ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

ついつい、相手の話を聞き込んでしまう


こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

もしかしたら意外に思うかもしれませんが、私は普段あまり自分の話をしません。

 

 

相手の話が面白くなってしまう

「自分の話をしない」というよりも、相手の話が面白くなってしまって、「それで?それで、どうしたの?」「そうなんだ。こういう時はどうするの?」と、色々な形で話を膨らませてしまって 、終わったら自分の話をする時間がなかったなってことが多い。

 

そのスキルは仕事でも遺憾なく発揮され、先日は私よりも一回りくらい年上の男性のお見合い話を2年分くらい聞いてしまった。

そして戻ってきて隣の席の人にチラッとその話をしたら、「俺、そういう話聞くの、無理」とバッサリ切られてしまった。

 

そんな感じで誰かの話を聞くのが苦にならないし楽しいから、あまり自分の話をすることはない。

 

ただ、私は毎週自分のクライアントと今まで名刺交換した人にメールを送っていて、そこに近況を書いているから、お客様は私のことを知っているような気持ちになっているらしい。

 

私はとても筆まめなのだ(ただしTwitterの返信は遅い)。

 

 

聞いていてしんどい話もある

ただ、そんな私でも聞いていて「しんどいな」という人の話がある。

それは、自分の母の話だ。

 

私の母の話は、とにかくつまらない。

今もパートで働いているんだけれども、だいたいその勤め先の人の話か、お客さんの話か、スポーツジムでの利用者の話か、そのあたりの話になる。

だいたい、ちょっと変な人がいて、その人が何をした、周りの人が何を言ったのか、そんな話。

 

・・・なんだけど、その盛り上がりに欠ける話でも、ついついいつものクセが出てしまう。

 

「山田さんがね」

「山田さんって、よく無断欠勤する人?」

「そうそう!その山田さんがね、また来なかったのよ」

 

つまらないなと思いながらも、わりとちゃんと話を聞いて、その内容を記憶しているのだ。

なので、母も話しやすいらしく、気持ちよく喋ってくれる。

・・・でも、聞いていても、あまり面白くない。

 

まぁ、母もたまには愚痴りたいのだろう、と思って聞くようにしている。

 

 

誰もが、自分の話をしたい

そんな感じなので、私はあまり母に私自身の話をしないし、母も母自身の話で忙しくて聞く暇がない。

 

そんなことに気づいた時、ちょうどドトールで隣の席の60代くらいの母と30代くらいの娘の会話を盗み聞きしてしまって考えることがあった。

 

まずは、娘さんのターン。

娘さんは仕事が大変らしくて、別部署からの無茶ぶりに困っているらしい。

ただ、色々考えると「自分の能力が高いから、振られる仕事も多くなっている」という結論に至っているようで、とにかく周りから期待されて仕事が振られてきて、忙しい忙しいと言いつつも、楽しそうではあった。

お母さんはとにかく「あなたが仕事ができるからね」みたいな相槌を打って、娘さんはそれで気分が良くなったようで、どんどん「困ったエピソード」みたいな話をしていた。

 

そして、お母さんのターン。

お母さんの方も、同じような話をしていた。

ベテランとして、自分の業務の範囲外のことまで所長に頼まれて、困っている、みたいな話。

私はそれを聞きながら、「似ている感じの話をしているなぁ」と思っていた。

 

その、似ている話に娘さんはどう答えるのか?

 

「・・・そんなの、文句言えばいいじゃん」

 

ええええっー!?と思ってしまった。

さっきまで、自分も「仕事を任されて困るぅ」って話、してませんでした?

それで、「あなたが出来る子だから」みたいな相槌打たれて、いい気分になっていませんでした?

同じような話をして、そのリアクション?

 

「お母さんの話、いつも同じ」

「仕方ないじゃない、同じ仕事しているんだから」

 

この流れで、私は思った。

 

誰でも、自分の話をしたいんだろうな、と。

そしてきっとどこの家でも、よく話す人とよく聞く人って、だいたい決まっているんだろうな、と。

 

 

だから私はブログで自分語りをする

話は戻って。

 

そんな感じで、私はわりと誰かの話を聞いてばかりいるので、あまり自分の話はしない。

だから、ブログを書く指が進むのかもしれないな。

 

普段、長々と話さない、あんなことやこんなことを、PCに向かって、スマホに向かって、ぶつける。

そんなことを、かれこれ5年3ヶ月も、続けているのだ。

 

 

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