ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

神なのか紙なのか、妻なのかツマなのか

こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

最近、営業の会話で気になっていることがあります。

 

それは「主婦」の発音。

 

※今回は関東人のイントネーションの話です。

 

 

神と一緒だと思うのだが

私は今まで、「主婦」の発音は、「神」と同じで、前にアクセントがあると思っていました。

「神」とか「妻」とか、そっちの発音。

 

でも最近、社内で聞こえてくる「主婦」の発音は、そっちじゃないんですよね。

「神」じゃなくて「紙」、「妻」じゃなくて「(刺身の)ツマ」。

「神さん」じゃなくて、奥さんの方の「カミさん」。

そっちの、後ろにアクセントがある言い方で「主婦さん」っていう人が多いのです。

 

・・・なんだろう、この変化は。

「主婦さん」は「カミさん」の発音で、「さん」をとって「主婦」になると「神」になる。

「主婦の方」はどうやって言っているのだろう?と耳を澄ませたところ、「神の方」と同じ発音。

 

ああ、マジで謎。

 

日本語が難しいのか、若者の発音が難しいのか、業界人でもないくせに、ザギンでシースーとか、オラついた輩系の方が「ユウスケさん」っていう時に「ユースケ・サン(タマリア)」と同じ発音になるのと同じような要領なのか・・・

 

 

「本社」も気になる

同じ要領で、「本社」の発音も気になります。

 

私の常識だと、「勇者」と同じ発音だと思っていましたが、今は「反射」と同じ発音をする人が多いのです。

「本社の稟議が必要とお聞きしましたが・・・」みたいな会話をしているときに、お客様が「???」となったのか、「本社です、ホ・ン・シャ」ってその発音をしているのを聞くと、「聞き返されるの、発音が変だからなんじゃない・・・?」と思ってしまう。

 

 

関西人とエセ関西人と

こういう風になっているのも、私は生まれも育ちも関東だけど、会社には関西出身者が増えてきているからかもしれません。

 

特に、関西の営業所の人が昇格と共に関西へ異動(逆もあり)というパターンが多くて、偉い人ほど関西弁だったりする。

そして、その影響を受けてなのか、関東人のマネージャーも、なぜか「マネージャーなら関西弁やろ」とばかりに関西弁でしゃべる人もいるのです。

 

私は関西人ではないのですが、明らかに「エセ関西弁」とわかるようなその発音に、「ああ、きっとコナンの服部平次と和葉ちゃんの会話を関西人が聞いてゾワゾワする気持ちはわかるわぁ・・・」って思う。

 

 

時代の流れで変わるのか

まぁ、イントネーションって時代の流れと共にどんどん変わっていくものです。

LINEだって着信音みたいな「LINE~♪」と、普段私たちが発音する「LINEしてね~」は違うし。

 

だから、「主婦」も「主婦(紙の方)」の発音が主流になっていくのかもしれない・・・少なくとも、私の働く会社では既にそっちの方が主流になっている。

 

 

ババアはただ見守るのみ

時代の流れなのだ。

そう思うと、もうこの会社の社員の平均年齢をゆうに超えてしまった私は、温かく見守るしかないのだなぁ・・・なんて思う。

少し前まで、「その発音だから、お客さんに伝わらないんじゃないの?」なんてつっこんでいたけれども、最近はそれも言わず、「頑張って伝えておくれ」と見守るようになった。

 

これから、「主婦」問題はどうなるのかわからないけれども、きっとこれからも同じように、「それ、違くない?」と思うことが出てくるだろう。

「違くない?」も日本語としておかしいけど、伝わるし、そんなもんなのだ。

 

 


「この調査結果は、レポーティングとしてお渡しします」

 

・・・うん、「レポート」でいいよね?

 

 

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