ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

「嫌な仕事でも誰かがやらなきゃいけない」はおかしい

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こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

 

twitterを徘徊していると、色々なご意見が入ってきます。

その中で気になるのがこちら、「誰かがやらなきゃいけない仕事」という話。

 

例えば、「介護職は給料が低くて仕事もきついけれども、誰かがやらなきゃいけない仕事だから、給料が低くても頑張ってほしい」なんてコメントを、優しさ全開で介護士にリプライしている人を見ました。

 

また、こんな内容のツイート(画像)も発見しました。

たとえあなたが転職しても、あなたの抜けた穴は代わりに誰かが埋めることになるんです
(タクシー運転手・データ入力・引っ越し業・高所作業・院側転・保育士・介護士などのイラスト)
なぜならあなたが従事している低賃金の仕事内容は、社会にとって絶対に欠かせないものだから
たとえ日本国民全員が博士号をもつエリートだったとしても、誰かは居酒屋の店員や、バス乗務員や工事作業員をやらなければならないんです 

 

一体何を言っているんだ?とムカついたので、今回はこの話について書いていこうと思います。

 

気になったのはこちらのツイート。

  


「誰かがやらなきゃいけない仕事」という圧力

そもそも、汚いし危険だしきついし、そして給料も低い・・・そんな嫌な仕事を「誰かがやらなきゃいけない仕事だから」と誰かに押し付けているのは、おかしな話なのです。

「誰かがやらなきゃいけない仕事だから」と発言する人に、「じゃああなたがやれば?」と言っても、「じゃあ、私がやります」という人はほぼいないでしょう。

「誰か」がやってくれれば自分はやりたくないのです。

これって、おかしくないですか?

 

「誰かがやらなきゃいけない、だからやってほしい」

「あなたが貧乏なのはあなたのせいではなく政府のせいだ」

「だからあなたは悪くない」

「だから嫌な仕事をやり続けてほしい」・・・って、ひどいこと言っていますよね?

 


嫌な仕事なら、なぜ「誰もやらなくていいようにしよう」と思わないのか

多くの人が嫌がる仕事は、確かに存在します。

でも、それを「人間がやらなければいけない」と考えている時点で思考停止しているのです。

「AIに仕事を奪われる」なんて言って騒いでいる人がいますが、AIとやらにこういう仕事をどんどんやってもらえばいいのです。

 

最先端の工場はどんどん自動化していて、以前は人の手でしかできなかった細かい作業だって、出来るようになっています。

自動運転の精度が上がれば、長距離輸送トラックもごみ収集車も宅配ドライバーも不要になるかもしれません。

クレームの電話だって一部のクレームではないクレーマーの話をAIに聞いてもらえるようになれば、クレーム処理の人も本当にすべき仕事に集中できるでしょう。

チェーンの飲食店で、ほぼ自動化している店もありますよね。

なぜそちらの方向に行かず、「誰か」に押し付けることしか考えていないのかがおかしいのです。

 


嫌な仕事なら、なぜ「やりたくなる理由」を付けようとしないのか?

誰もが嫌がる仕事、でも誰かがやらなきゃいけない仕事。

それが現代の技術をもって代替できないならば、「多くの人はやりたくないけれども、一部の人はやりたがる仕事」に変えることができないかと思うのです。

 

たとえば、マグロやカニの漁船。

体力は使うし、命を落とす危険性もありますが、その分一攫千金の夢があるし、漁師=かっこいいというイメージを持つ人もいる。

 

また、給料を倍にしたら、「嫌な仕事だけど給料が高いからやりたい」という人も出てくるでしょう。

それを、低賃金という前提を変えずに、「誰かがやらなければいけない仕事だから」という意味不明な理由で、「誰か」にやらせようとするのでしょうか?

 

さらにタチが悪いのが、「誰か」に無理やりやらせる理由として「やりがい」という謎の言葉でコーティングする人です。

これは断じて認めてはいけないと思います。

 


居酒屋や介護を「誰もがやりたくない仕事」というのも間違っている

あと、こちらは本筋からズレますが、居酒屋や介護が全部、低賃金できつい仕事だというのも間違っています。

私はいろいろな企業を見ていますが、同じ業種でも、会社によって待遇も違えば、仕事内容も違います。

大企業だから中小企業だからということではありません。

どちらかというと経営がうまいか下手かの問題です。

 

介護業界は介護保険ありきの商売だから、給与が低いのは仕方がない?

残念ながらそれも違います。

経営手腕の問題です。

 

こちらでも書きました。 

www.dokudamiyoshiko.com

 

 

嫌な仕事なら「誰かがやらなきゃいけない」とガマンして続けることが良くない

仮に、あなたが低賃金できついけれども、「誰かがやらなければいけないから」という理由で嫌な仕事に就いていて、それを嫌々続けているなら、それはできるだけ早く辞めるべきです。

あなたが続けていることで、その仕事はきつくて低賃金で危険でも、仕事内容も待遇も変わらずに存在し続けるのです。

あなた自身がその仕事の存続の片棒を担いでいるのです。

 

辞めたらどうなるか?次に同じような犠牲になる人が出てくるかもしれませんが、出て来ないかもしれません。

もしも出てこなかったら、なんらかの形で「改善」がされるでしょう。

 

人も企業も政府もピンチにならないと、何かを変えようという意識はなかなか生まれないものです。

だからちゃんとピンチな状態を作るためにも、やりたくない仕事は辞めるべきなのです。

 


「誰かがやらなきゃいけない仕事」というキレイな言葉でごまかさない

良いことを言っている雰囲気にのまれて、こんなおかしいことを言ったり、聞いたりしてはいけないと私は思います。

 

「なぜ、誰かがやらなきゃいけないと決めつけるのか?」

 

・・・私はこれからも、こういう視点に立って、不幸せに働く人を少しでも減らすために意見をし続けていきたいと思います。

 

 

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