こんにちは、ドクダミ淑子です。
先日、取手のスタバに行きました。
常磐線を下って
その日は午後から千葉県我孫子市の天王台駅の周辺でアポがあり、直帰の前にPCとスマホの充電のできる場所で仕事がしたかった。
ドトールは店舗によるけど、大抵のスタバには電源とWi-Fiがある。
というのと、スターバックスのアプリで日本の全ての都道府県のメダルをゲットしたいという情熱があって、それならば1駅先の茨城県の取手駅に行ってしまおうと思った。
私の偏見で語らせていただくと、常磐線というのは、日暮里・上野という東京の中でも「都会だけど、あんまりオシャレではないよね」って駅を通り、少し前に「再開発が進んでオシャレ」ともてはやされつつも「やっぱり足立区」みたいになり「古くて新しい街」みたいにごまかされた北千住駅を通り、足立区葛飾区のヤンキーゾーンを抜け、一部ネット界隈で「マッドシティ」と呼ばれる松戸や「千葉の渋谷」と呼ばれる(呼ばれた?)柏を抜けて、沼(手賀沼)をかすめて川(利根川)を渡り茨城県に入り、取手あたりを境にほぼ田んぼになり、最終的に納豆の名産地の水戸やさらに奥地に向かっていく・・・という路線である。
つまり一言でいうと、オシャレではない。
片田舎育ちの私は、その「オシャレではないけれどもそここ頑張っている感じ」が好きだし安心する。
・・・というわけで取手についた。
ボックスヒルではなく、アトレ
取手駅におりたのは人生初かもしれない。
取手駅の駅ビル=ボックスヒルというのは知っていた。
駅ナカのショッピングモールは都心だとルミネとかアトレとかだけど、郊外に行けば行くほど名前が変わってくる。
ビーンズとかセレオとかグランデュオとかポポとか。
調べたらボックスヒル取手は2020年にアトレ取手になったらしい。
もはや関東は北関東の入口までアトレになってしまった。
目的地のスタバは、改札を出てすぐのところにあった。
田舎のスタバの雰囲気を感じる
私が地元でよく行っていたスタバは、ドライブスルーがあり、周辺にファミレスやカフェがないからか、近所の人達が集っておしゃべりをするような、公民館とか市民会館とか自治会館みたいなところだった。
老人の2人組がコーヒーを飲みつつ経済と株の話をしたり(政治の話はその一環として出てくる)、家にいても暇だからと散歩がてらやってくる人と、資格試験の勉強をしている人と、よくわからん勉強なのか創作活動なのかネットビジネスに励んでいる人と、時々女子高生や若者がいる・・・そんなスタバだった。
なんとなくそんな気がしていたけれども、取手駅の昼下がりのスタバも、そんな雰囲気だった。
そしてそういう田舎のスタバというのは、店員さんがめちゃくちゃ丁寧なのだ。
ショート・トール・グランデなどを「大・中・小」で分けて呼ぶくらいに、お年寄りや初心者に優しい。
いや、都会のスタバでも「トール」って言わなくても普通に接客してくれるけどな。
とにかく、高齢者が多く、モバイルオーダーではなくても座席まで店員さんが運んできてくれるのを何度も見た。
私は空いていたレジに行き、甘いものが飲みたかったので、20秒くらい悩んで、チョコレートムースラテを頼んだ。
アプリのバーコードで会計しているので、店員さんに「モバイルオーダーってご存じですか?」と聞かれた。
ご存じなので混んでいる時は席に座ってモバイルオーダーするけれども、誰も並んでいなかったからなぁ・・・
「もうすぐホリデーシーズンなので・・・」と言われて、もうそんな時期か、と思った。
そうよね、出来る人にはどんどんモバイルオーダーしてもらった方がいいよね*1。
特に何もなく、飲みながら仕事して帰った
そんな感じで、久しぶりに田舎のスタバの雰囲気を感じながら、電源プラグのあるカウンター席でカタカタと仕事をして、定時過ぎてから改札をくぐった。
どこに行ってもスタバはスタバなんだけれども、やっぱり私はどちらかというと田舎のスタバが好きだと思った。
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*1:モバイルオーダーは、オーダーした瞬間にレジを済ませた扱いになるので、行列している時は大幅ショートカットになるのでマジでオススメです。