こんにちは、ドクダミ淑子です。
色々な人の発言を見ていて、「自分がポンコツである」っていう可能性を1ミリも考えなくていい人生って、きっと見なくて済むことも多くて楽なんだろうな」と思うことがあります。
全部、周りのせい?
「ダメな上司とダメな同期と、クソな取引先とに振り回されて、私は優秀なのに大変~!」「私は正しい発言をしているのに、クソリプがついたり、フォロワーが変な人たちばかりだからなぜか批判されたりして、私かわいそう」とか、そんな感じで周り=ダメ、自分=良いみたいな感覚で生きていける人って、すごいなと思います。
なぜそこで、「自分に何か問題があるのではないか」と考えないのだろうか?
なぜ「私は悪くない、私は正しい」と言い切れるのだろうか?
なんかその感覚がすごいなと思う。
自分の準備不足を他人のせいに出来るってすごい
最近、エレベーターのない駅で車イス用のリフトをベビーカーに使いたいと言って断られたというツイートが炎上していたけど、これもすごいなと思う。
単純に、リサーチ不足ですよね?
ベビーカーで行くなら下調べしてから行くべきなのに、降りて「さあ困ったぞ!」ってなるのがすごい。
私なんかはワンオペの時はベビーカーで公共交通機関を乗り回して行っちゃうタイプなんだけど、空いている時間帯を選ぶとか、エレベーターがあるメジャーな駅を選ぶとか、バスが混んでいたらタクシーを選ぶとか、そういうトラブル回避策を考えるのが普通だと思っていた。
特に赤ちゃんが小さい時には散歩がてら通院の下見とかしたり、病院に「なるべく待ち時間を短くしたいので方法を教えてください」とか問い合わせの電話したりしてたわ。
そういうのが全くなく、「ヘルジャパン!」と言えるのがすごい。
自分が何一つ間違っていないと思えるのが、すごい。
持ちつ持たれつですわ
私は、自分がポンコツなことを自覚している上に子育てで色々と制約があるというハンデを抱えているので、とにかく周りに頼りまくっている。
上司には我が家の家庭環境や子どもが今どんな感じか(着替えて靴はくのに10分以上かかるとか)、夫との家事育児分担の話(夫はゴミ捨てと風呂掃除担当)などを事細かに話している。
そういうのを聞いてくれる上司だからやってこれているのかもしれないけど、上司だって離職防止のためにやっているのだろう。
アシスタントさんにも日頃から業務をルーティン化してお願いしているし、営業の同僚や後輩、時には先輩にもお願いをすることがある。
ただし、その代わりに自分が出勤している時は出来るだけ彼らの仕事を手伝うし、アシスタントさんへの差し入れとちょっとした世間話は欠かさない。
そうやっているとさらに自分がポンコツで、周りに助けられているなぁと感じる。
持ちつ持たれつですわ。
上手く行かない時は自分を変えてみるのも良い手段よ
仕事でも家事でも何でも、上手くいかないなと思う時には、自分を変えてみるっていうのは良い手段だと思う。
なぜなら、他人に何を言っても、なかなか変えることは難しいから。
愚痴や文句ばかり言って結局何も変わらないことが多いんですわ。
それに比べて、自分を変えるって言うのは自分の意思1つで出来るから、簡単だし変わりやすいのよね。
諦めるでも、転職や引っ越しで環境を変えるでも、なんでも。
それが出来ないってことは、自分の中にも何か問題があると思った方がいい。
文句を言っているけれども本当は現状を変えたくないとか、自分が出来ないことを他人は出来るはずだと押し付けているとか、もしくは自分が思っているほど優秀ではないとか・・・
まぁそんな感じで、他人がダメで変わらないことを嘆き続けている暇があったら、自分がさっさと動けばいいのだ、と思いながら、今日もスプラトゥーンのガチマッチをしながら文句を言っている。
「味方がポンコツ過ぎる!」
私が言うと、夫はこう返してきました。
「味方もきっと、同じことを考えているよ。淑子がポンコツだって」
キーーーッ!!
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