ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

分業の大切さと、分業することの怖さと


こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

仕事をしていて思うこと。

「やろうと思えばできる」ってことはたくさんあるんだけれども、それを全部やろうとしたらキリがなくて、だから人は「分業」「外注」っていうのをやるんだなぁ・・・と。

 

 

自分でやらないことが大事

いやいや何を言っているんだコイツは!?当たり前だろう?と思うかもしれませんが、特に若い頃って、何でも自分でやってやるぜ!って気持ちでいませんでした?

 

そして「頑張れば出来る」「一つ一つの作業自体は大したことがない」ってついつい軽く見て頑張ってやっちゃったりするじゃないですか?

んで残業4時間くらいしちゃって、22時にはさすがに帰ろうってなって、その後ジム行く、みたいな。

(ジム行って風呂入ってスッピンで家まで帰ってた。)

 

そういうのを「無理!」「出来る範囲でしかやらん!」って思えるようになったのも、また「大人になった」ということではないかな、と思う。

私の場合は時短勤務+残業なしになったから、変わらざるを得なかったっていうのもあるけれども。

 

 

分業の方が効率が良い?

あと、この「分業大事!」っていうもう1つの理由は、会社が分業化をガシガシと進めているというのもあるかもしれない。

昔はいくら残業をしても、自分の仕事を全力で、満足行くまでやれ!って感じだったけど、今はそうでもないし、たくさんのものの雛型が「シェア」されている。

自分で真っ白な状態から企画書を作る機会が本当に減った。

 

(そのお陰でパワポとExcelが使えない新人が増えたらしいけど、それもまぁ便利になった証なのだろう。)

 

 

家事も分業が大事

そういう意味では、「家事」も分業することが大事だなと思っている。

といっても、我が家の場合は夫は平日戦力外だし、休日も洗濯物を5枚干す程度の家事しかしない(休日は育児フルコミットしている)。

なので、「機械」「宅配」などなどなんだけど、それでだいぶスムーズに回っている。

夜寝る時には食器洗い(食洗機)と、洗濯物(返却のみ、洗濯&干すのは朝)は終わっているんだから、わりといい感じなのだと思う。

あとは、なるべく買い物の頻度を減らすために、日用品は「コストコか!?」ってくらい爆買いすることがある。

洗濯用のジェルボールは約1年分買ってあるし、ハンドソープは4Lのものを買ってある。

 

自分一人でやるのは無理があるので、どんどんストック出来るものは爆買いしつつ、機械に頼って生きていこうと思っている。

 

 

全部を把握したい欲との戦い

ただ、そうやって分業が進めば進むほど、「これでいいのか?」と思う昭和生まれ・2000年代初頭入社の自分もいる。

今は時間がないから、色々なところを「任せる」を心がけているのだけれども、それで自分の中の何かが失くなってしまうような怖さを感じることもある。

 

今の「分業」はたしかに便利だし効率がいいんだけれども、それは「組織」としての効率の良さだし、「組織の一員」として存在しているから機能していることでもある。

これが「組織を出て全部自分でやらなければならない」って状態になったら、一気に何も出来ないババアになるんじゃないか?と。

 

まぁこの辺を考えすぎると、「フリーランス万歳」みたいにバカの一つ覚えで騒ぐ若者みたいになっちゃいそうなんだけど。

 

今の環境を享受して、頼れるところはどんどん頼りながら、でも手綱は自分の手から離しちゃいけねぇな!と思っている。*1

 

 

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*1:料理については、パルシステムの献立と食材が送られて来ているので、とりあえずレシピを見ながら作りつつ、少しずつ自分のものにしようとしている。1ヶ月に1~2回くらいだけど、かなり良い勉強になっている。