こんにちは、ドクダミ淑子です。
ある日の平日の夜。
3歳児のナイトルーティンをやっとのことで終わらせ、21時45分。
予定よりも押してしまったが、これで寝室へ・・・と思ったら、子どもがこう言いました。
「ねんどしたい」
ね、粘土!?!?
それは予定にはありませんでした
そもそも子どもを寝かせるのが遅い我が家ですが、これでも一応計画を立てて発表して、その順に実行して・・・ってやってるんですわ。
その日はお風呂の後、歯磨きまでして最後に塗り絵をやったらねんねだよ、と約束をしていました。
・・・が、粘土は計画には入っておりませんでしたけど!?
「ねんどしたい!ねんどしたら、すぐねんねするから」
約束は絶対よ?
一瞬、「まぁ15分くらい粘土で遊んで、そこからすぐ寝てくれるなら・・・」と思いましたが、そこはもう1人の私が猛反対しました。
「約束をしたのに、それを簡単に破っていいと教えてどうする!」
そうなのよね・・・
いつも、「約束をする、それを守る」だけは大事にしていた私。
いい加減な育児なのにそれすら守れなくてどうする!
「粘土は、明日。明日の朝にやれるから、今日はねんね」
これで行くことにしました。
ここからどうなったかというと・・・
結果オーライ・・・なのか?
その結果、子どもは泣き叫び、寝室に担ぎ込まれました。
「今日は夜遅いからダメ、明日の朝絶対出来るから!」と何度も言い、それでも今やりたいと泣き、最終的には吐くまで泣いてゲロ処理してから麦茶を差しだしたら一気飲みして、泣きながら寝ました。
そして寝たのは23時。
はぁ・・・こういう時はやっぱり悩むよね。
ちょっと粘土で遊ばせれば吐くまで泣かなかったかな?とか、いやいやもともと今日はちょっと機嫌が悪くて珍しく保育園お迎えの時に号泣してたしな・・・とか、色々と考えたけど、やっぱりこういうことが今後何度も起こって、「約束」という意味がぐらつくのは困るな・・・とは思う。
翌朝。
私はいつもより20分早く子どもを起こしました。
「粘土するんでしょ?今起きたら粘土できるよ」
寝不足ながら「ねんど!」と飛び起きた子ども。
そして約30分ほど、粘土を堪能して、きちんと手を洗って朝食を取りました。
そして朝食を摂りながら子どもに昨夜と今朝の話をしました。
「昨日の夜、ねんねの前に粘土したいって泣いたでしょ?」
「ママは、予定になかったし夜遅いからダメ、明日の朝ならいいよって言ったよね」
「ちゃんと朝に粘土出来たでしょ?ママはちゃんと約束を守るから、夜できなくても朝できるから大丈夫だよ」
これで伝わったのかどうかはわかりませんが、とりあえず寝る前に突然あれやりたい!と泣き出すことはなくなりました。
信頼は積み重ねだと思う
結局、「これ」の繰り返しなんだろうな・・・と思った。
ちゃんと説明して、「ママは約束を守ってくれる」と信じられるような行動を積み上げていく。
時にはまた同じようなことがあるかもしれないけど、「ママを信じよう」と思って納得してもらう。
有耶無耶にして寝かせて、翌朝昨日のことを忘れた子をそのままいつものルーティンに乗せることも出来たっちゃ出来た気がするけど、そうするとまた夜に同じことが起こるかもしれないし、その時に「ママは明日って言ったけどそう言えば前回は翌朝やってないぞ?」って思い出すかもしれない。
そんなこんなで、3歳児の育児に時には苦戦しながらも、前に進めた感がある出来事があったのでした。*1
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*1:ちなみに夫には「また寝不足にして」と夜遅いことも朝起こしたこともダメ出しされましたが、ゲロ処理は手伝ってくれたのでまぁいいかと思うようにします。