ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

ようこそ、言葉の世界へ

こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

我が家では子どもがガラッと成長することを「アプデ」と呼んでいます。

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偶然なのか気のせいなのか何なのか、わかりませんが、それは生まれ日前後に起こる事が多く、「今月のアプデは何か?」みたいな話をしています。

 

そしてとうとう、待ちに待ったアプデがやってきました。

 

 

突然、言葉らしきものを話すようになる

少し前までは「パパ」「ママ」「ワンワン」「あか」くらいは話して、あとは話せないけれども理解しているって感じでした。

 

まぁ、それでも全然問題はなかった。

大体の子どもからの「あれやって」「これやって」は、言葉が話せなくても、クレヨンを手渡ししたり(お絵描きしよう)、手を取って冷蔵庫の前に引っ張ってこられたり(ジュースくれ)、リモコン2本を手渡ししてきたり(ワンワンわんだーらんどを見せろ)で、理解できていたし。

 

まぁこのまま、しばらくはアウアウ言っていてもどうにかなりそうだな、なんて思っていた。

 

そうやって、わりとのんびり構えていたら、それは突然やってきた。

 

「あーり」

 

子どもがお茶碗を高くかかげて、こう言いました。

「お、お、おかわりですか!?!?!?!?」

 

「あーり!」

 

「おかわりだって言ってんだろ!」とばかりに催促する我が子。

はいよろこんでー!とばかりに、ご飯をよそいに行きました。

 

最近、『あっちゃんあがつく』をよく読むんだけど、その中の好きなページのひとつに「ふっちゃん ふりかけ ぱーらぱら」っていうのがある。

そのページのイラストに合わせて買った、のりたま(袋)をちょっとだけかけて、おかわりのご飯を出す。

 

そこからは早かった。

 

その他にも「あーとぅー(ありがとう)」「ばいばーい」「あぁーっち(タッチ)」「あっこ(抱っこ)」と、言葉を使って自分の意思表示をするようになってきた。

 

もうすぐ2歳だからな。

話し始めもちょっと遅かったし、ようやく来たか・・・と思った。

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ちなみに、お風呂に入っている時、湯船で向かい合っている時に私の乳首を押すから、「おっぱい」と教えてあげたら、「あっぺえ」と言っていた。

かわいい・・・野沢雅子さんの悟空みたいだけど、かわいい。

 

 

言葉の世界へようこそ

言葉がどんどん出てきたことはとても嬉しいんだけど、「とうとうこっちの世界へ来たか」とも思ったりもする。

「こっちの世界」とは、言葉で自分の気持ちを伝えて、相手への要望を伝える世界。

 

今までは、我々親が、保育園の先生が、気持ちを汲んで動いていたけれども、子どもも言葉の世界に来たことによって、本人に言わせることが大切になってくる。

 

立った時よりも、新しい段階に来たなぁ、という気持ちは私の中では強かった。

 

 

言葉でわかり合う段階に来たのだ

・・・とか書いているけれども、私もついつい、言葉で伝えることを面倒くさがってしまう時もある。

 

これはちょっと反省な話。

保育園の送り迎えの時に、私のリュックからビヨンと伸びたパスケース(普段はポケットにしまってある)に夢中になっていた。

いつもよりもスムーズに歩いてくれるし、まぁ持たせたまま歩けばいいかと、登園中ずっと持たせていた。

そうすると、予想通りっちゃ予想通りなんだけど、保育園に入る瞬間に揉めることになった。

私は「ちょうだい」と言ったんだけど嫌がるので、実力行使!で引っ張ろうとしたところ・・・

 

先生が「ママの~だ~い~じ~だから、ど~う~ぞして~♪」とちょっと歌いながら言ったら、「うむ、わかった」と渡してくれたのです。

 

そうだよね、言葉でちゃんと説得すればわかってくれるんだよね、と急いでいたということもあって、無理やり取ろうとした私は反省しました。

 

言葉の世界の住人は、ちゃんと話して伝え合うことが重要なのだ。

北風と太陽なのだ。

 

次の日、パスケースではなく葉っぱを持たせて登園して、前日の反省を生かして、「ちょうだい」で水筒と交換したハート型の落ち葉。
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話し合えばわかるものなんだな、と改めて言葉の世界の住人になった我が子とのコミュニケーションを考え直したのでした。

 

 

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