こんにちは、ドクダミ淑子です。
出産して、乳児の世話をする、今日この頃。
そんな中、子育てが始まるまでは「ゲップ」の存在をここまで重視することがなかったなぁ・・・と改めて思うのです。
ゲップと言えばの人がいる
私の夫の父(つまり舅)が、するんですよね、ゲップを。
口を閉じずに、食事が終わったら、ゲボォ~と。
初めて挨拶に行った日の夕食でも、両家顔合わせでも、帰省した時の食事でも、とにかくいつでもどこでも、ゲボォ~と。
私はそれが大嫌いで。
今まで生きてきて周りでここまで豪快かつ盛大なゲップをする人がいなかったんですよね。
だから驚くとともに、やっぱりその音が不快だし、マナー違反じゃないの?と思う。
夫もそういう父の姿を見てきたからか、時々します、ゲフゥ~と。
そんな音を聞いてきた私は、ゲップは不快で忌み嫌うものだと思っていました。
つい最近までは。
ゲップの重要性に気付く
赤ちゃんは、大人と呼吸の仕組みが違うこともあり(ミルクを飲みながら呼吸ができる)、ミルクと共に空気を胃に入れてしまいがちです。
なので、授乳が終わったら、ゲップをさせてあげることが大切です。
初めは、首が座っていない子どもを縦(またはうつぶせ気味)にして、ゲップを出させることはちょっと怖くもありました。
でも、ゲップが出ないで空気が胃にたまりすぎてしまうと逆流して吐いてしまうことも多くなるので、ちゃんと出してあげなければいけないのです。
また、ゲップが出ていないから大泣きしてしまっていた事件などもあり、ゲップを出させることの大切さを思い知りました。
ということで、ゲップを出させるぜぇ~、ゲップが出やすいベストな姿勢・タイミングはどれだろう?と試行錯誤して、なんとかゲップは出せるようになったのです。
しかし・・・
ゲップを拒否しはじめる
新生児期の「されるがまま」なお人形時代はあっという間に過ぎ、首に少しずつ筋力がつき始めてきたら、ゲップをさせようとする私に抵抗するようになってきたんですよね。
あれ?
ゲップ、出ない・・・
子どもの顔を見ると、真っ赤にし、おでこに皺を寄せながら顔を上に向けて、耐えています。
その顔には「ゲップなんてするもんか!」という強い意志が表れています。
おいおいおいおい!
ゲップはなぁ、大事なんだよ!
せっかく飲んだミルクが逆流する原因No.1は、ゲップが出ていないからなんだよ(私調べ)!
消化・吸収されずに出てしまうことは、あなたのためにもならないでしょ?
だから、ゲップーーー!してくれーーーー!!
もう1つの出口があった
そんな時、夫がネットで調べて、こんなことを言ってきました。
「ゲップが出ないと、オナラになって出てくるんだって」
ま、マジすか・・・
私は衝撃を受けました。
なぜかって?
ミルクは消化吸収されてウンチという形に変わっていくのに、「空気」という塊は、そのまとまりを維持したまま胃→小腸→大腸と通っていき、オナラという形になって身体の外に出てくるって・・・なんかすごくないですか?
ただし、オナラになって外に出すのは、子どもにとってちょっと負担がありそうです。
まだ腹筋が付いていないので、腹圧のかけ方が下手くそなんですね。
だからオナラが溜まっていると、うんうんと唸り始めますので、マッサージをしてあげています。
なかなか出にくくなっているけど、ゲップとして出してあげたほうがいいんだろうなぁ・・・オナラの産みの苦しみを味わっている子どもを見ると、思います。
ゲップ、それは聖なるため息
「聖なるため息」なんて適当なタイトルをつけてしまいましたが、ゲップって結構奥が深いものなんだなぁと、子どもを見ているとしみじみします。
だからといって、舅のゲップを微笑ましく見えるほど、私は人間として出来ているわけじゃないんだけどね。
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