
こんにちは、ドクダミ淑子です。
私はお客様アンケートを時々書くおばさんです。
普段は別に「いいよいいよ」で済ませる人間で、近所のスーパーの野菜の鮮度がイマイチで、ミニトマトのヘタを取ったら黒ずんでいようと文句を言わずにカットして使っているんだけれども。*1
「これはアカン!」と思う時は、お客様センター的なところや、レシートのアンケートメールにお便りを送ります。
パワハラには物申す
今まで送った内容を思い出すと、圧倒的に多いのは、「従業員の別の従業員に対する扱い」についての話が多い。
平たく言うと、パワハラですね。
少し前に、某ファミレスに着席した瞬間、「真剣にやって!し・ん・け・ん・に!わかったぁ?」と怒鳴る声が聞こえてきたことがあって。
よく見ていると、ベテランパート従業員っぽいおばさんが、新人パートっぽいさらに年上のおばさんに「お前はなってない、私はもっとデキる!」とドヤっていました。
でも、そのおばさんも、「料理提供で帰りにバッシングする」という飲食店バイトの基本中の基本動作ができず、戻ってきてから新人パートに「ほら見て、3番と10番のお皿があるでしょ?早く下げに行ってきて!」と言っていました。
いやお前が手本を見せろよ、10番なんて今あなたが通ってましたよね?*2
手ぶらで帰ってきているの、あなたですけど?
だいたい「真剣にやれ」という指示も曖昧だし、新人さんにとっては真剣なんだけれども、慣れない仕事って真剣にやっても分からないものは分からないのよ!
こういう、従業員間での優劣とか、自分の実力とやらを見せつけるための他人落としとかが嫌いな私は、お客様センターへその熱い思いを書きましたわ。
「新人さんは頑張っているし、その温かい接客を続けてほしい」「忙しいのに口だけしか動かしていない人がいる」とな。
同じように、マックで黒人女性(多分パート)にものすごい横柄な態度を取っている若い男性(多分社員)がいたので、それもアンケートに記載したりした。
接客が悪いには腹が立たないし、商品に不備があればその場で交換してもらうけれども、従業員が他の人のパワハラめいたことをしていたりするのは許せないのです。
表でそんなことが出来る人間が、バックヤードで何をしているのかどうか・・・と心配になってしまうから。
あとは、客席で面接するタイプのカフェで「うちは今、土日入れる人しか雇ってないんだよね〜」と上から目線で言い、開始3分で解散した面接にもご意見したかな。
じゃあ応募資格に「土日入れる人限定」とか書けよ!と思うんだよな。
せっかく面接に足を運んでもらっているのに、履歴書まで書いてもらっているのに、それに対して何も思わないのかよと腹が立ってしまう。
なぜ人は、少し偉くなるとそうやって調子に乗ってしまうのだろうか。
採用したら活用を考えるしかないのに
まぁ分かるんですよ。
現場からすれば「使えない人間を採用しやがって」と思っていることは。
でも、「そういう人」しか採用できないっていう時代になってきているし、採用したからには育てるしかないんですよね。
その「育てる」という手間を面倒臭がって、文句ばかり言ったりしている人や、そもそも育てるのが下手なのを自覚していない人に対して、私は腹が立ってしまうのかもしれない。
・・・とか考えているから、脳みそがマシュマロか綿あめみたいな子を「育ててね」とあてがわれるんですけれども。
でも、このブログに書いていない子も含め、過去面倒を見ていた彼ら彼女らは、なんだかんだで一生懸命に仕事を覚えようと頑張っている。
ただ、その頑張りの方向が斜め上だったり、そもそも頑張る素地(算数の知識を含めた一般常識など)がなかったり、「他人の気持ち」というものに度を越して無神経だったりするだけなのだ。
でも、その子の特技や特性を見分けて、配分する仕事を考えるのもこちらの役割なのだろうと思っている。
飲食店のバイトなら、レベル別の「作業」に落とし込むことが出来るから、教えるのも簡単なんだろうなと思うんだけれどもな。
とにかく、誰かが誰かをバカにしたり下に見たり、パワハラめいた言動をしているのを見ると、嫌な気持ちになるし、もっとうまい教え方があるよねと思う。
なので、そういう思いをする人が少しでも減るように、私はせっせとお便りを書いている。
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