こんにちは、ドクダミ淑子です。
ツイッターを徘徊していたら、こんなやりとりを見かけました。
ざっくり言うと、ぶりっ子称賛男子→ぶりっ子呪い女子って感じでしょうか。
男性のつぶやき
- アラサー派手目女子に相手に求める条件を聞いたら「年収最低1000万円」「身長180前後」と出た
- その横で地味な小動物系の子が「旦那が会社クビになっても笑い合える関係」と言った
- その場の男性は全員地味な小動物系の子に恋に落ちた
このつぶやきを見た女性のつぶやき
- 少し地味な小動物系のブス(以下、小動ブス)、性格悪い
- 男ってバカ
- 小動ブスはグラス両手で持ってカシオレちびちび、食べる時フーフーハフハフ、内股、GUの安っぽいフレアスカート、黒髪なんだろ?
- 小動ブスは清楚系に見せて腹黒、性欲強い
- 年収1000万円以下の男はお断りとか行って赤ワインがぶがぶ飲んでいる派手目アラサー女子(以下、派手サー)の潔さが好き
- 派手サーは、早めに妥協して結婚するブスとは違う
おお、お怒りだ・・・
そもそも、比べる男性がダメなんだが
この問題を語るにあたり、まず言いたいのが、こういう風に「とある女をディスリつつ、他の女を持ち上げる」という書き方がダメなのです。
「年収1000万円以下はお断り」というのは、その場にいる多くの男性はお断りゾーンなのではないかと思うのですが、だからと言って、その発言をした子を下げるために、対照的な意見を出してくるって感じなのがもう、当てつけみたいで嫌な気分になります。
女が女をディスるのも、嫌な気分になる
この反論をした女性は、怒りを爆発させています。
まるで、少し地味な小動物系のブスに親を殺されたのではないか?と思うくらい、大噴火をしていますね。
殺されてなくても、過去になんかあったんでしょうね・・・
派手目アラサーの友人が好きすぎて、応援をしたいがばかりに、小動ブスを下げる発言をする・・・結局、冒頭の男性とやっていることは変わらないので、私は嫌な気分になります。
私は、赤ワインをがぶがぶ飲む系のブスだ
私はどうなのか?と考えてみました。
まず最初に、自他ともに認めるブスです。
しかし、小動物系かというと、そんなことはありません。
そして赤ワインをがぶがぶ飲みます。
食事に合わせてお酒は変えたいので、赤ワイン・白ワイン・焼酎・ウィスキー・ビール・日本酒何でも好きです。
なので、ブスだけど小動物にはなれず、ぶりっ子もできず、赤ワインをがぶがぶ飲んでいます。
モテ度ピラミッドというものが仮にあったとしたら、最下層です。
私の上には、きっと小動ブスがいるでしょう。
ブスにはブスの戦い方があるのだ
そんな、小動ブスでも派手サーでもないブスの私ですが、「小動物のようにカシオレをちびちびのんでハフハフ震えている」ブスと、それを見て目を細めている男子という風景を見た時に私がどう思うかと言うと「頑張ってるなー」って感想だけですね。
そこで「イヤ」「嫌い」「やめろ」「絶滅しろ」とは思わない。
そして、小動ブスがハフハフする以外の勝ちポイントが、あまり思い浮かばない。
ブスが生き残る手段のひとつとしてぶりっ子があるのに、それを封印したら何をすればよいのでしょうか?
雑草でも食べていろとでもいうのでしょうか・・・
なぜ女同士でそんなに憎み合わなければいけないのか
女同士がなぜこんなに憎みあっているのか、私はわからないし、見ていて悲しい気分になります。
別に小動ブスが頑張っているからといって、派手サーの価値が下がるわけではないし、逆もしかり。
共存共栄していけばいいのに、なぜか戦争をしているように見えるのです。
それはまるで、猿の惑星のよう。
目の前にいる男を取り合っているなら、男に選んでもらえるように動けばよい。
それがぶりっ子という手法なら、そうすればいい。
目の前にいる男と付き合いたいとか結婚したいんじゃなければ、ほっといて、自分は別の男を捕まえにいけばよい。
派手目アラサーをディスるのもやめてほしいわ
そういう話をすると、外野から「派手めアラサー(バリキャリ)は、○○だから結婚できない」とかいう意見も出てくるけど、それも違うと思います。
バリキャリだから結婚できない、ブスだから結婚できない、どっちもないからです。
どっちでも結婚する人・しない人、できる人・できない人がいる。
全てを勝ち負けで判断する人生は、しんどいと思う
バリバリと仕事をしていると、どうしても勝ち・負けでいろいろと判断してしまうようになります。
でも、人生全般において勝ち負けにこだわり続けると、しんどくなります。
周りが敵と味方に分けられるのも、しんどい。
他人は他人、自分は自分。
人生には勝ちも負けもない。
人生何があるかわからない。
なので、人と比べず、みんな仲良く、まったり生きていくのが一番じゃないかと私は思うのです。
まったりの世界を乱す発言、「女の敵は女だよねー」という人は、ほんとに引っ込んでいてほしいですね。
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