こんにちは、ドクダミ淑子です。
土曜日は、できるだけ午前中は夫に子どもを任せて、私は溜まった家事をしつつ束の間の休息時間を過ごす・・・というのが近頃のお決まりのパターンになっているのですが、4月1日の午前は、いそいそとお出かけの準備をしていました。
2023年の最初で最後のお花見をするために。
開花が早く、雨続きでした
今年の開花は少々早めで、しかも雨や曇りが多かった。
私も復帰してほぼ1年しか経っていないとはいえ、やっぱり年度末はちょっと忙しくて、特に最終週はずっと社内であれやこれやと事務作業をしたりしていたので、日中のぽかぽかした陽気に桜を見に歩くことも、また夜にふらりと夜桜を見ることもなく、なんとなく行きつけの公園の桜を子どもを見守りつつボケーっと見る、くらいが関の山、って感じでした。
そんな夕暮れの写真はこちらにあります。
という中で、パーっと晴れた土曜日。
もう、土曜の午前は一人時間・・・とか言っている場合じゃないですよね。
我が家は基本、エブリデイ家族デーですから、いそいそとお弁当を準備し、念のため子どもの着替えワンセットをリュックに詰め、家を出ました。
桜は思ったよりも残っていて青空に映えてとてもキレイで、でも子どもは桜よりも大きい公園の遊具に夢中になっていた。
すべり台を何度も何度も、渋滞の中でも順番をじっと待ち、前の子が滑ってから程よきタイミングで自分も滑りおりてくる、我が子。
「保育園で訓練されているんだろうな・・・」と、思う。
我が子はわりときっちりした性格だから、「順番を守らねば」という意識が高いのかもしれないけれども。
ブランコの囲いの中にも入らないように気を付けているようで、「保育園で訓練・・・」をまた感じる。
とにかく、保育園様様である。
桜はもう散り際といった感じで、風が吹くたびにブワーっと散っていくんだけど、その散る様も美しくて、「日本人がどこもかしこも桜を植えたがる気持ちはわかるな」なんて思ってしまう。
だって、普通に考えて、1年のうち1週間くらいしか咲かない花なんですよ?
ツツジとか椿とかの方が長持ちするじゃん。
桜には毛虫だってつくし、秋になるとボロボロと葉っぱが落ちるし・・・
でも、かくいう私も、桜の方が好きなんだよな・・・
そういう「コスパ」みたいなのを意識しないのが、昔ながらの日本の良さなんじゃないか?なんてことを考えてしまう。*1
プチピクニックをして帰る
私がそんな感じでボケーっと考えている間に、子どもは1時間くらいフルスロットルで走り、すべり台を繰り返し、鉄棒にぶら下がり、踊り・・・と楽しそうにやっていた。
11時半くらいにちょっと早めのお昼ご飯にして、握ってきた鮭フレークのおにぎりやチキンナゲット他を食べて、だらだらと歩きながら、帰ってきてスンとお昼寝をした。
うちの子どもは、とにかくとても元気だ。
今日行った少し大きい公園では、ママもパパもおじいちゃんもおばあちゃんも沢山いて、それぞれが子どもと遊んだり、一眼レフで子どもと桜を撮影したり、ワイワイやっていた。
こういう風景を見ていると、ネットで騒がれている「男性の育児参加が云々」「女性だけに育児の役割を押し付けられる」ってどこの世界の話なんだろう?と思ってしまう。
そういうことを言っているママは、公園にいる男性の存在に気づいていないのだろうか?
それとも、その地方では女性だけが子どもを公園に連れ出しているのだろうか?
あと、全然関係ないけれども、これを持っている人がめちゃくちゃ多かった。
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ピクニックガチ勢になるなら、必需品だろうなと思う。
夕方も公園で遊ぶ
そして昼休憩とおやつを挟んで、また夕方も散歩に行った。
夫は本当に子煩悩で、「オレの趣味は、子どもと遊ぶこと」みたいなことを真顔で言う。
もちろん夕方も午前と同様に全力で子どもと一緒に遊んでいた。
すると、公園のベンチにずっと座って白いビニール袋に入った何かを食べていたおじいさんが、声をかけてきた。
「いいねぇ!ちゃんと子どもと遊んで!いいお父さんだね!」
あはは・・・と曖昧に笑う夫と、驚いて言葉が出ない私。
「ウチの旦那の若い頃と大違いだよ!」
・・・そう、おじいさんじゃなくて、おばあさんだった。
夫が褒められたことよりも、おじいさんじゃなくておばあさんだったことのインパクトが大きすぎた。
そんなサプライズで、土曜日の全力公園デーが終わった。
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*1:余談だが、コスパを考えて植えまくった杉が、ぜんぜんコスパ良好じゃなかったのは皮肉だと思う。日本の労働生産性を下げる花粉問題、本当にどうにかしてくれよと思う。