こんにちは、ドクダミ淑子です。
朝、いつものように洗濯物を干している時のこと。
我が家では、洗い終わった洗濯物をバスルームでハンガー等にかけ、全てをかけ終わったら全部をまとめてベランダに持っていく、という方法を取っています。
子どもはその間どうしているかというと、脱衣所にいます。
日によって、バンボに座ってもらったり、フリースタイルで遊んでもらったりしています。
さて、そんないつもの洗濯の時間に、「うわぁ・・・」と思わず声に出してしまう出来事がありました。
それは・・・洗濯物にこびりついた、白いアレ。
洗濯日和を揺るがす白いアレ
ドクダミ分析官はそれを見るなり即座に断言しました。
「ティッシュ・・・ですね」
しっかり者の読者の皆様は見たことがないかもしれませんが、ティッシュを洗濯機にかけると、紙が粉々になって、洋服にその粉々がまとわりつくのです。
ティッシュだ、どう見てもティッシュだ・・・
私は犯人探しのため、ポケットをあさります。
ポケットの奥底に白い塊があれば、完全にそいつがクロ、犯人です。
しかし、今回はそれが見当たらない。
しいて言うなら、私のパジャマの内側になぜか大量についているけれども、パジャマのポケットには例のアレ(溶けた紙の塊)はない。
きっと、子どもに使っているガーゼを洗濯機に入れる時(我が家では直接洗濯機へGOのスタイルを取っている)に、一緒に食事の時に使ったティッシュも入れてしまったのでしょう。
そして、そういうことをやりがちなのは・・・私です。
自分だから許せるのかもしれない
刑事ドラマだと「いやそれなくない?」な展開である「主人公が犯人」という話になりそうなので・・・「犯人探しをしても仕方がないよね」と気持ちを切り替えて(ごまかして)、白い紙屑のこびりついた洗濯物を干します。
乾くとさらにピタッとくっついてしまうことがあるから、濡れている今落としておくことが大事だと思う。
そういえば・・・実家時代、時々これをやってしまって、母親が烈火のごとく怒っていたなぁ。
私は「そんなちょっとしたミス、はたけばいいんだし、そんなに怒らなくてもいいのに」と思っていましたが・・・実際にはたきながらやると、ちょっと時間がかかるもんだな。
通常の1.2倍くらいの時間がかかっている気がする。
そして、バスルームの床が白い紙屑だらけになりました。
8割くらい干し終わったところで、その日に限ってフリースタイル、つまり野放しで脱衣所で遊んでいた子どもが、得意のズリバイで紙屑だらけの床にダイブ、そして移動!
おいおい、やめてくれよ!!
その子どもを抱えてリビングに戻り、干し終わったハンガーをベランダに持って行き、ふうと一息ついてリビングを見回すと・・・
部屋中、白い紙屑だらけになっていました。
はぁ・・・さっき掃除機をかけたんだけどな。
少々凹みながら、バスルーム~脱衣所~リビングと掃除機をかけて、やっと落ち着きました。
母、ごめん。
今になって私は、ティッシュを洗濯機に入れるという罪の重さを実感したよ。
今まで36年間、気づかなくてごめんなさい。
ただ、自分でやってしまった(可能性が高い)ことなので、「まぁ仕方がない」と思ったんだけど、これが夫だったら・・・?
私のこのモヤモヤというか、「チッ、仕事を増やしやがって・・・」という気持ちは、さらに大きくなっているかもしれない。
他人のミスは「責任を追及する!」「謝罪を要求する!」とか言っちゃうくせに、自分のミスは「まぁ仕方ないじゃないか」「寛大に対応してほしい」って思うものなんだなと思いました。
人って、とことん、自分に甘い。
自分に厳しくするより、他人にも甘くする方がいい
こんな話を書いていくと、「じゃあ、自分にも厳しくした方が良い」と普通だったら思うのでしょうが、私はこのへんの家事や生活面については、逆に「自分に甘く、他人にも甘く」で行きたい。
だって、どう頑張っても1年に1回くらいはティッシュを入れちゃうんですもの。
最近は1年に1回くらいウンコも漏らすし・・・
それを、「どうにかして1年に0回にしよう」と普段から気を張って生活するのと、「まぁ1年に1回くらいなら仕方ないか」でゆるく生きていくのだったら、私は後者を選びたい。
あくまでも「私にとっては」だけど、そっちの方がストレスが溜まらずに済むから。
仕事だと、こういう些細なミスも「どうやったら無くせるのか、具体的な行動に落とし込んで云々」とか言っているんだけど、仕事とプライベートは別ってことで・・・
人はやっぱり、自分に甘いし、自分の都合のよいように物事の捉え方を切り替えるのだ。
もしも夫と子供が1年に1回ティッシュをぶち込んだとしても、まぁそれも「仕方ない」で許すようにしよう。
そんな感じで、変な方向でこの件は一件落着したのでした。
こちらもどうぞ(ここでもティッシュ問題が書かれていたわ)