こんにちは、ドクダミ淑子です。
少し前に「そういえば最近、あまり絵本を読んでいないなぁ」と思って、絵本の本棚がある場所へ行きました。
読んでいないわけじゃないんだけど、もっぱら図書館で借りた本ばかりを読んでいて、もともと買って持っていた本を読んでいなかったなぁ、という感じ。
それはそれで子どもも「ずっと前からある本」と「新しい本」が分かっているってことなんだよな、すごいな・・・と思っていました。
普段、子ども自身や夫が絵本を棚に戻すことが多いのですが、向きが逆だったり、ごちゃごちゃとしていました。
雑だなぁ。
私が片付けしていなかったからな、と反省しながら、絵本の本棚を整理しました。
小さい本は手前で、大きい本は奥で、図書館の本は真ん中の段の右側にして、シリーズごとにまとめて置いて、皆表紙が見えるようにして・・・
すると、整理した棚を見た子どもが、また絵本を読んで遊ぶようになりました。
読み方が進化した
読みたくなる棚作りっていうのは、家庭でも大切なんだなぁ・・・と忙しさを言い訳にして片付けを雑にしていたことを反省しました。
さて、そうやって子どもにとって久しぶりの本を何冊か読んでいたら、楽しみ方が変わっていることに気づきました。
たとえば、こちら。
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1歳くらいの時にいただいたものだったのですが、当時はあまりハマらず、有名だし一応読んでみるけれども・・・って感じだった。
正直なところ、私が絵柄が好みじゃないって言うのもちょっとあった。
でも、最近になって、めくると一緒に「ばぁっ!」って言うようになったり、最後に本を閉じてから「いないいない・・・ばぁっ!」ってやるようになったりと、どんどん楽しみ方が変わってきたのを感じました。
絵柄も、なんだかクセになる、味わい深さに気づいた。
また、こちらも。
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これは、たしか6ヶ月くらいで買った気がする。
「だるまさんなんて知らないのに、楽しそうに笑う」「ファーストブックといえばこれ!」みたいな評判だったけれども、当時は全然刺さらずでした。
でも、最近になって、「どてっ」「ぷしゅー」「ぷっ」「びろーん」「にこっ」の全部に反応して、声に合わせて動くようになったりしたので、読むのが楽しくなってきた。
月齢もあるし、好みもあるんだろうな。
時間が経つと楽しみ方も変わってくるんだなぁ・・・と、子どもの変化や発達って本当に目まぐるしいということを実感しました。
久しぶりに、楽しい絵本を買った
そんな中、子どもが手足口病にかかり、疑惑と確定(&登園許可)で同じ週に2回も小児科に行った時期がありました。
その時に、待合室でグズグズしたんだけど、本棚にあったこの本を子どもが楽しそうに読んでいたので、思いきって買いました。
「思いきって」なのは、ちょっと普段よりもお値段が張っていたのと、「もう絵本は当面買わない!」と夫に宣言していたのに、また買っちゃうことになるから、ってところ。
でも、買ってよかったと思った。
絵柄もかわいいし、たくさんあって読みごたえがあるし、子どもと話をしたり、一緒に本の中の絵をつまんで食べる真似をして遊んだり・・・楽しみ方がたくさんある。
あと何年かしたら、ひらがなの勉強にもなりそうだし、長く楽しめる気がする。
本好きな子に育った
私は「知育」とかあまり興味がないけど、なんだかんだで自分が本好きだからということもあって、絵本はたくさん買って、たくさん読んできました。
そうやって1年半くらいやってきたら、気づいたら本が好きな子に育った気がする。
まだ、この先どうなるかなんて、わからないけど。
まだまだ、読んでもらって楽しむ年齢だけど、もう少し言葉が進んだら自分で読んで楽しめるようになるかな。
それまでは「あいっ(読んで)」と言って笑顔で渡してくる本を、全力で読み聞かせていこうと思います。
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