こんにちは、ドクダミ淑子です。
先日、子どもが熱を出したので、有給を取ることになりました。
前日夜から覚悟を決める
今回は、前日夜から嫌な予感というか、「明日は休みだな・・・」という予感がしていました。
39度台の熱が出ていたからです。
かなりだるそうで、18時半くらいから本人が「ねんね~」と言い出したので、夕飯はすりおろしりんごだけにして、就寝。
・・・と言ってもですね、発熱してると眠りが浅いので、我が子の場合は添い寝&腕枕必須!
私は子どもが熟睡したタイミングを見ながら10分くらいずつのトイレ休憩やら洗顔タイムやらを細切れにやる(でも少しすると目覚める)。
家事をやりつつ、「私も早く寝よう」と覚悟を決める。
寝室に入り、右腕で腕枕をしながら、左手には会社支給のスマホを持ち、寝転がりながら慣れない手でリスケやらアポのキャンセルやら、業務連絡やらをする。
どうせ仕事も休みだしと、お風呂に入るのも諦めて、22時くらいには寝る。
朝から病院へ
翌朝。
ほぼ腕枕で寝ていたので、たっぷり寝たのに身体はバキバキ。
しかし本番はここからである。
熱は37度台まで下がったものの、まだだるそうなので、病院の順番待ちをするための診察券を入れに行く。
徒歩10分しないくらいの距離のかかりつけ医院の良いところは、待ち状況がWebで見られること。
予約もWebで出来れば更に良いのだけれども、予約はチケット争奪戦みたいにボタン連打だし、来院で診察券を入れた人が多ければWeb予約がない日もある(冬はだいたい来院で終わる)。
夫に子どもを見てもらいつつ、予約を取りに行く。
皆何時から並んでいるんだろう?ってくらい並んでいる。
一旦家に戻って子どもの様子を見るが、だるいようでまた「ねんね~」と言う。
そして私はまた腕枕と化す。
もうね、この状態で有意義なことをしようとか、無理だわ。
ひたすら子の寝息を聞きつつ、ぼんやりと考え事をする。
そんなことをしているうちに、病院の順番が迫ってくるので、ベビーカーを用意したり、着替えやタオルを用意したりする。
血液検査、その後
タイミング良く起きたので、そのままいつもよりもフラットにしたベビーカーに子を乗せて、小児科へ。
見ただけでは原因はよくわからなかったので、コロナとインフルの検査、あと白血球の数値などがわかる血液検査をする。
普段病院に行くのは渋る私なので、子どもを病院に連れていくからには、出来るだけ原因がわかるようにと血液検査までお願いすることが多い。
検査結果が出るまでの間、タオルで遊んだり、手遊びをしたり、抱っこして誤魔化したりする。
絵本持ってくればよかったな・・・いつも慌てていて忘れてしまう。
15分くらい経ってまた診察室に呼ばれ、検査の結果、「ウイルスと菌がせめぎ合っているけれども菌優勢でうんたらかんたらっぽい」ということがわかる。
抗生剤を飲んで、菌が死んで一件落着したら、登園OKというお返事。
菌が死んでウイルスが息を吹き返したら・・・またご来院くださいとのこと。
貞子VS伽椰子で貞子が死んでどうなるか?って感じか・・・って考えると、嫌な予感しかしないけれども。
(前回も同じ感じで、薬を飲んだ翌日に手足口病が発症した。)
子どもはまた熱が上がったようでしんどそうなので、近所の薬局に処方箋だけ置いていき、帰宅(夫に受け取りに行ってもらう)。
そしてご飯を食べて、また寝かせる。
もう、寝られるなら寝られるだけ、寝ていただきたいので、私はひたすら「無」の境地で腕枕となる。
・・・と言いつつも、電子書籍でダウンロードしたけれども全然読めていない本を一冊読み切り、ちょうどいいタイミングで届いた『ミステリと言う勿れ(12)』も、薄暗い寝室にちょっと明かりを灯しつつ、読んだ。
子の看病で使う有給は、休暇どころではない
今回は、本当に発熱だけだったので、とにかく子供をちゃんと寝かせよう、添い寝でも腕枕でも何でも!みたいな感じだった。
けれども、これに下痢とかゲロとかがあると、腕枕になっているだけで済む問題ではない。
子どもを寝かせながら汚物の処理をしたり洗濯をしたりするという、スーパーハードモード、「鬼レベル」になる。
腕枕になりながら小説なんて読んでいる場合ではなくなる。
でも、そうやっている中でも、形式的には「お休み」「有給休暇」ってものを使っていて、中には優雅にテレビでも見ながらスヤスヤ寝ている子どもを時々見守る・・・みたいに想像している人もいるかもしれない。
心は「無」になりつつ、身体は掃除洗濯料理をするマシーンとして、ひたすら稼働し続けるのだ。
そう、私は心なんてない、ロボット・・・
なので、出社した時に「お疲れ様です」と言ってくれる人がいると、「同志よ・・・!」ってなります。
ああ、また有給が1日減った*1。
こちらもどうぞ
*1:でも、思った以上に有給が残っていて、今年度の残りは20日くらいあった。会社員って素晴らしい。