ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

人生を変えるのはアイテムかイベントか

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こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

熱心なはあちゅうさんファンの私は、育児の合間に、1ヶ月以上更新が止まっているYouTubeを見てみました。

我が家の65インチの大きめなテレビに映るはあちゅうさんは、20代の頃のピチピチはつらつとしたお顔からは随分変わっていました。

私も同い年ですから、自分のエイジングについても思いを馳せたものです。

そんなことを考えながら、1分ぐらい彼女の話を聞くと、コスパ重視のドケチな私が出てきたので2倍速にしました。

え?「本当にファンか?」ですって?

忘れないで触れ続けるというのも、ファンの大事な仕事だと思いますよ。

ただ、私はすぐに関心が薄れてしまうので、ファン失格かもしれないけど。

 

あと、あまりお金を払っていないからなぁ・・・ 

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人生を変える方法にモヤモヤする

さて、その回の話は「人生を瞬時に変える方法」という話でした。

はあちゅうさんがおっしゃる人生を瞬時に変える方法というのは、「高い道具を、自分のお金で買う」というものでした。

誰かに買ってもらうのではなく、自分のお金で高いものを買うと「元を取ろう」と思って動き・・・そして人生が変わるとのこと。

実際にはあちゅうさんは二十数万円のカメラを買って人生が変わったと言っていました。

 

2倍速にしたので5分少々の動画を見て、私はやっぱりモヤモヤしました。

果たして人生を変えるのは、お金を払って物を買った時なのだろうか?と。

 

確かにこの世の中では、何をするにもお金が必要です。

何か趣味を始めることだって道具が必要だし、学ぶことだってテキストが必要。

となると、人生を変えるのに必要なのは「アイテム」であり、ひいてはそのアイテムを購入できる「お金」なのだろうか?

お金がなければ、人生を変えることができないのだろうか?

 

私はやっぱりこの問いに対してはNOと答えたい。

 

 

「アイテム」よりも「イベント」

例えば、私は趣味でスノーボードをやってるのですが、最初のスノーボードは知人のお下がりの初心者用のボロボロの物でした。

今はそこから買い換えていますが、別にそんなに高いボードに乗っているわけではありません。

でも、スノーボードは大好き。

大袈裟だけども、私が冬はスノボに行く人生に変わったのは、決して高いお金を払ってスノーボードを買ったからではないのです。

全然滑れない状態から、練習に練習を重ねてターンができるようになったこと、急斜面をなんとか 滑って降りることができるようになったことなど、「スノボが楽しい!」と 心から思える瞬間があったというのが大きかったと思います。

 

 

「モノ」「カネ」よりも「ヒト」「コト」

はあちゅうさんは、アイテムで人生が変わると言っていたけれども、私は体験や思い出、つまり「イベント」で人生が変わるのではないか?と思うのです。

 

人生が変る瞬間――それに必要なのが ヒトの存在だと思います。

少なくとも、私の人生では、そう。

さっきのスノーボードの話で言うと、私にターンの仕方を教えてくれた人、お下がりのボードをくれた人、そして最初に「スノボに行こうよ」と誘ってくれた人・・・色々な人と関わり合うことで、私はスノボ好き人生を歩むようになったのです。

 

スノーボード以外でも、高校や大学に入学して出会った人、社会人になって出会った同僚や先輩、そしてお客様、ブログを始めて交流するようになった人・・・色々な人と色々な関わりあいをしながら私の考え方や興味関心が変わっていき、行動が変わっていったのです。

間接的に「お金」「道具」というものは必要だと思いますが、カネやモノ自体が人生を変えるのではなく、私はヒトやコト(イベント・出来事・体験)が人生を変えるのではないかと思います。

 

 

形から入る界隈

そもそも、「高いものを買って元を取るために使おう」という考え方が、ある「界隈」っぽいなって思います。

その界隈は、「ブログを始めるために会社を辞めてMacBookを買う」という人達なんですよね。

MacBookを買えば、スタバでドやりながらブログを書く気になるという謎理論を主張するのです。

私からすれば、MacBookだろうとスマホだろうと中古のパソコンだろうと、キーボードがちゃんと動けばブログなんて書けるし、むしろブログだけ書くんだったらハイスペックなパソコンなど必要がないと思っています。

せっかく高いものを買ったとしても、文章を書くのが苦手だとあっという間にネットサーフィン用になってしまいます。

そういう界隈を見ていても、やっぱり人生を変えるのはモノじゃないんだろうなと思うのです。

 

 

人生は急に変えるものなのか?

そもそもの話ですけれども、「人生を瞬時に変える」って何でしょうかね?

確かに、どこかのタイミングで、昨日までと全く違う今日がやってくることはあるのかもしれません。

 

M-1で優勝したり、仕事で何かに抜擢されたり。

でも、それだって昨日まで積み重ねてきたことが形になって、今日表れてきたものじゃないですか。

それをまるで「ぶっとびカードを買って使って即ゴールを狙う」ような話をしている時点で、人生をどういう風に考えているんだろう?積み重ねとか考えていないのかな?と思ってしまいます。

 

まあ、例の界隈の人たちは「積み重ね」なんてないと思っているから、簡単に会社を辞めろ!ゼロからスタートだ!みたいなことを言っちゃうんですけどね。

 

 

人生の歩き方を見つめ直すいい機会でした

最初の話に戻りますが、私は人生を変えるのは、「ヒト」「コト」だと思うし、そもそも人生を瞬時に変える必要なんて全くなく、積み重ねが少しずつ人生を変えていくものだと思っているようです。

今回、こうやって考えてみて、ちょっとクリアになった。

動画を見てモヤモヤして考える・・・やっぱり私の脳みそを動かしてくれるはあちゅうさんのことは、好きだし気になりますね。

 

 

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