少し前、夫にかき氷シロップを買いに行ってもらいました。
しかし、なかなか帰ってこない。
想定時間を5分くらい過ぎてもまだ帰ってこなくて、そのさらに5分後くらいに帰ってきました。
これは・・・アレだな。
店員さんに聞かずに探し続けていたな?

店員さんに聞くタイミング
かき氷シロップなんて、季節限定のものだし、その時は少し「かき氷始めました」の時期は過ぎてしまったので、特集コーナーみたいなものは引っ込んでしまったところでした。
・・・ってことは、どこにあるか、私でもわからない。
こういう時は、自分の知識とか経験も意味がないので、それを陳列している店員さんに聞くのが一番なんですよね。
ただ、最寄りのスーパーってそこまで大きくないから、隈無く探せばだいたい見つかる、というのが難しいところで。
私は、2周くらい回って見つからないと店員さんに聞いちゃうんだけれども、夫の場合は何周も注意深く探して来たのでしょう。
そういう時は「なぜこのジャンルに置いてあるんだ!」ってなるから、さっさと聞いちゃったほうが良いんだけれどもね。
今回は「飲料」のカルピス原液と同じコーナーの、1番下のところに置いてあったらしい。
「飲料じゃないのに!」とぼやいていたけれども、カルピス原液をかき氷にかけるのは定番化しているし、まぁ置き場としては安牌だろうと思う。
夫にも「こんなに時間がかかるなら、店員さんに聞いちゃえばいいんだよ」と言ったけれども、やっぱり彼はできるだけ自分で探したいらしい。
こっちとしては、「早く帰ってきて欲しい」がゴールだから、それを達成できれば手段は何でも良いんだけれども、「ここまで探したのに見つからないなんて」と意地にならないでいただきたいなぁと思う。
人を頼るタイミング
この、「人を頼るタイミング」って結構難しくて。
理想としては「自分でも頑張ってみたけれども、自分ではどうにもならない時に頼る」なんだけれども、その「ちょうどいい塩梅」っていうのがなかなか出来なくて、「すぐに頼っちゃって自分で考えない」と「自分ではどうにもならないのになかなか頼れない」というのの、どちらかになりがちになる。
まぁその「自分でも探してみたけれども見つからなくて聞く」も「すぐに聞く」も店員さんからすると「場所を聞かれた✕1」になるから、結果は一緒になるんだけれどもね。
イオンの子ども売り場とかも、慣れないイオンだと何がどこにあるのかわからない。
水筒売り場が2箇所あったりするのが(しかも置いてあるものは違う)、もうこりゃ素人では無理だなって思う。
・・・という経験があるから、私は2周すると決めている。
(今書いていて思ったけれども、2周しても見つからないってことは、私の目はだいぶ節穴何だと思う。店員さんに聞くのが正解なのだろうと思った。)
自分の実力を正確にはかる
「どこから人に頼るべきか?」というのはいつも難しいなと思う。
仕事においてもそれで、すぐに何でも質問投げてくる(そして聞いた回答を忘れる)人もいるんだけれども、逆に何も聞かないまま自分で判断し、よくわからない方向に進んでいく人もいる。
「ほどよく」「適正に」他人に頼る、ということを考えると、「自分の実力や理解度を正確に把握する」という力が必要になるのだろうなと思う。
ただ、これが出来れば苦労しないのだ。
人は自分自身のこととなると過大評価するか過小評価するかのどちらかになりがちだな、と色々な人を見ていて思う。
過大評価するとキャパオーバーになり、過小評価すると自分の頭で考えない人になる。
特に社会人になると、テストの点数とか偏差値とかわかりやすい「実力」ではなくなるから、自分がどういうレベルになっているか、というのは正確にはかるのが難しい。
お山の大将・井の中の蛙になっているかもしれないし、逆にめちゃくちゃ出来るのに井の中に居続けてしまっているケースもあるのかもしれない。
・・・と考えると、常に「自分はもっと出来るはずだ」と考えたり、逆に「これは自分で頑張りすぎているのでは」と疑ったりしながら、他人から見た自分はどう映っているのかどうかを意見してもらう・・・というのをやっていくしかないのだろうな、と思う。
とりあえず夫には、「貴様は仕事は出来るかもしれないが、スーパーでの商品を探す能力は低い。なぜなら彼らは分類通りに並べないこともあるから、君の仕事観とは合わないからだ」ということを伝えておいた。
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