こんにちは、ドクダミ淑子です。
地上波で金曜夜に放送されていた、『彼氏をローンで買いました』が最終回の放送を終えました。
前回までの感想はこちら
違和感が最後までなくならなかった
最後まで見てみたものの、やっぱり最後まで感じていたのが、違和感。
- ストレスは他人にぶつけるものだ
- 専業主婦礼賛
- 「女は家を守り、男は仕事をする。それがあるべき姿」という考え方
この辺が、最初から最後まで、一貫してこのドラマで強く言われていました。
こういう極端な考えをポップなドラマに落とし込んでうんぬん・・・というのが、このドラマの面白さなのか?とも考えたけれども、結局、なんか女を見下しているように感じてしまう。
すごくひねくれた見方をすると、こんな風に感じてしまう。
- 女は、男の稼ぎで生きていけばいい
- 女は、稼いでくれる男の前では従順にするべきだ
- 女は、従順にしているゆえのストレスを、別の男にぶつけて発散すればよい
- 稼がない男はクズなので、女にストレスをぶつけられるのは仕方がない
なんか、全ては「稼ぐかどうか」「従えるかどうか」なんて感じで、すごくモヤモヤしてしまう。
私の心が汚れているからかもしれないですね。(※前回そんな内容のブログを書いている)
ストレスとの付き合い方
自分のストレスとどうやって折り合いをつけていくのかという話。
私はやっぱり、自分のストレスは自分でどうにかするのが正しい解消法だと思うんですよね。
八つ当たりする相手がいないとストレス解消できないっていうのが、不健全。
だから、ネットでの誹謗中傷が絶えないのでしょうか?
- 美味しいものを食べる
- 旅に出る
- 何もしないでボーっとする
- わんわん泣く
- 信頼できる人にぶつけるのではなく、話す
- しかるべき医療機関に相談する
そうやって、他人にぶつけることなく、自分で解決するのが当たり前。
ぶつけられた他人も迷惑だし、またストレスがたまるし・・・悪循環。
そんなの良いことなんて一つもありません。
月々39,800円で借金まみれ男の肩代わりをするくらいなら、毎月国内温泉旅行に行ったほうがストレス発散になると思うのです。
時代遅れの世界を推しまくる違和感
このドラマで一番モヤモヤしたのが、専業主婦神話・3歳までは手元で育てるべき神話です。
「保育園にぶち込まれて」なんてセリフが出てくるあたり、野島伸司のゆがんだ価値観が全開になっていますね。
ストレス満タンで子育てするよりも、保育園や家族に協力してもらいながら、仕事と家庭を両立させたほうが、いいと思うのです。
「問題提起です!」と言ったら聞こえがいいけれども、古い価値観を引っ張り続けることよりも、時代は流れていることに必死に抗うよりも、その中でどうするか?を考えたほうがいいと思うけどなぁ。
ということで、真野恵里菜ちゃんが可愛いので最後まで観ましたが、私は共感できることはあまりなく、違和感満載・モヤモヤ全開の状態で終わりました。
『彼氏をローンで買いました』は、FODまたはdTVで全話見ることができます。
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※本作品の配信情報は2018年9月30日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況についてはdTVのホームページもしくはアプリをご確認ください。