こんにちは、ドクダミ淑子です。
ある月曜日、夫が朝から夜まで家にいない日がありました。
「朝早くから出て、夜遅くに帰るから」。
いつも朝は朝ごはんを食べさせ、着替えなどの身支度をさせて・・・というのは夫がやっていたので、いつものんびり自分の朝食を食べてメイクをしている私は、ちょっと震えました。
久しぶりのワンオペだぞ・・・これはどうにかせねば。
・・・ということで、前日から子供の保育園リュックを作ったり、着替えを用意したり、連絡帳を途中まで書いたり(いつもこれを私が朝のんびりとやっていた)と、出来ることを準備して臨みました。
朝の時間のやりくり
そして、月曜の朝。
ちょうどその日は私が取引先へ直行だったので、朝ごはんは家では食べずに行こうと決めました。
子どもが朝ごはんを食べている間に、私は身支度をする作戦です。
子どもはいつも朝食に食べているヨーグルトをべちゃべちゃにぶちまけていましたが、ベビーチェアの下にバスタオルを敷いていたので問題なし。
汚れたバスタオルは水を張ったバケツにぶち込んでそのまま出かけます。
そんな感じで、なんだかんだで朝の送りはクリア。
私は子供を送った後に直行で取引先のある近くの駅まで行き、そこにあるコーヒーチェーン店でモーニングを食べました。
やっぱり私のリズムは完全ワンオペに対応していないので、ワンオペでやるなら子どもの朝ごはんタイムを自分の身支度に充てるしかないんだよな。
子どもよりも早く起きたいところだけど、うちの子は今は敏感な時期なのか、朝私がいないと起きちゃうんだわ・・・
さすがに、朝シャンとかはしませんし、子どもが朝ごはん食べている横でメイクしながらそれを全世界に生中継とかはしませんよ?*1
これで、普通に(直行じゃなくて)出勤の日だったら、ご飯を食べる時間をなんとか確保しなければいけないけど、多分簡単なものしか食べられないな、パンとコーヒーとか*2。
とりあえず糖分補給
そして仕事を終え、退勤。退勤後に駅のホームで、「今日は戦争だから、その前に・・・」とずっと気になっていたこちらを購入。
セブンティーンアイスです。
・・・それにしても、なんかプレミアムっぽいやつを選んだけど、セブンティーンも200円か。
気づいたら高くなったものだな、と思いながら、駅のホームの端っこの目立たない場所でアイスをかじって糖分補給をする36歳。
駅で食べるためにホームに自販機が置いてあるんだから、若者の特権かもしれないけれども、今日ばかりは許してもらいましょう。
夕方は手抜きで乗り切る
そんな感じで糖分を脳に入れてから、ちょっとドキドキしながら保育園のお迎えに行き、いつものように寄り道しながら家に帰りました。
そこから戦いの始まりです。
普段は子どものご飯が先で、夫婦のご飯は寝かしつけの後にしているんだけど、今日だけは私と子どもが一緒にご飯を食べる日にしました。
主菜は、生協で買ったアジの甘酢漬け。
ご飯とアジと、キャベツを刻み子どもの分をチンしながらミニトマトを切り、冷凍のごまかぼちゃをチンして、お味噌汁(インスタント)を用意して、ちょっと取り分けて水を加えて薄めつつ冷まして、冷ややっこも出すぞ・・・オラオラオラオラ!
夕飯出来たぜ!
一緒に食べるぜ!
・・・と2人で食べ始めたのですが、意外とちゃんと食べられるようになっているんだな、と思ってちょっと拍子抜けするくらいだった。
食べる順番は好きなものから食べきるスタイルなので、最終的にアジの甘酢漬けをのっけたご飯ばっかり食べていたけど。
スプーンが面倒くさくなるとすぐに手づかみしてたけど。
あれ?夫がいる日よりも楽?
よく考えたら、いつもほぼワンオペみたいなものなので、その後はいつものようにお風呂に入って、寝かしつけ。
いつも夫はタイミングが合えば寝室に入って来たりするんだけど、そういう「乱入」がないと、意外と子どもの方はすんなりルーティンを進めていくもので・・・
あれ?
いつもよりも、すんなり寝た?
そして私も、お風呂と夕飯は済ませているので、後はちょっとずつ進めていた洗濯の残りを干してから寝るだけ。
・・・夫がいる日よりも楽かもしれない。
糖分を無駄に摂取してしまったかもしれない。
いや、糖分を摂取して脳を回したから、上手くいったということにしておこう。
負担の原因は、後から作って食べる夕食なのだ
この一件を経て、「後から作って食べる夕食が負担になっている」ということがよくわかりました。
そりゃそうだよね。
作る・食べる・片付ける、を寝かしつけ後にやるのは、そしてそれが全部自分担当っていうのは、もうそれだけで面倒臭い。
夫は普段在宅だけど、いつ仕事が終わるかわからないし、夫のスケジュールと寝かしつけても起きちゃう子どもに気を遣いながら食事作ったりするのは、大変だったわ。
なぜ今まで気づかなかったんだろう?
なんだかんだで「ちょっと頑張れば出来ちゃう」くらいの負担だったからだな。
・・・ということに気づき、翌日から、平日ご飯のスタイルを変えました。
私と子どもが一緒に食べて、夫は終わったら1人で食べる。
私は夫がご飯を食べている間、お酒*3を飲んだり、お茶を飲んだりして、ちょっと会話をする。
そうするとメニューは自然と「冷めても美味しいもの」「冷凍でチンして食べるもの」「温め直すのが簡単なスープ系」が多くなる。
これもよく考えたら、作り立てを出してすぐ食べるっていうのが平日はしんどかったな。
もっと「手を抜く」はできる気がしてきた
私は別に頑張っているつもりはなく、というかむしろ他にもっともっとすごい人がいる中、手を抜いている方だと思っていたんだけど、「徹底的に手抜きをする」と決めた完全ワンオペの日を経験して、もっともっと手を抜けるところがあるな・・・ということに気づきました。
家事って、最初にやったやり方を「いつもこの方法でやっているから」と踏襲しがちで、なかなかフローを変えないものだと思うから最初が肝心、みたいなことを昔書いたことがあるけど、まさに私もその穴にハマっていたわ。
・・・という感じで、色々と気づいた1日でした。
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