こんにちは、ドクダミ淑子です。
ただいま夫実家に帰省中です。
クソ嫁なので、冷蔵庫の奥に眠っていた謎の漬物の瓶と、謎の液体を7個くらい処分しました。
義母に「これ要ります?」と聞いたら「業務スーパーで買ったんよ!」「手作りしたんよ!」と命乞いされたので、「買った場所や手作りかどうかは関係ありません」「いつ買いましたか?」「最後に使ったのはいつですか?」「今後の使う予定は?」と詰め寄りました。
瓶やタッパーの中身を捨てましたが、紅しょうがの入ったタッパー×3個を統合していたのは優しいので見逃してあげました(でも絶対食べたくない)(ちなみに今日も業務スーパーで特大の紅しょうが買ってた)。
まぁそんなクソ嫁エピソードはおいておいて・・・
親戚の子供達がケンカしているのと、それに対して叱っている親を見ると、きょうだいゲンカって難しいなぁと思ったのです。
置きっぱなしにする方も悪い?
ある日、下の子が上の子が大切にしていたものに落書きをしてしまう事件が起こりました。
泣き出してしまう上の子に対して、下の子を叱っていた親が振り返り、同じくらいの剣幕で怒り狂い出しました。
「置きっぱなしにしていた方も悪い!」
たしかに・・・と思いつつも、落書きされて泣いているのにさらに怒るのか、と思いました。
叱られた上の子はさらにギャン泣き。
親は「どっちも悪い!」ともう一度周りに解説して、やってやったぜ感を出しました。
そうか・・・うちなんて一人っ子だから、何を置きっぱなしにしても取られたりイタズラされることもないからな、そこはきょうだいがいると違うのかもしれないとも思いつつも、上の子には知らず知らずのうちに「お兄ちゃん・お姉ちゃんなんだからしっかりしなさい」ってプレッシャーがかかるのだなぁなんて思った。
弟との諍いで姉に我慢させる育児マンガ
先日、弟がラーメンをうどんだと言ったので必死で否定する姉に、お母さんが「私の過去の経験からいい説明してやって、大人の対応を教えてやったったぜ」みたいなことを描いて炎上した育児マンガがありました。
それもこれも、やはり上の子に「お兄ちゃん・お姉ちゃんなんだから」というプレッシャーがかかっていることに無自覚な親が多いんだろうなと思った。
件のマンガの弟君は癇癪持ちということで、やはり親としてはその癇癪が起こるのを阻止したいのだろうけれども、大変な子のきょうだい、特に上の子がそうやって家庭内の日常生活でも「相手への配慮」を求められるのってしんどいよなと思う。
末っ子あるあるなのかもしれない説
うちの親戚の「喧嘩両成敗!」と言った人は、末っ子だった。
末っ子が親になると、上の子への期待とか求める配慮のレベルが高くなる、っていうのもあるかもしれないな・・・なんて思った。
小さい時の兄や姉って怖いけれども尊敬できる存在で、きっとものすごく頼りになる人に見えていたのだろう。
だから、大人になってもその感覚を引きずり、「弟や妹にとって天上人的な存在であるべき」みたいになっているのではないだろうか?
なんとなくだけど、そんな感じがした。
母の良い面に気づく
そんな風に考えていたら、うちの母の良かった面に気づいた。
私には下のきょうだいがいるんだけど、母はあまり「お姉ちゃんだから」という理由で我慢させることがなかった気がする。
上だから下だからということで区別することなく、なるべく平等に接しようとしていたんだろうなと思う(キレたら殴る蹴るの件はおいておいて)。
それは母自身が、6歳下の弟がいて、しかも祖母がスーパー男の子贔屓だったからというのが大きい気がする。
きっと母は幼少期につらい思いをしたのだろうな。
そう考えると、区別せずに接してくれて「お姉ちゃんだから」と気負わずのびのび生きてこれたのは、母のお陰かもしれない。
違う家庭に触れると、自分の家のことが見えてくるよね
こうやって、定期的に親戚にあって、それぞれの成長や発達や親子の関り合いの変化のステージに触れられるのは、とても良い経験なのかもしれない。
そんなことを今回は特に感じている。
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