ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

飲みたい欲に支配された人達は止められない

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こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

コロナの影響で、「酒類の提供禁止」が話題になっていますね。

 

 

店での提供を禁止されても持ち込みで飲みに行く人、路上で飲む人、県境を越えて飲みに行く人などなどの様子を見ていると、こう思うのです。

「飲みたいって欲は、もう何をどうしても止められないんじゃないか?」と。

 

 

やれる方法を考える人たち

だって、「時短営業、夜20時までの営業」って言ったら「じゃあ昼飲みすればいい」とか、「都内は休業」ってなったら「赤羽で飲めないなら川口に行けばいい」とか、「路上で飲めばいい」とか・・・

「いかにして飲むか?」という視点で考えているんですもの。

 

「出来ない理由を並べるより、やれる方法を考える」じゃないですか。

仕事でよく言われるポジティブ語録じゃないですか。

 

だから、どんな施策を出そうと、「じゃあ、○○すれば飲める」ってなるわけで。

仮に「酒類の販売禁止」ってなったら、「アルコール消毒液なら飲める(ダメです)」「メルカリなら買える」「個人輸入すれば(ダメです)」ってなる人もいるかもしれない。

そのくらい、「飲むためには、何をどうすればいいか?」と考える人がいるのです。

 

 

飲んで語ることが生活必需品の人たち

不要不急の外出とか言っても、「いやいや、飲みに行くことは私にとって必要至急です」みたいな人種もいるんですよね。

コロナ前は毎日のように飲み歩いていた人が、いきなり「禁止」ってなっても、なかなか家で一人で飲むのに耐えられなくて、色々な「飲める方法」を絞り出す。

もう、これは当然の流れなんじゃないかと思います。

 

私の会社でも、40代独身上司が「飲みに行って語り合うことで本音が聞けて真のコミュニケーションが取れて云々」ってタイプだったんですよね。

コロナ前は毎日のように誰かと飲みに行き、自宅には炊飯器もフライパンも何もない。

だって、必要なかったんだもの。

 

その上司の下では、2020年度も何度か飲み会が開催されていましたね。

「それぞれが1人で飲みに行ったら、たまたま同じ店で、たまたま同じ時間にバッタリ会ってしまったので一緒に飲んだってテイで!」という飲み会計画も数回聞きました。

私は妊婦を理由に参加しなかったけど、そこまでして「飲みたい」っていう上司を止めることの出来る部下ってなかなかいないよな・・・と思います。

 

 

習慣を変えるって難しい

テレビを見ていて、飲みに行ってインタビューを受けている人を見ると、その上司と同じような空気を感じます。

「コロナ禍だから控えた方がいいのは分かっているんだけど、だけどちょっとだけならいいかなって」「ストレス溜まるし息抜きだって必要」「送別会だったから仕方がない」

 

もちろん、感染拡大を防ぐためには、止めたほうがいいのは承知ですが、「飲めるようにするために何をするか」という視点で考えている人達を止めることは難しいのではないかと思います。

そういう人達は、感染するまで止まらないし、感染しても回復すればまた飲みに行くでしょう。

彼らが後悔するのは大事な家族にうつした時と、自分が死んだ時くらい・・・そんなもんです、きっと。

 

飲んで騒ぐのが好きな人って、飲むと気が大きくなってマスクしないで喋りそうだから、感染リスクがメチャクチャ高そうなんだけどな・・・

 

 

「分断」「避難」しかないのではないか

とはいえ、感染がこのまま拡大すると医療の逼迫は目に見えています。

ではどうするか?

「分断」するしかないと思うのです。

 

飲みに行く人は止められないなら、その人が飲みに行かない人との接触をしない環境を作る。

そういう意味ではテレワークが一番有効な気がする。

 

ある種の人間には「生きがい」「生活必需品」である、「飲みに行くこと」を止めようとするから、抜け道を考える。

それよりも、もっともっと飲みに行かない人を守る方法を考えたほうがいいと思うのです。

上手い策が出てこないけれども。

 

 

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