こんにちは、ドクダミ淑子です。
ワーキングマザーとして復職して働いて1年と少しが経ちました。
子どもの急な発熱などで休みをいただきながらも、なんとかかんとか仕事を回しています。
そんな中、ふと改めて自分の仕事スタイルを見直すと、ずいぶんと色々なものが削ぎ落とされたなぁ・・・と思ったのです。
ワーママの仕事は、「必要か?」「出来るか?」 「やるのか?」が9割
まずね、私の仕事は「やりたいこと」という視点はなくなりました。
もちろん、「やってて楽しいこと」はあるんだけど、それを取捨選択したり、優先順位を上げて取り組んだりはしなくなった。
なぜなら、そういう「やりたいことだけど緊急度も重要度も高くない」を先にやって、「緊急度または重要度が高いこと」が出来なくなるというのを一番避けなければならないから。
まずは、「必要なこと」をきっちりやって、その上で時間が有り余ったら「やりたいこと」をやればいいんだけど、幼児を育てている今、だいたい「仕事がノッてきたな~」と思ったら子どもが体調を崩すというパターンになる。
なので、「やりたいこと」っていうのをやっている暇などなく、「やらねばならぬこと」で手が一杯なんですわ。
切ないけど。
んで「出来るか?」も考える。
時間・労力を考えたら出来ないものを抱え込んでいても仕方がないので、相談してさっさと手放すか、手放せないならどうにか他の時間を削ってやるしかない。
幸いにして私の上司はその辺にとても理解があるので、「必要ではないけれどもやらねばならないとなっているが、時間と優先順位を考えると出来ない」っていうものについてはどうにか融通を利かせてもらっている。
あとは「やるのか?」ですね。
「やりたい/やりたくない」というお気持ちの問題はなくて、「やるのか?やれんのか?」みたいな感じでオラオラと自分の中で考えている。
そして答えは「やります」「やれません」のどちらかになる。
「やりたいです」「やらせてください!」みたいな感じにはならない。
そうやって、ガシガシと「必要か?」「出来るか?」「やるのか?」を考えてやるのが仕事の9割で、あとは本当に時間が空いたらやること・・・なんだけれども、時短勤務をしているとそんな時間はほぼない。
「仕事を回す」が第一
ただ、そうやって「これは必要か?」と考えて、自分のお気持ちなんて無視していると、改めてだけれども、「仕事って”回す”ものなんだな~」と思ってくる。
若い頃なんて特に、「この仕事を自分がやるからには付加価値をつけてうんたらかんたら」と考えていたけれども、今の自分は付加価値なんて考えていない。
まぁ、考えずとも仕事をこなすことで自然と私らしさみたいなものはあって、それが付加価値になっているのかもしれなくて、それは過去の自分が「私に出来ること」みたいなことを考えて仕事をしてきたからかもしれないけど。
とにかく「仕事を滞りなく回す」が第一で、そのための会社の一員の自分っていう気持ちが強くなった。
それは「社会の歯車」と見えるかもしれないけど、歯車として機能できればもういいんじゃね?って気持ちでもある。
・・・とか言いつつ、わりと我の強い歯車だったりするけど。
一旦歯車になってみる
もしもこれを読んでいる人で、育児と仕事の狭間で悩んでいる人がいたら、特に出産前との育休明けの自分にギャップを感じている人がいたら、一旦「自分らしさ」「私にしか出来ない仕事」「オリジナリティ」とかを全て捨てて、とりあえず歯車になってみるというのもアリだと思う。
何も考えず、マシンのように仕事をゴリゴリとこなしてみると、また見えてくるものもあるのではないか。
そして、マシンのように仕事をしてみても、案外「自分らしさ」みたいなものは付いてくるということにも気づくと思う。
時間が限られたり、突然休まなければいけない環境の中で、どうにか仕事を回すためには「我」を無くして、歯車になりきることも大事だよなと私は思う。
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