こんにちは、ドクダミ淑子です。
先日、24歳女子と同行しました。
彼女とは、初めての同行、というかトイレでの「おつかれさまです」とか朝の「おはようございます」以外でちゃんと話すのも初めてくらいのレベルだったんですよね。
彼女に言われたのです。
「ドクダミさんみたいな人が、私の理想です」
はぁ?
若手は勝手に妄想ロールモデルを作るのだ
まさかここで、自分が話したこともない人から「理想です」なんて言われるとは思ってもいなくて、ちょっとびっくりしたのです。
でも、よく考えたら、私だってよく知らない人を勝手に理想だって言っていたもんなぁ・・・としみじみしたのです。
私は以前、「ロールモデルなんて必要ないぜ!」という話を書きました。
ロールモデルと思っていた先輩が、案外大したことがなくて勝手に失望して、その後ロールモデルなんていなくても、10年間働いてどうにかなったよという話です。
歴史は繰り返し、誰もが同じような壁にぶつかり、誰もが同じような乗り越え方をしていく・・・歴史は繰り返すということを感じたのです。
結婚して仕事もバリバリって意味か
彼女が私の何が理想なのか、聞いてみました。
「仕事もできて、結婚していて、仕事と家事を両立しているところです」
・・・そうか、そう見えるならありがたい。
っていうか、プロフィール的には事実だしな。
私は結婚して、仕事をしている。
中身はどうか、ということは、きっと24歳には関係ないのだ。
仕事と結婚の両立は当たり前でありたい
結婚していて、仕事もしている。
確かにそれは事実。
ただ、この話って、「結婚したら仕事と家庭の両立って大変だ」と思う人が多いから、できているドクダミさんすごい!ってなるわけで。
どちらかというと「そんなのすごくもなんともない」って思えるような世の中の方が理想だと思うのです。
なぜ「すごい」と思われているのか?
それは、私が働く会社が残業満載のブラック企業(ホワイトニング中)だからですね。
むしろ問題はここだな、と思いました。
家事は楽にもできる
そういえば結婚してよく聞かれるようになったことがあります。
「ちゃんと家事してる?」
「夕飯ってどうしているんですか?」
夕飯はそんなに手の込んだものを作らないから20分あればできる。
なんでもタイマー家事だから、炊飯器も洗濯機もガスレンジもタイマーで放ったらかしにする。
子どもがいない今、自動でできるものに頼りまくれば、家事なんてそう難しくはないし、よくも悪くも「自分の身の回りのことくらい自分でやる」と思っているから、ルンバのスイッチを入れるくらい、全く苦ではないのです。
歴史は繰り返すのだ
さて、話は戻って。
「ドクダミさんが理想です♥️」と10歳年下に言われて思ったのは、時代が変わってるといっても、やっぱり人というのはあまり大きく変わらないんだなということ。
古代の人が「最近の若いものはなっとらん」というように、平安時代の女たちが「あいつ、いつも『カワイイ~』しか言わないのウザくね?」と因縁つけるように、歴史は繰り返すのです。
私はまたもや、回る回るよ時代は回る~♪を感じて、自分がババアになったことを感じるのでした。
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