
こんにちは、ドクダミ淑子です。
私は昔から「無駄なことはやりたくない」という人間で。
やらなくてもいいけれどもやっている仕事については、極力廃止していく方向で調整を進めている。
そうしないと自分の仕事が回らなくなる、というのもあるし、単に無駄な仕事が嫌いなのもある(こちらの方が大きい)。
やらなければいけないけれども、面倒くさい仕事についてはできるだけ省力化・自動化したい。
「その仕事、必要ですかぁ?」と聞くけれども、それだけ聞くと嫌な奴なので、プロセスを確認して、省略出来ることの提案とか、そもそも別のフローに変えたり統一化させたり・・・
とにかく「意味もなくただ言われたからやっているのだ」という仕事は嫌いだし、やるなら何らかの価値を見出したい。
それと対局なのが、私の隣の席の人だったりする。
反抗しないという流儀
彼は、とにかく「事なかれ主義」。
トラブルを起こさないように、揉めないように・・・を第一としており、そのため「言われたことは言われた通りにしっかりやる」という感じ。
それはとても良いんだけれども、私との相性は悪い。
なぜなら、「昔からやっているから」という理由で、必要のないデータ入力なんかを私に依頼してきたりするからだ。
「それ、どこで必要なんですか?レポートには使っていないし、〇〇で代替できるのに、私が手入力する必要あります?」
「いや・・・前からそうだからさ、頼むよ」
それ、理由になっていないんですけれども・・・
でも、とにかく彼はそういう感じで「変えないこと、変えようとか提案しないで言われた通りにやり続けるのが俺流なのだ」みたいなことを言ってくる。
まぁ良いんだけれども、私を巻き込まないで欲しいんだよな・・・できれば。
「だってもしも、必要ですか?とか聞いて色々見直した結果、必要だってなったら俺が間違っていることになるじゃん?だったら、俺は言われた通りにやっていますよ、と従順でいることが、周りにも負担をかけずに自分も労力とかストレスをかけずに済むの」
まぁ、言っていることは分かる。
「考えない」ことでの省エネ説
「でも、そうやって、言われたことを言われた通りにやり続けて無駄仕事をするって、自分の労力の無駄遣いですよね?しかもそれを今回は私に依頼しているってことは、私の労力を使っているんですけど・・・」
「じゃあいいよ、俺がやるから」
そういう問題じゃないんだけどな。
しかも「俺がやるから」と言いつつも、この人は最終的に「頼むよ〜この通り」とか言って私に投げてくる。
それが分かっているから、ちょっと強い口調で言っているんだけれども。
しかしですね・・・彼は、今回に関わらず、「本当は必要ないけれども、言われているからやっている仕事」というのを自分でもたくさん抱えている。
そして、「言われたから」という理由で、やり続けているのだ。
「意味など考えない。考えないことが俺の省エネなんだ」
まぁ、それも仕事の流儀なのかもしれないな・・・
こっちにその考えを押し付けられたら断固拒否するけれども。
「労力」をもっと大切に
彼はもっと、「自分の労力」というものを考えたほうがいいんじゃないか?と思う。
多分、自己犠牲みたいなものを何も感じないタイプなのだろう。
まぁそれは良いんだけれども、それを「他人にも同じように」を求めた瞬間におかしなことになる。
・・・ということを分かってもらいたいけれども、多分伝わらないだろうな。
彼にとって私は「ただのケチ」なのだ。
でもさぁ・・・無限に残業出来るわけじゃないから、そういう思考回路になるのもまた仕方ないっていうか。
先日、別の方面との数回の話し合いを経て、彼の「意味は無いが言われたからやっている仕事」を1つ廃止した。
確かに労力はかかった。
仕事のフローを全部見て、これを無くすことでどこに影響が出るのか?を検証して、関係部署に連絡して、調整して・・・とやったので。
でも、「あの作成、地味にストレスだったんだよな」と言っていたので、やってよかったなと思った。
彼からすると「やらなくて良いと言われたから、やらなくなった」というところだけ切り取って認識されているのが、ちょっと癪だけれども、いつもブーブー文句を言って私が彼に心理的負担をかけているので、その辺は気にしないようにしようと思う。
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