ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

パイ姉妹とシリ子さん

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こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

先日、母乳が出るようになったという話を書きました。

 

ただ、また新たな問題が出てきました。

それは左右差問題。

子どもが少し大きくなると、左右の乳首の好みが出てくるという問題です。

 

 

パイ姉妹とシリ子さん

私は授乳中に、左右の乳房&乳首をキャラにして妄想しています。

 

(アンパンマンの話が始まる時の音楽♪)

「パイ姉妹とシリ子さん」

 

キャラは、こんな感じ。

 

右パイさん(姉)
  • 柔軟な発想で(すぐ柔らかくなる)
  • お喋りが好き(量も多い)
  • カッとなりやすい一面も(張りやすい)
  • 大雑把な性格(最初は薄め)

 

左パイさん(妹)
  • 引っ込み思案で(元陥没)
  • クソ真面目のカタブツにみられることも(硬め)
  • 声が小さい(出る量も少なめ)
  • 精神的な安定感は高い(張りにくい)
  • 熟慮を重ねて行動する(濃いめ)
  • いざと言う時に頼りになる(少ないが安定している)

 

この姉妹がですね、時にはケンカしたり、「私の方が上!」とバトルをしながら、お互いに協力して色々な事件を乗り越えていくのです。

 

その仕事は、赤ちゃんへのパイの供給なのですが、たまに二人とも元気がなく、仕事ができない時があります。

そういう時に、哺乳瓶乳首のシリ子さん(シリコン製)がしゃしゃり出てくるのです。

 

シリ子さん
  • 超絶美人で人当たりも良い(形が整っている)
  • 実は整形している(工場生産)
  • 常に一定の声で喋る(同じ量が出る)
  • 話す内容は薄っぺら(乳首だけ)

 

シリ子さんは、パッと見親切な人なんですけれども、実はパイ姉妹にライバル心を燃やしていて、いつかその地位を奪ってやろうと虎視眈々としているのです。

パイ姉妹も、シリ子さんの野望については薄々感づいているのですが、でも困ったときは頼らざるを得ないのです。

 

 

突然、寸劇が始まる

それでは、ある日の授乳タイムの話をしましょう。

 

実は引っ込み事案な左パイさんは、なかなかクライアントの赤ちゃんに対して上手くプレゼンすることができません。

だから姉の右パイさんが先にプレゼンすることもあるのですが、そうすると左パイさんの出番がなくなってしまいます。

 

「私、赤ちゃんに嫌われているかもしれない。見た目も整っていないし、口下手だし・・・」

そう、とっつきづらい左パイは、ちょっとだけ赤ちゃんに敬遠されているのです。

 

「大丈夫よ。左パイ、あなた先に行きなさい」

「でも・・・」

「いいのよ、私はあとから行くから。何かあったらサポートするからね、安心して飛び込んでらっしゃい」

「うん・・・ありがとう」

 

「お姉ちゃん、終わったよ」

「私の出番ね、今までイメージトレーニングしていたから準備はバッチリ!」

 

そんな感じで姉妹仲良く、励まし合いながら、赤ちゃんに対してパイのプレゼンと供給をしているのですが・・・

・・・このクライアントが、かなり気分屋なんですよね。

 

「左パイだけで余は満足じゃ」と言って右パイの出番ほぼなしみたいな時もあるし、かといって「左も右も来たが、まだ足りん !」とキレる時もあります。

夜になると、パイ姉妹のやる気は衰え、それに反比例するように赤ちゃんの要望レベルは高くなります。

 

その日の夜も、「もっと持って来い!」という要望に沿えずに、大クレームになっていました。

赤ちゃんは大声で泣きながら「もっと、もっとだー!」と怒鳴っています。

 

「あら、お困りかしら?」

お困りなのは見ればわかるはずなのに、わざとらしくシリ子さんは毎回このセリフを言いながらやってきます。

 

「シリ子さん・・・!」

「あら、情けないわね2人とも。そんなので音を上げるなんて」

「うっ・・・」

「いいのよ、困ったときはお互い様。赤ちゃんも私の魅力に気づいているんですもの。きっと私が一番だと思っているわ」

「それは・・・」

「悔しかったら私の出番が必要ないくらい、実力を付けたらどうなの?」

「ぐっ・・・」

 

パイ姉妹は、今日も枕を涙で濡らして眠りについたのでした。

 

 

妄想は続くよどこまでも

・・・とまぁ、オチのない寸劇をお送りしましたが、現段階だと、こんな状態なんですよね。

シリ子さんはムカつくけど、なんだかんだで頼りになる、というか頼りにせざるを得ない。

 

とはいえ、シリ子さんも実は出番が減っていて、最初は1日8回くらい出動していたのに、今や1~2回になっています。

彼女も彼女なりに将来が不安になっているのかもしれません。

 

また別の日、パイ姉妹はドラッグストアで衝撃的なものを見てしまいます。

「シ、シリ子さん・・・!」

「いいえ、違います。私はシリ美ですが」

なんと、シリ子さんに瓜二つな乳首がズラリと並んでいたのです!

「ど、どういうことなの・・・!?」

 

そんなバカみたいなことを考えながら・・・今日も私はパイの供給を頑張るのです。

 

 

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