ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

自分のことを評価してもらいからって、ワーママをディスるのはおかしいだろって話

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こんにちは、ドクダミ淑子です。 

ある日、社内の2つ上のA先輩が、ランチで愚痴りはじめました。

 

「Bさんってさ~、なんで社内報の発行がだいたい遅くなるの?」

「先週結構休んでましたからねぇ」

「だからって、遅れるのはよくないじゃん!」

「遅れますって先週復帰した時点で宣言してたし、仕方ないんじゃないですかね?」

「でもズルいよね、仕事が遅れても、子どもがいるから仕方がないってなるんだよね」

「・・・」

 

ここでこの話は終わるのですが、そこからいつものように一人でモヤモヤし、数日後にキーボードを叩き出しました。

それが、こちらのブログです。

 

 

仕事の中身なのか、家庭環境なのか

そもそも、A先輩がなぜ社内報の遅れにグチグチ言っていたかというと、現担当Bさんが産休・育休中にA先輩が代打でやっていたからです。

A先輩はその仕事が面白かったようで、続けたかったのですが、Bさんが復帰したタイミングで仕事は戻りました。

仕事を取られたように感じたことと、「やっぱりBさんの社内報は面白いね」と褒められてたのが聞こえたことが面白くなかったようです。

 

Aさんもきっとモヤモヤしたのでしょう。

ただし、モヤモヤした結果たどりついたのが、仕事の中身の話ではなく「子どもを言い訳にして仕事を遅らせるのがダメだし、それを仕方ないと言う周りに納得いかん!」という話になり、今度は私がモヤモヤしたのです。

 

 

子育て中の働く女性を良く思わない独身女性は結構多い?

私は、女性だけのネット掲示板的なところもたまにパトロールしているのですが、子育てママが復帰して働くことをよく思っていない人の書き込みや、そういう話題を見かけることがあります。

 

「しわ寄せが独身女性に来る」

「なんで突然休むんだ」

「時短なのに正社員なんてズルい」

 

子どもなんてしょっちゅう熱を出すし、子どもを放置するわけにはいかない。

そんなのは頭ではわかっているだろう。

子育て中の人に面と向かって言うこともない。

 

でも、自分に「被害」があると感じると、「私だけ損してる」「子育て中だからって特別扱いされるのはズルい」・・・こういう思考になってしまうのでしょうか。

 

 

実は自分を褒めてほしいの裏返し?

また、A先輩はこういうことを言っていたこともあります。

「昇給や昇格で差をつけてもらわないと、普段の私の頑張りやフォローをやってるのが無駄みたいに感じちゃう」

 

さっきから続く話を繋ぎ合わせると、A先輩のモヤモヤって、子育てママへの不満というよりも、頑張っている私を褒めてほしいって問題なのではないかと思えてきました。

 

よくよく考えたら、「子育てママが休んだりするのが気にくわない」だけではなく、本心のところは「毎日休まず会社に来て頑張る私を評価してほしい」ってこともありそう。

A先輩は、「さすがですね!」とか褒めるととても喜ぶタイプだし、お礼を言わない人のことはグチグチ言うことがある。

「ありがとう、君のおかげだよ」が原動力なタイプなんですね。

 

でも、彼女のような評価してほしいって人が、いざ結婚・出産して、子どもを育てながら働きたいってなると、今言っていることが180°変わって、「子育てしながら頑張っている私を評価して!」ってなるんだろうなぁ・・・と想像してしまう。

 

他人からの評価を求める人は、どちらにしても仕事を一緒にするのは結構面倒くさいなと思ってしまった。

 

 

本当は、独身女vs子持ち女の戦いではない

さてさて、ここまでは独身女子の肩を持つのか、はたまた子育て女性をどうにかすべきなのかという話題で進んでいましたが、そもそも、そういう戦いがないのが理想の社会だと私は思います。

 

独身女性が不満に思うことの多い、仕事のしわ寄せ。

これは会社の問題なんですよね、本当は。

人間なので体調も悪くなることだってあるし、家庭の事情もある。

そんな中で、ぎりぎりの人数で回している状態を放置している企業が一番アカンのです。

 

あと男の人もね。

なんで妻だけこんなに両立に苦しむのかっていうのも疑問。

男の上司も、子育てに苦しんだ経験があればまた違う対処の仕方もあると思うんですよね。

 

 

女同士、敵にはなりたくない

私は、女同士のマウンティングって本当に面倒だし、無駄だと思っています。

だから、噂話や悪口には、極力参加しないようにしているし、参加しても発言はしません。

社内の誰が好きで誰が苦手なのかも、社内の人には言いません。

 

今独身でも、子どもを産むかもしれない。

産んで育てて手がかからなくなったら、次の世代を助けに回れるかもしれない。

 

女同士、仲良くやっていきたいものです。

 

 

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