こんにちは、ドクダミ淑子です。
時々、職場の後輩の女の子から、「どうやって、仕事と育児の両立をしているんですか?」と聞かれることがある。
結婚した時は、「育児」の部分が「家事」だったこともあった。
私はそれを聞かれると、「どうやってもこうやってもないよ!とにかくやるだけじゃ!」と思うんだけど、色々と考えていると、私の思考回路は「無理なくやれるような形にする」ということを考えているんだろうなと気づいた。
時間のやりくりよりも、タスクの内容
たぶん、オーバーワーク気味で悩んでいたり、「結婚しても今の生活を続けられるだろうか?」みたいなことを悩んでいるから、そんな質問をしてくるのだろうけど、その前提になる「今の生活を続ける」というのを見直した方がいいと思う。
・・・って書くと、「転職しろってこと?」と思うかもしれないけど、転職も1つの手段だと思う。
仕事や生活のスタイルをガラリと変えることで諸々のバランスを再調整する、みたいな。
引っ越しとかも、それ。
小手先のテクニックで、「時短」をするよりも、根本から設計し直した方が、無理なく自分のスタイルが築けると思う。
ただ、私自身は、転職することなく、新卒で入社した会社に居座り続けている。
これはこれで、私のことをよく知っている上層部がたくさんいるので、居心地が良い。
良すぎて心配になるくらい。
そして、何かと融通が利く。
なので、転職をしないというのもなかなか良いものなのである。
私の場合は「働き方」と「家事のやり方」の両方に手を加えて、上手い形を作ってきたという感じなのだ。
無理しないでも出来る方法を編み出す
今回は家事の方にフォーカスして書こうと思うけど、私の場合はとにかく「無理しない」を意識している。
「ちょっとだけ無理すれば出来る」というのは、「無理しないと出来ない」なのだ。
そしてその「無理すれば」というのは、子育てにおいて簡単に崩壊する。
子どもが「遊んで」と言ってきたり、転んだり泣いたり吐いたり・・・とにかく、ギリギリで組んでいると、すぐにキャパを振り切ってしまう。
だから、私は特に家事においては、「無理しないでも出来る」を念頭に置きつつ、「無理せず出来る形」を作る。
ルンバが通る家にする
その1つとして、「ルンバが通る家」っていうのがある。
時々友達に「平日はルンバに任せっぱなしだから」みたいな話をすると、「ルンバが走れるのがすごい」と返されることがある。
私の場合、「ルンバが走れる家にする」ということを大前提に家具を選んだり置いたりしているから、それが可能なのかもしれない。
朝、出かける前にバーッと片付けるための箱があって、緊急事態の時はその箱をソファの上にボーンと置くこともある。
あとは、ルンバが掃除できないところだけを掃除機をかけたり、時には目をつぶったりする。
そういう雑な部分も含めて、「ルンバに掃除を任せる」をしている。
自分が楽をするためには、最初から、「楽するための設計」をすることが大切だと思う。
「出来る方法を考える」よりも、「出来るような方法にする」が大事なのよ
「何かが上手く出来ない」となった時に、多くの人は、「出来る方法を考える」みたいな感じになってしまうのだと思う。
先ほどの掃除の話だと、「掃除機をかける時間を作ろう」とか、「子どもにきちんと片づけをしてもらうためには」とか。
それももちろん大事なんだけれども、努力をするにしても絶対に「出来なかった」って日が出てくる。
その時に気持ちが落ちてしまうならば、「ちゃんとした手段」が取れなくてもどうにかなる方法を考える方が大事だと思う。
我が家の場合、夜の片づけはわりとちゃんとやるんだけれども、朝は出来ない場合もある。
でも、朝ってクッソ忙しいじゃん?
もう最低限1つのものを片付けてくれれば、その他は仕方ないかな・・・って思ってしまう。
そしてルンバを走らせる。
同じような話で、私はとにかく皿を洗わない。
「今日は洗う時間あるかも・・・」って時も、不慮の事態に備えて、食洗機に入れてスイッチを押して、その分別のことをやる。
お陰で、ご飯を食べ終わった5分後には、シンクの中が空っぽになっている。
マンションを買う前は、食洗機なんてついていないアパート暮らしだったからな・・・皿を溜めまくってそれもストレスだった。
って、夫婦しかいないのに皿を溜めるんだから、子どもが生まれたら皿なんて洗うわけないじゃないか!
まぁそんな感じだから、とにかく「こんな私でも出来る方法を考える」には心血を注いでいる。
仕事も、「出来る方法を考える」が大事よね
仕事も同じで、「出来る方法を考える」なんですよね。
特に時短勤務になってから、「出来ること/出来ないこと」がハッキリと別れた。
でも、それを「頑張ったら出来る」と頑張らないと徹底することで、逆にどうにかなっている面もある。
その中で、「出来る仕組み」を作るにはどうしたらいいか・・・
もうすぐ復職して2年だけれども、この2年はずっと、その辺を考えまくっていた気がする。
もうすぐ、復職から3年目。
今の方針は変えずに、ただもっと「伸びる」方法についても考えていきたいな・・・と思っている。
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