ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

「そんなバカな」と思うアタマを育てたい

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こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

先日、朝のTVを見ていたら、梅雨の時期の洗濯物が乾きにくい問題について触れていました。

そこで出てきた家庭の奥様が、こんな話をしていたのです。

「浴室乾燥機を8時間回しても、乾かないんです・・・」

 

私はそれを見て、こう思いました。

 

「そんなバカな」

 

 

「そんなバカな」な話は、あふれている

結局、このご家庭は浴室乾燥機のフィルターの掃除を1回もやったことがなく、埃がじゅうたんのようにフィルターを覆っていました。

・・・そりゃ乾かないだろ。

 

このやりとりを見て、「そんなバカな」と思うことって大事だなと思いました。

そして意外と、この「そんなバカな」と思うアンテナが立っていない人って多いのだなとも思いました。

 

先日、スポーツジムの支払い銀行のキャッシュカードを機械でスキャンして、引き落とし処理をかけるということがありました。

そこでメガバンクのキャッシュカードを出したのですが、読み取らない。

ジムのスタッフが困り顔でこう言いました。

「みずほは受け付けていないっぽいんで、他の銀行ないですかね?」

 

そうか受け付けていないのか・・・いやいやいやいや!

「すみません、みずほがダメって普通なくないですか?」

「・・・そうですね」

「ちょっと待って下さい・・・逆ですよ。」

「あ、すみません」

・・・なぜ、そこで、みずほが対応していないなんてありえない、そんなバカなと思わないのだろうか?

 

その他にも、「1億円ドーン! フォロー&リツイートしてくれた人から抽選でプレゼント企画」とか、「脂肪がみるみるうちに溶けるドリンク」とか、「なんでも願いの叶う壺」とか・・・そんなバカと思わないのだろうかというトンデモな話は世の中にあふれています。

 

「そんなバカな」の感覚が鈍っている人が多くなっているのではないか?と思うのです。

 

 

「あなたは選ばれた人間です」を疑わない

かくいう私の父も、40年以上前、太古の昔の情報商材に引っかかったことがあるそうです。

「あなたは選ばれた人間です」というはがきが届き、お金を振り込めなのか払えなのか何かに応え、郵送で届いたのがほぼ真っ白でちょっとだけ書かれた紙だったとか。

 

その話を聞いた時に「なんで、選ばれた人間とか言われていい気になるのかわからん」と子どもの私は思ったのですが、中には自分が選ばれること、大金を手にすることに何の疑いを持たない人間はいるそうです。

少なくとも、私の身内にはいました・・・。

 

 

「そんなバカな」と思うアタマを育てるためには

では、どうすれば「そんなバカな」というアタマを育てられるのでしょうか?

 

相手にどんなメリットがあるのか?を考える

例えば、1億円プレゼントなんて、その最たるものですよね。

「1億円プレゼントして、あなたに何のメリットがあるのか?」

・・・どう考えても「ない」です。

1億円は自分で持っていたい。

 

同じく、「儲かるノウハウ教えます」もコレです。

ノウハウを教えてライバルが増えることに、教えてくれる人に何のメリットもありません。

世の中の全員が自分にとってメリットになることをしてくれる・・・わけがないのです。

 

常識的に考える

飲んだら脂肪が溶けるなんて物体、常識的に考えてあるのか?と考えましょう。

そんなものがあったら、大変です。

 

説明書をちゃんと読む

冒頭の浴室乾燥機の話は、コレ。

ちゃんと説明書を見れば、書いてあることを、面倒だからとか、説明書を読むのが苦手だからだとか、そういう理由で放置しているから、8時間かけても洗濯物が乾かないのに、光熱費だけかかるのです。

説明書読めば、機械のことって意外となんでも書いてあるよ?

 

 

疑う心、「そんなバカな」力を育てたい

信じるのは大事とはよく言われますが、信じることと同じくらい、疑うことも大事です。

まずは疑う、その後信じるでも遅くはないです。

怪しい人ほど、「私を信じなさい」と言ってきます。

だからこそ、疑って、「そんなバカな」と思う心を育てていきたいと思いました。

 

 

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