ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚40代女、ドクダミ淑子の毎日

それは、ある日突然やってくる


こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

ある朝、保育園登園の時間。

 

うちの子、もうすぐ年中さんなんですけれども、気持ちの切り替えがなかなか下手でですね。

家の中でやりたいことがあると、なかなか保育園に行きたがらないんです。

 

逆もあって、保育園の遊びの途中で迎えに行っても、なかなか片付けて帰ってこないから、5~10分くらい待つこともあるんですけどね。

ゲームの途中だったりすると、先生からも「あと1回だけいいですか?」とか言われることもあるので、園全体で「きりの良いところで帰りましょう」みたいな感じなんだけれども。

 

そんな中なので、こちらも「どうせここからゴネるんだろうな」と思って準備をしながら促したりしていたわけなんですよ。

 

しかし、今朝は違いました。

 

 

拍子抜けするほどスムーズに登園

「このYouTube見たら、保育園に行くよ」と声をかけて、私はせっせと準備をしていました。

 

・・・って朝の出発前ギリギリまで準備しているなって?

わかるよ私もそう思う。

でも、それでもいつもは間に合っていたんだもん、ゴネるから。

 

いつものようなタイムスケジュールで行くだろうと想定していたのですが、その日は、Youtubeを見終わったら、テレビの電源を切り、スンと立ち上がり、玄関まで出てきました。

そして「もう行けますよ」と靴を履きだしたのです。

 

・・・待って!

まだママの準備が終わっていない!

急いでルンバのスイッチを入れ、コートを着て、リュックを背負って、家を出ました。

 

あれ?

もしかして朝のごちゃごちゃするタイム、先週で終了した?

 

これを書いているその日の朝の出来事だったので、もしかしたら明日はまたごちゃごちゃするのかもしれませんが、急に聞き分けが良くなったというか、切り替えが上手になったというか・・・という状態で、私は感動しました。

エレベータ―の中で抱きしめてべた褒めしちゃったもんね。

 

なんか、今までの「家を出るまでに10分はかかる」というのが嘘のようになくなったので拍子抜けしてしまいました。

 

 

「今だけやん」でした

3年弱前に、初めて保育園に入った時から、登園はずっとゴタゴタの連続で。

 

初めは保育園という環境に慣れず泣きまくっていたし、途中からは「歩きたい」「寄り道したい」「ベビーカーに乗りたくない」だったし、今の園になってからも「靴を履くのを甘えてママに頼みたがる」「出かける前にやりたいことがある」「まだ遊びたい」と色々やってきました。

出かける時間について交渉して、なだめて、「この簡単な方の塗り絵にしませんか?」と提案したりしながらも、約束を破ったり、別のことがどうしてもやりたくなって気が散ったり、直前にオムツ替えなきゃいけなくなったりトイレ行きたいと言い出したり・・・と色々あって、もうこのままずっと登園するまで苦労の連続なのかな?と思っていたんですよ。

 

しかしその心配はどうやら杞憂だったようです。

(何度も書くけど、明日はまたごたごたする可能性もあり)

 

こういう状態になると、かつての上司が言ってくれた「今だけやん」という言葉が本当だったな・・・と思う。

彼は未婚の男性だったんだけれども、私の働く環境を本当に考えてくれて、遅刻なども目をつぶってくれていた。

 

「今だけやん」は、「よし行くぞとなってから玄関を出るまで15分かかるんです」という泣き言に対して、一瞬でそう返したのだ。

 

「今だけやん」

「とことん付き合ったらええやん」

 

本当に期間限定だった。

 

よく「男性は子持ち女性の苦労がわからない」とか言っている人がいるけれども、私はそのn=1の彼のおかげで、世の中そういう男性ばかりではないということを信じられた。

結婚していなくても、子どもがいなくても、別に「育児の苦労」を理解できるし、広い視野で見ることはできる。

そういう意味でも彼には本当に感謝している。

 

 

次は寝ない問題か

まだまだ子どもが寝ない問題は続いている。

ドクダミ分析だと、うちの子は大興奮の後にスンと寝るタイプなんだけれども、それだと保育園のお昼寝に支障をきたすし、家でも夜に走ったり飛んだりしないで欲しいので、なんとか「普通に寝る」をマスターしてほしくて苦戦している。

 

でも、時々何事も起こらずスンと寝る時もあったりして、こっちも少しずつ進化している気がする。

とうとう保育園でお昼寝をしない日も出てきたというのも要因っぽいけど・・・

 

まぁ、それも「今だけやん」の精神で、あまり根を詰め過ぎずに、でもしっかり向き合って行けば大丈夫かな。

 

 

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