こんにちは、ドクダミ淑子です。
ある日、ふと思いました。
「ネットの世界って、なんでこんなに仕事に対してネガティブな情報があふれているんだろう」
会社のグチ、仕事がつまらない、仕事がつらい、先輩や上司が嫌だ、長時間労働がキツいなどなど。
逆に「会社楽しい! 会社員サイコー!」みたいなネタって、あまり見かけないですよね。
どうしてなのだろうと思ったので、考えてみました。
私は「今は」仕事が楽しい派だ
まず、私の立ち位置の確認。
新卒で人材系の会社に入社し、入社後5年くらいは大変苦しみました。
先輩や上司もわけわからないし、お客様ともうまくコミュニケーション取れないし、仕事できないし、ミス多いし、すぐ忘れるし。
そんな状態でも続けていたら、いつの間にか売れるようになり、お客様ともちゃんと会話できるようになった。
諦めずに知識・経験を蓄えていったら、10年かけたらどうにかなりました。
相変わらずミスは多いけれども、それも周りにカバーしてもらいながら、自由にやらせてもらっています。
自由に働くためのポイントをまとめました。
苦しんでいる時は何をしていたかというと、ひたすら企画書を作り、提案メールを作り・・・を繰り返していました。
ネットの世界を覗くなんて、当時は考えていなかった。
初期のブログも始めたのは2014年、売れ始めて心に余裕ができた時からでした。
仕事の中では、色々な人と接しますし、ブラック企業もホワイト企業も見ています。
ざっくり言うと、サラリーマンって仕事楽しい人2:楽しくもつらくもない人6:つらくて仕方ない人2、くらの割合だと思うんですよね。
「うわぁ・・・超絶ブラック」っていう会社は、全体の1割くらい。
その他は、まぁ別に普通の範囲かなって会社なのです。
なぜ、ポジティブ情報は流れてこないのか
さて、本題に戻って。
なぜ、会社員をディスる記事が多く出回る中で、同じくらいの数の「会社員楽しいぜ情報」が出ないのか?
色々な可能性を考えてみました。
仕事が楽しい人は、仕事に夢中
まずこれですね、仕事が楽しい人は、仕事に夢中です。
仕事に夢中だと、仕事にかけるパワーも多くなりますし、仕事に関連する情報を集めることに時間を使います。
大きな仕事をしていればしているほど、仕事の内容をネタバレするような発信ができないので、ブログに書くなんてこともしません。
新聞記事や大手企業運営のメディア、「私の履歴書」的な記事にはたまに出てきますが、それは過去の業績とかの語りで、なんか「今私はこう思う」みたいなのとちょっと違います。
リアルタイムの「今オレ、仕事めっちゃたのし-!!超デカいことしてる-!!」っていう会社員の声は、あまり聞けないのです。
ネガティブな声の方が、共感しやすい
人は、悩みがあれば、それを誰かに聞いてもらいたい、分かち合いたいと思うものです。
分かち合いたいと思って発信する人もいれば、そこに集まる人もいる。
本当に幸せだと、幸せだということを発信しなくても満たされているので、別に発信しなくてもいいかとなる。
会社員楽しいぜ情報は、お金にならない
ネットの世界では、ネット上で人を動かすことでお金を取ろうという商売をしている人もいます。
転職サイトや人材紹介サービスに登録したりする流れですね。
そういう商売(マネタイズ手法)を考えると、会社員楽しーい!っていうのはマネタイズするのが難しい。
だから「会社つまんね」→検索→「ほうほう、君は仕事がつらいのか、実は俺もつらい。だから転職しようぜ」みたいな方がマネタイズしやすいのです。
ちなみに思いっきりそんなかんじサイトに寄稿をさせていただいていますが、このサイトを批判しているわけではありません。
今回の話は「なぜポジティブな会社員が少ないのか?」という疑問について。
これはめっちゃ面白いし、きっと共感して、救われている人もたくさんいる。
会社員をディスる人の声が大きいだけ
不倫疑惑の芸能人が出ている番組のスポンサーにクレームが入って、その人が降板とかっていうニュースが良くありますね。
さて、あなたはスポンサーに電話したことありますか?
私はありません。
こういうのって、一部の人が何度も苦情を入れていると思うのです。
それと同じく、一部の人が何度も何度も会社員をディスるから、会社員はクソって言っていますという風潮になるのではないでしょうか。
会社員が楽しいって人も、どんどん発信すればいいのに
だから、仕事が楽しいよって人も、時間がないかもしれないけれども、どんどん発信してほしいと、私は思うのです。
「仕事=つらい・苦しい・我慢」というイメージがつかないように、サラリーマンを楽しんでいる様子をどんどん発信してほしい。
学生で「会社」におびえているなら、ネット記事を読むよりも先輩に話を聞くべし
もしもこれを読んでいるあなたが学生で、「社会人怖い」「会社員オワコン」と思っているなら、ぜひネット記事をあさりつつも、楽しく仕事をしている先輩を探して、話を聞いてみるのが良いと思います。
両方の意見を取り入れて、どういう働き方がしたいかを考えてみる方が、フラットに考えてみたほうが、自分のためになると思いますよ。
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