度結婚するときは、専業主婦になりたいんだよね。」
「18時に仕事が終わって、19時に家に帰って、そこからご飯作って、お皿洗って・・・って毎日やるので疲れちゃったんだよね。それでイライラして喧嘩が増えて、離婚にも繋がったと思う。だから、仕事辞めて家事に専念したいの」
な、なんと・・・!!
家事を完璧にやりたいと思う気持ち
その後も、彼女のグチを聞き、その日はお開きになりました。
友人Aと、その後少しだけ会話をしました。
「Bさんね、すごく仕事ができて優秀な人なんだよね。結婚して仕事辞めたいっていうのはちょっとびっくりしたなぁ」
「そうなんだ。でも専業主婦で子どもいなかったら、毎日めちゃくちゃ暇じゃない?」
「二人だけの家事なんてすぐ終わるから、結構暇だよね。仕事ではめちゃくちゃしっかりしているから、神経使い過ぎているのかもしれない」
「仕事も家事も完璧にやろうって思ったら、そりゃ無理な話だよねぇ」
「そうそう~!家事なんてテキトーでいいんだよ~」
類は友を呼ぶということで、友人Aはテキトー家事派。
Aは、子ども2人を平日ワンオペで世話する超人なので、Bさんの完璧に家事をこなしたいという意見は、二人ともよくわかりませんでした。
完璧に家事をこなしたい人は、結構多いのか?
しかし、世の中では「完璧に家事をこなしたい」と思う人って意外と多くいるのではないか?と思ったのです。
特に、私たちの世代だと、母親が専業主婦だった家庭は、結構多い。
私の周りでもフルタイム・正社員で働いているお母さんなんて、数えるほどで、だから近所では有名でした。
看護師さんと学校の先生くらいだったと思う。
だから、私たち世代の家事のスタンダードって、専業主婦のお母さんが手本になっていて、そのくらい手間暇&時間をかけてやるのが家事だと思っているのではないかと、考えてしまうのです。
たとえば、頑固な汚れは洗濯板&ウタマロ石鹸で落としたり、クレンザーでごしごし擦ったりみたいな感じ。
今はいい洗剤も沢山あるから、そこまで汚れが落ちないなんてことは少ないのに。
そして、父母+子ども2人の4人家族と、独身子どもなし世帯の洗濯物の量は、ハンパないくらい違う。
掃除・洗濯・料理したら1日が終わる・・・なんてことは、子ども無しの2人暮らしでは、そうそうない。
家事は難しいものだと思っている人も多そうだ
また、「家事とは難しいものだ」という考え方の人も多そう。
ゴミ捨てを侮るなかれ的な記事が出回るのも、その関連ですね。
家事の呪縛と専業主婦
「子供なし・専業主婦希望」の婚活中アラフォー女性。
それはそれで、個人の生き方の希望なので、ご自由にどうぞなのですが、なかなかその希望を受け入れてくれる男性って婚活の中では見つからないよなぁとは思います。
その理由が「完璧に家事をやりたいから専業主婦」っていうのが本当なら、家事の呪縛にかかっているのではないでしょうか?
あとは、お見合いでも恋愛でも、結婚した後ってそうそう変わらないのでは?と思ったのですが、またそれは別の機会に書こうと思います。
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