こんにちは、ドクダミ淑子です。
年が明け、育休の終わりに向けたカウントダウンの音が聞こえる今日この頃。
・・・なのですが、必死に耳を塞いで「あーあーあー!聞こえなーいっ!」と小学生のように聞こえないフリをしています。
どうせ、通知が来たら動き出さなきゃいけないんだしね、今くらいのんびりさせて!と思っています。
改めて考えると、大体このパターンだな。
「とりあえず、結果が出るまで先送り」「それまで焦っても仕方ないからのんびり待っていよう」って、いつも言っている気がする。
そう、私は、本来「そういう」性格なのだ。
面倒臭がりで、何でも後回しで、出来るだけぐだぐだ・ダラダラしていたくて、怠け者で・・・
仕事では、かなり無理していた
そう考えると、仕事をしている時って、かなり無理していたんだなと思う。
工程を細かく区切り、工程ごとの締切を設定し、できるだけそれを前倒しで進められるように頭を使って動く。
頑張っても、イレギュラーな問い合わせなんて山のように来るし、そのたびにスケジュールを組み直し、それでも締切は死守する。
・・・とやっていたら、可愛い後輩や上司が「ドクダミさん、ちょっと質問してもいいですか?」「ドクダミ、一瞬いいかな?」とやって来て、全然ちょっとでも一瞬でもない事態になる、それでも締切だけは死守・・・無理!ドカーン!残業決定!
何よ?あなた達、私のこと魔法使いだと思ってるの?
質問すればクルクルポンっと答えが出てくると思っているの?
たしかに出てくることはあるんだけどさ・・・
なーんて感じで、日々、格闘!奮闘!ってやっていたんですよね。
今はもう、そうやって頑張ることを放棄し、できるだけ頑張らない方向で生きている。
そして、気付いてしまったのだ。
本当の私は、こっちの性格なのだ、と。
何もない、穏やかな日々が幸せすぎて
今だって、胃腸炎になったり子どもがぐずったりしたりと、ちょっとしたドタバタはある。
けれども、仕事をしていた時に比べて、学生として勉強ばかりしていた時に比べて、とても穏やかな日々だ。
今、これを書いているのは15時なんだけど、今日のこれまでは、起きて、朝ごはんを食べたり食べさせて、Eテレを見て、朝の家事をして、公園に遊びに行き、昼ご飯を食べたり食べさせたりして、昼寝に付き合って、寝ている間に(夫在宅)ウォーキングをしつつコンビニコーヒーを買いに行き、コーヒーとおやつを楽しみながらPCに向かってこんなブログをダラダラと書いている。
ここから、子どもが昼寝から覚める前にYouTubeを見ながら腹筋とスクワットをして(まだ起きなかったらスプラトゥーンをして)、子どもが起きたらおやつ、夕飯の買い物、夕飯食べたりお風呂に入れたりして、寝かしつけをするのだ。
その合間に、積み木を延々と積み上げたりエンドレスで絵本を読んだり、子どもに乗られたり髪の毛を引っ張られたりする。
だいたいこんな感じで、1日が終わる。
そんな、ほぼ同じ毎日、何の変哲もない毎日が幸せ過ぎて、本当に終わるのが惜しい。
ドタバタするのが、ちょっと怖い
この穏やかな日々が永遠に続けばいいのに、と思っているのだけれども、なぜそこまで「ずっとこのままで」と思うかというと、ある時自分の母を思い出して、復帰後の自分が怖くなった、というのがあります。
物心ついてからの母親は、常に「私は忙しい」「私は大変だ」「私は頑張っている」と言っていました。
後に「大変だね」「頑張っているね」と言って欲しかった、と聞きましたが、小学生の私(ときょうだい)には、そんな「察してやって欲しいこと」なんてわかりませんから、「忙しいばかり言って、仕事するってつらいんだな」くらいにしか思っていませんでした。
そんな母は「子どもが3歳になるまでは手元で育てたい」派だった(し、私にもそれを薦めてくる)ので、きっと私が物心つくまでは、もっと穏やかな毎日を過ごしていたのかもしれないなぁ・・・と、ふと思ったのです。
それと同時に、復帰後の私は、物心ついた幼少期の私が見たような、「忙しい」を連呼して、色々なことにキィーっとなる母のようになってしまうんじゃないか、と怖くなったのです。
優しいお母さんでありたいと強く思ってしまう
子どもの頃の私にとって、母は怖いし口うるさい人でした。
その口うるささは、「ちゃんとした大人に育てるため」だということは、大人になってから実感するんだけれども、子ども時代はとにかく嫌で嫌で仕方がなかった。
だからでしょうか?
私は、「穏やかで優しいお母さんでいたい」っていう願望が、人より強い気がします。
そして、そうなれない自分に嫌気がさすことも、多い。
近い将来、この理想と現実のギャップに悩む日がやってくることは、ほぼ間違いないでしょう。
もしかしたら、悩み過ぎて、「仕事を続けるかどうか」みたいな選択をすることになるかもしれない。
だから・・・それまでは、思う存分のんびりしておこう。
(そして冒頭に戻る)
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