こんにちは、ドクダミ淑子です。
少し前にネットドラマで気になっていたけど見なかった、『彼氏をローンで買いました』が、地上波で放送されていたので、1話&2話をまとめて見てみました。
あらすじはこちら
公式サイトによると、1話・2話のあらすじはこんな感じです。
1話
キャピタルホールディングス東京のオフィスビルロビーの受付嬢・浮島多恵、飯山由愛、安藤ひよりは、エリートイケメン男性と結婚し、今や絶滅危惧種の専業主婦になることを夢見ている。多恵の彼氏は、このビルの会社に通う海外事業部のイケメンエリート・白石俊平。俊平と結婚し、夢の専業主婦になるために、多恵は俊平に“よせてあげて”猫を被って接する毎日。ある日、俊平が他の女と歩いているのを見ても、我慢我慢。イライラは募るばかり。そんな時、花寿を果たして優雅な生活を送っていると信じていた、伝説の先輩受付嬢・南場麗華がやさぐれた姿で、コンビニで働いているのを見かけ…。
2話
若い女の子と腕を組んで歩いていた俊平に遭遇した多恵は、由愛とひよりに相談するものの、「彼が妹と言うなら有無を言わさず妹ちゃんなの」と二人に説得される。納得はできないものの、俊平に攻め入ることができない多恵は、またストレスをため込んでいた。麗華からネットでストレスをぶちまけられるオトコを買えると聞いた多恵は、酔っぱらって、つい、購入ボタンを押してしまい…。
この中で、南場麗華という伝説の受付嬢が出てくるところから、物語はグッと動きだします。
麗華さんは、猫をかぶりまくって結婚して子供を生んで、かぶりすぎた猫がストレスたまった時の「うるせぇな」で解放され、猫から虎になり・・・離婚、そしてシングルマザーでコンビニパート。
なかなかの転落人生です。
そんな麗華さんは、こんなセリフを言います。
「女には見上げる空と踏みにじる地面、このふたつがあって初めて安定するの」
多恵が本命彼氏に猫をかぶっているためには、見下すための別の彼氏が必要という話の中で出てきたこのセリフ。
なかなかのやさぐれです。
結婚がゴールだと思うから、こんなんになる
そもそも、彼氏が別の女と歩いている時点で、別れを決意すれば、その後変な男を買うことにはならず、新たな人生のスタートラインに立ったはずなのです。
そうではなく、「彼が妹って言ったから妹!」「そういうことにしておこう」とか考えるから、いけないのです。
でも、この世界の女には、そんな当たり前のことを言う人はいません。
「そうよ、我慢すれば大丈夫」
「結婚さえできれば後は問題ない」
そんなことを言って、みんなで見て見ぬふりをしようとします。
それは、南場さんも一緒。
なぜなのだろう?と思ったんですが、結婚をゴールにしているからなんですよね、きっと。
結婚してからが、長い人生の始まりで、そこで浮気騒動があっても見て見ぬふりで妻の座に居座り続けるつもり?
年収1500万って言っても、浮気相手も含め3人彼女(予告を見る限り4人目もいる)がいたら、大して稼いでないのと同じなのに、なぜ「年収1500万~!」と言ってられるのだろう。
当たり前だけど、結婚はゴールじゃないよね。
見上げる空がなければ、踏みにじる地面も必要ない
「見上げる空」とたとえるほど、自分と彼氏は釣り合わないと考えていることも、問題ありよね、と思います。
対等な関係じゃないと、疲れちゃう。
ずっと真っ直ぐ前を見ていたら、別に前を向きすぎて疲れることはないけど、極端に上を向いたり、下を向いたりし続けると、首が痛くなるのです。
踏みにじる地面なんて、必要ない。
だから、見上げる空も、必要ないと思います。
ずっと自分を卑下する人生なんて、まっぴらごめんだ!
ローンで買った彼氏も、なかなかのクズだぞ?
出てくる人が全員めちゃくちゃなので、ツッコミどころが満載なのですが、ネットでポチッとした彼氏も、なかなかのクズっぽいです。
22歳で500万の借金って・・・何したんだろう?
そして、多恵の外見でいじる様子も、ああクズ・・・!と、ドラマの人物なのに、ざわざわしてしまう感じです。
変な人しか出てこないこのドラマ、続きがどうなるのかは・・・気になりますね。
『彼氏をローンで買いました』は、FODまたはdTVで全話見ることができます。
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※本作品の配信情報は2018年8月20日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況についてはdTVのホームページもしくはアプリをご確認ください。