ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

2歳児に文字を教えるかどうかについて

こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

最近、我が子が「文字」を認識し始めていることを感じます。

 

 

きっかけは、オムツ

「もしかして、文字を認識しているかも?」なんて思ったのは、保育園に持って行くものに書かれている名前や、オムツに書かれている名前を読みだしたのがきっかけです。

 

平仮名で書いてあるんだけど、それが自分の名前を指すものだということに気づき始めているようで、見かけるとデカい声で読み上げる。

幼児用の雑誌にも「(   )ちゃんは、どんな食べ物が好きかな?」という感じで子どもの名前を書くコーナーがあるんだけど、書いてみたら名前を読み上げるようになった。

 

あとは、数字も少しずつ認識しだしているようで、エレベーターのボタンに書かれた数字なんかも、私が「いちね、いち」とか言いながら押すのでなんとなく理解しているような気がする。

エレベーターの「↑」「↓」のボタンは分かっているっぽい。

 

まぁそんな感じで、「世の中には文字というものがあり、それが音を表し意味を持つ」ということを理解し始めている気がする。

 

 

文字の世界に入れて良いのか否か

ただ、私はそこで「あいうえおのポスター買って、文字を覚えさせるぞぉ!」とまでならない。

 

・・・というのは、文字を知ってしまったら、それまでの世界とは一新してしまうだろうから。

 

世の中には文字があふれ、電車には広告が貼られたり動画が流れたりとたくさんの文字があり、文字によって人々は気持ちを伝え、時にはまとまった文章を書くことで、思いの丈をドバッと伝える・・・ということを、私は日常的に読んだり受け止めたり考えたり自分でも書いたりしているんだけど。

その遊びであり人間活動でありタスクであることに、2歳を誘って良いものか?と悩む。

 

私自身はTHE☆文字の世界の住人って感じの人間で、何を考えるのにも文字がスッと出てくる。

だから、友達と喋るような感覚で、キーボードを叩けるし、頭でパッと浮かんだことを瞬時に文章に出来る。

何を考えるにも、「文章」が頭の中では出てくる。

それはとことん、文字の中で生きているから出来ることなのだ。

 

ただ、その逆に言うと「文字でしか考えられない」というのは、私の欠点なのではないかと思うこともある。

世の中には、文字ではなく、「感覚」とか「音」とか「雰囲気」とかで物事をとらえ表現する人もいる。

 

『はらぺこあおむし』で有名なエリック・カール氏の絵本『うたがみえるきこえるよ』を読んだ時に、そういうことをすごく思った。

 

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思考も表現も何もかもの中心に「文字」がある人と、そうではない人。

その選択肢を、今の段階でつぶしたくないのだ。

 

 

「話す」がもう少し出来るようになってからかな

うちの子は少し言葉が遅くて、まだ2語文を使うようになった程度。

ここで文字をがっつり教えるっていうのは、まだ早いかなと思っている。

 

文字を使わず言葉を話す段階を楽しんでから、文字という存在に気づいてさらに世界が広がる、みたいな流れの方が自然で、その流れの方が最終的な言葉の理解や世界なんかは広がるんじゃないかな・・・なんて思う。

そのへんの知識は無いから、感覚的に、そう思うだけだけど。

 

もしも本人が自分の名前以外に興味を持ち始めたら、ちゃんと教えるかもしれないけど、しばらくは放っておいて、どこまで文字を知らない状態で生きていくのかを見ていこうかなと思う。

 

 

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