こんにちは、ドクダミ淑子です。
私の夫は子煩悩。
もともとそういうタイプだったのか、子どもが生まれて頭のネジが吹っ飛んだのかはわかりませんが、毎日子どもをお風呂に入れることを生き甲斐にしています。
そしてお風呂の中で、よく歌を唄っています。
耳を澄ませてみると、『大きな古時計』が聴こえてきました。
「おじい~さんの~生まれた朝に~やって~きた時~計さ~」
やってきたんじゃなくて買ってきたんだよ
皆さんご存じでしょうか?
この歌詞、間違っているんですよ。
正しくは「買ってきた」なのです。
そうですよね、時計が「やってきた」って何やねん?ですよね。
「こんにちは、私は大きなのっぽの古時計です。この家に赤ちゃんが生まれたと聞きまして・・・」とノコノコやってくるわけがないのです。
買ってきたでもおかしくない?
しかしですね、「買ってきた」でもおかしいのです。
「おじいさんの生まれた朝に買ってきた」ですよ?
「赤ちゃんが生まれたぞ」「オギャアァァァ!」「やべぇ、時計買いに行かなきゃ!」ってなりますか?
しかも朝から。
ならないでしょ!?
もしかしたら注文しておいて予定日前後で受取にしてあって、たまたま受取日と誕生日がぴったり同じ日になったかもしれないけれども。
でもそれなら「おじいさんの生まれた朝に買ってきた」ってドヤるか?
適当に唄える人とそうでない人と
そんな謎の残る、大きな古時計の歌詞なのですが、私が書きたいのはそんな話ではなくて。
夫婦の違いがわかって面白いなという話なのです。
私は、歌詞が曖昧だと気持ち悪くなってしまうので、わからない時はわざわざネットで調べて、歌詞を見ながら歌っています。
件の『大きな古時計』も1回調べたし、先日は「お母~さんって、いいにおい~」って何の歌だろうと疑問に思って調べました。
結果「しゃぼんの泡の匂い」と「玉子焼きの匂い」であることが発覚し、これは我が家の事情に則した替え歌にしようと思いました。
対して夫は、適当に間違った歌詞で唄う派。
『大きな古時計』はこんな感じです。
大きなのっぽの古時計 おじいさんの時計
百年いつも動いていた おじいさんの時計
おじいさんの生まれた朝にやってきた時計さ
今はもう動かない おじいさんの時計
いやいや、「おじいさんの時計」って言い過ぎ!
でも、別に意味は同じだし、まあいいかと思って何もつっこんではいない。
楽しそうに唄う夫は、歌詞が間違っていても、どうでもよいのだろうし、つっこむのは野暮な気がする。
楽しければOKよね
そんな感じで、今日も記憶の中の曖昧な歌詞を正すために検索する私と、適当に唄い続ける夫の2人で、子どもに楽しい歌を届けています。
いいないいな 人間っていいな
おいしいご飯に ぽかぽかご飯
みんなでご飯を食べるんだろな
ご飯3回言ったし、お風呂と布団消えた!?
私は心の中でツッコミを入れながら、楽しそうな夫と子どもを見てニヤニヤしています。
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