こんにちは、ドクダミ淑子です。
0歳児(ずりばい可、ハイハイ不可)を見ていて思ったことがあります。
「おしりのことを『プリプリ』って言い出した人、すごいな」
音は出ていないが、プリプリしている
よく考えてみてください。
ハサミの「チョキチョキ」や、紙を「クシャクシャ」したり「ビリビリ」したり、水が「ジャージャー」出たりするのは、それっぽい音が出ているのですよ。
だから、それっぽい音を文字に起こしているのです。
でも、お尻は「プリプリ」とは鳴っていませんよね?
胸だって「キュン」という音が出ているわけではなく、星も「キラキラ」と聞こえることもない。
でも、言葉とその様子が一致しているのです。
これって、すごくない?
なぜこんなことを、言い出したかというと、もちろん、子どもを見ていて思ったのです。
我が子はずりばい(ハイハイの前段階のほふく前進)をする前から、なぜかお尻を高く上げて脚を伸ばす・・・ヨガで言うダウンドッグ(下向きの犬のポーズ)、もしくは菜々緒ポーズみたいな姿勢を取っていたのです。
そして、そのポーズで安定できるはずもなく、左右によろよろしながら、おしりを振るのです。
その姿を見ると、ついついアフレコしています。
「プリプリ、プリプリ」
というか、パ行がすごい
他にも、「よく考えるとこの言葉、すごくない?」を考えてみたのですが、全体的に「パ」行ってすごくないですか?
「ポヨン」も、「プニプニ」も、「ピンッ」も、「パンパン」も、「ペタペタ」も、全部音が出ているわけではない・・・けれども、言われるとその言葉以外しっくりこないような気がしてしまう。
それは、私が日本人だからなのかもしれないけれども。
子育てでオノマトペに目覚める
最近特に、子どもに話しかけることが増えてきて、世界はオノマトペで溢れているなぁと思うようになりました。
ご飯を食べさせると、「ぱっくん、もぐもぐ、かみかみ、ごっくん」だし(いないないばぁ!の歌)、お風呂に入れば「ちゃぷちゃぷ、じゃーじゃー、ごしごし、ばしゃばしゃ」で、出たら「ふきふき、ぬりぬり、しゃかしゃか」だし・・・
さっきネットでちょっと調べたら「日本語は特にオノマトペが多い」って書いてあるサイトもあったけど、たしかにそうだなぁ・・・と思いました。
例えば雨とかでも、ザーザーなのかポツポツなのか、しとしとなのかで何通りもあるしな。
子育てで、今までとは違うものが見えてくる
子育てをしてみると、今までとは違うものが見えてくるなぁと思うことがあります。
いや、正確には「今まで目には入っているものの取るに足らないと見なして、ちゃんと見ていなかったものを、改めて見るようになった」かもしれない。
今回の話は、私自身が「そういえば」「よく考えてみると」と思い付いたことですが、これから子どもが話すようになってきて、「なんで?」と聞かれるようになったら、もっとハッとすることが増えるかもしれないな。
それは、とても楽しみだな。
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